自立に向けた援助 | 幸せ介護はハピネス♪ 出会い~幸せ~絆 そして信頼関係へ…

自立に向けた援助

おはようございますヾ(@°▽°@)ノ渕辺ですぴぐれっと


週末は夕方から雨が降り出し・・・


私の洗濯物が!?出しっぱなしで雨で濡れてしまいました。⇒アライナオシです






先週の土曜日に、移動支援のケアがあり9:20~13:20の訪問。




男性のご利用者様なので通常は男性ヘルパー対応ですが


誰も行けないので私が訪問しました。(;一_一)





排泄等は、自立ですので特に問題はありません。





一緒にご自宅から電車に乗って出かけ「失語症の会」に参加します。





会に参加している年代は、50代~70代の方々です。


麻痺のある方もいらっしゃいましたがほとんどの方がADLは自立。




3人のボランティアさん以外は、皆さんが言葉の障がいを持っています。


会話を聞いていても失語症とはわからない位でした。




近くに座っている会員の方に参加されている方のことを聞きました。





私が話しかけた方も、初めはボランティアの方と思っていたら・・・


クモ膜下出血の後遺症で失語症との事・・・


この会に来ることが楽しみなの・・・ここにくるとホッとするのよ。




静かに後ろの席で、2時間同じ場所で過ごしました。





この会は、失語症の後遺症を抱えた方が自発的に会を開催


交流を図り、自発的に自分達の力で運営をしています。





周りに頼るのではなく、声を出して話す事を積極的に行い



リハビリをしているのです




参加されている方がおっしゃっていました。




私達は見えない障がいを抱えています。

  普段は会話をする機会が少ない人もこの会に参加して

  話しをすることで今後の自分を作り上げてほしいんです





ちょっと感動しましたΣ(=°ω°=;ノ)ノ スバラシイ





とても充実した時間を過ごす事が出来てよかったです。合格






本日は「自立に向けた援助」についてお話をします。



ハピネスでは、介護保険と障がい(自立支援)の訪問介護があります。


介護保険も自立に向けた援助を目標としています。





しかし、現状は!?






どうしてもご利用者様に必要以上の手をかけすぎてしまう傾向があり


自立に向けた援助が出来ているのか?疑問に思える時があります。






それは・・・対象者が高齢の方が多いからでしょうか?






