在宅か?施設か? | 幸せ介護はハピネス♪ 出会い~幸せ~絆 そして信頼関係へ…

在宅か?施設か?

こんばんはヾ(@°▽°@)ノ渕辺ですニコニコ




本日は、新規の面接に行ってきました。


明日からのケアですが、本日退院したばかりのご利用者様です。



別居の息子さんが同席する中の初回面接と契約。


ご本人様は、脳内出血で高次能機能障害があり、理解力が低下しています。


ケアの内容は調理と買い物。(生活援助)



ご家族がいらっしゃらない中で、初めての調理と買い物です。



固定のヘルパーとしましたが、

相性は大丈夫であると確信しましたひらめき電球



ケアの内容の打ち合わせはできましたので、これから手順書を作ります。





本日は「在宅か?施設か?」のお話しをします。




ブログで掲載した事のある(平成23年11月17日号←クリック 

S様です。



一月末、ヘルパー訪問時入浴中に意識消失し、


それから病院で精密検査を行いました。



まだ、結果が全て出ていないのですが、来週くらいにはわかります。





ご体調が優れず、2月からはご家族と力を合わせ、一日2回の訪問です。


一時期はお元気になられたご様子もあったのですが、


2週間前からまた状態が悪化しています。



病院に入院するほどでもなく、認知の症状が進んだ感じです。


この状況は、すごく中途半端で対応が難しくなります。



娘さんとしては特養や老人保健施設への入所を検討中。



しかし、どこにでも直ぐ入れるわけでもありません。




ヘルパーの回数を増やしても


一時間の訪問が「身体1生活1」⇒「身体2」、


30分の訪問が「身体1」⇒「身体2」に変更になるなど


訪問すると時間では帰れない状況になっています。






訪問するヘルパーも・・・


転倒しているのではないか?


具合が悪くなっているのではないか?


訪問時は、かなりドキドキの状況です。




先週の状況では、在宅での生活に限界を感じました




当然に、担当ケアマネージャーへの報告・連絡・相談をし、


ショートステイのご利用はどうなのか?を相談。




担当のケアマネージャーさんは


何とかショートステイ先を確保して、ご家族へ提案したそうですが?



ご家族とヘルパーの訪問を増やしてもう少し頑張りたいとおっしゃったそうです。



その後、土曜日の夕方からのヘルパーの報告。


そして、今朝のケアの報告を含み、ご家族へ事業所から電話をしました。



ご高齢であることや、ご自分で歩かれる事。


体調が悪い状況下の中、事故や急変の可能性が高いこと。



そこに加えて介護者である娘さんの体調が悪い事を考えると・・・



少しでもショートを使う方がよいのではないか!?


ご提案させていただきました。




すると・・・


娘さん

明日、ケアマネジャーさんに電話してみます」とのこと。



事業所としてはケアが減ることになりますが、S様、介護者である娘さんの


状態を踏まえると、この方法が一番いいと思います




訪問しているヘルパーには、ここ最近のS様の状態や介護者様の状況。


考えられるアクシデントや緊急時の対応について書面で申し送りしました。



S様のケアのシフトは、来週の日曜日まで予定を組んでいますが、


ショートの予定も可能性としてあるので


以後のシフトについてはケアマネさんからの連絡待ちです。




本当の心根としては、S様の状態が安定して


大好きなお家での生活が続けられる事を切に希望しています。





介護保険は、自己決定が原則です





御本人様にも介護者様にもその権限があり、


事業所としてもできる限りのことを行う義務があります。



一つの出来事をその人が受け止めて納得するまでには時間を要します。




言われるがままにサービスを利用するのか?


説明を受け、自分でも納得してサービスを受けるのかでは違います。



ここについては経験が必要になりますが、


このような事例を通して(申し送り)、


当事業所のヘルパーにも伝わってくれることを信じています





<将来的にケアマネージャーを目指している介護職の方へ>


今の業務を、どのように過ごすかでケアマネ業務が変わってきます


時間と仕事を一つずつ積み重ねて自分の将来に役立ててください。


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