特に訪問介護の中では、ご自宅での介護が中心ですので


自立に向けた援助が難しいように思えます。






ご利用者様・ご家族様にもなかなか理解が難しく・・・


説明するやり方で、誤解を生じることもあります。


サービス開始時には説明もします。





毎回、私だけが訪問するわけではないので


引継ぎの段階で再度お話しをするようにしています。




訪問するヘルパーも時間との戦いですから・・・


焦ってしまう事もあるのでしょう・・・。




また、私に直接言えなくても訪問しているヘルパーなら・・・


と思ってしまわれる方もいるのかもしれません。





その事を当たり前のように行なってしまうと


ケアのバランスが崩れてしまい取り返しがつかなくなります。




会社としても訪問するヘルパーに対しての


教育でも一番気を使う部分です




無理をおっしゃるご利用者様、ご家族様がいけないのではなく


そこに携わる介護の仕事に入るヘルパーが


どのような対応をするのか!?で道が二つに分かれます。




会社では事前にその部分について、指導していますが


その場に居合わせたヘルパーは判断に迷う事があるはずです。





そんな時には、会社に電話して相談する事を徹底しています。


会社とスタッフの風通しをよくすることで問題解決に繋がるのです。






それでも完璧ではありませんが


経験を重ねる事でヘルパーは成長していきます。





ケアではできる事は可能な限り、ご利用者様に行なってもらいます。



それは生活援助でも身体介護も同じです。




例えば・・・身体介護

寝たきりの方では体を横にする時にお声がけをしながら・・・


ベッドの柵を掴まっていただくようにすることだとか


ズボンに足を通す時に足を少しでも持ち上げていただく事等


ご本人様のできる事をおこなってもらうきっかけとなり


自立に向けた援助となるわけです。



私はその時に必ず・・・声をかけます。


○○さんが手伝って下さるので助かります。

  ありがとうございます(‐^▽^‐)」


そうするとご利用者様は、笑顔で答えてくださるのです。



残存機能を生かす介護は重要な事です。



介助する側のペースで行った方がより安全ですし


時間も短縮できますが・・・




介助者が全てを行う事で、ご利用者様のできる事ができなくなるのです。




その為にご利用者様のアセスメントの把握が大切になります。






デイホーム ハピネス」も、その壁にぶつかりつつあります。



デイサービスで同じく業務に入る前には各個人ファイルの確認をする事


アセスメントでご利用者様のご様子を把握する事を義務としています。




移動移乗の際に見ていると・・・


歩行時の介助が両手での手引き歩行です。




玄関からリビング(デイルーム)まで手すりはありません。


ご自宅ではトイレまで一人で行けるご利用者様です。




ズボンの上げ下ろしも一部介助ですが・・・


ご自宅では一人でトイレに行ける方です。




サービス開始時に一杯、口の中に入れてしまうので


隣に座り食事介助していました。



今はむせこみはないのですが・・・・


同じやり方で介助していました



お食事は、ご自宅で一人で召し上がっています。




このご利用者様が先日、便意をもよおし頻回にトイレに行きました。




その都度立ち上がりからトイレ誘導まで介助していました。


このご利用者様は精神疾患があり、やや依存的な所があります。



一時期は精神的に不安な部分がありましたが・・・



表情を見ていると精神的な不安より


スタッフに甘えての行動に見えたのです。



頼りにしてくださるのは、スタッフとしても嬉しい事ですが、


全て介助する事が、その方の為にとってよいことなのでしょうかはてなマーク





スタッフにその疑問を投げかけてみました。


すると、一人のスタッフが


お一人で歩く事はできると思います。」


次回から手引き歩行をやめて声がけと見守りとしました。


            ↓


特に問題なく、一人で立ち上がり歩行もできトイレ内での介助なく、


ご本人も抵抗なく出来ていました。




デイサービス稼働中、お一人のご利用者様に


スタッフがかかりっきりになりますと


他の利用者様への目配りや気配りができなくなり、



利用者様もその方のことをずっと見てしまう事になるのです




ケア中は、他のご利用者様とのバランスも考慮しながら


業務を遂行するように気をつけなければなりません。


※一人のご利用者様にかかりっきりでいると手のかかるご利用者様と

他のご利用者様とのトラブルに繋がる恐れがあります。







スタッフの見守りの立ち位置が重要なポイント。



ご利用者様の足元が見える場所

転倒しそうになった時に体を支えられる位置



できる事を、ご自分で出来るようにする方が手がかかります。



それでも自立に向けた介助は大切な事なのです。




昨日・・・

一人のスタッフから素朴な疑問が一つ。



なぜ、みんなご利用者様のほとんどに手引き歩行をするのですか?



理由は!?

誰かがそうやって介助したから右に習えで介助してるんじゃない?


      これが私の答えでした。



質問したスタッフから、ケアのベテランのスタッフに


どうしてそのような介助をするのか?理由を聞くようにアドバイスしました。




訪問介護のケアにも、一つひとつ「理由」があり意味があります。


デイサービスでの介助方法にも、「理由」があるはずです。






自立を促す介助は、スタッフが手を抜くための介助ではありません



残存機能を生かすケア⇒ご本人様が何ができて何が出来ないのか?


出来るようにするための工夫が必要です。





ご利用者様の状態も変化していきます。


その状態の変化に合わせたケアを考えていく必要があるのです。





その為には・・・

ご利用者様の状態をしっかり自分の目で確認目



判断に迷うようであれば他スタッフへの相談をする事



デイサービスでのスタッフの申し送りを行う事





11月の目標である「チームワーク作り」を


徹底して行えるよう力を合わせていくようになります。



ご利用者様一人ひとりに合わせた


ケアが提供できるように頑張ってほしいと願いますDASH!DASH!



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