シネちゃんにSBSのドラマ検討中と言うことでしたが、チョット気になる記事が、数本出ていましたので、ご紹介したいと思います


ドラマは、お金がすべてではない

2016.03.09


 
 
 PPLなど製作支援は難しいと判断編成不発
ジャンルドラマの視聴率・広告収入低迷懸念


お金を追って、屋根を見つめ形になった。
ケーブルチャンネルtvNドラマ「シグナル」とKBS 2TV水木ドラマ「太陽の末裔」が、高空行進を繰り広げるほど、SBSのため息が大きくなっている。
二つのドラマが、地上波放送局とケーブルチャンネルを代表し、シンドロームを起こしているが、あいにくSBSと編成を議論して、放送日まで確定された状態で、「最初からなかったことになったためである
一度ではなく、二度も「大当たり」を目の前で逃したSBSの「切ない」事情は何だろうか。



「PPLなど制作支援難しくNO!」
事実「太陽の末裔」が、これほどまでに、人気を得ることは誰も予想できなかった。
2014年SBSは「相続人」の成功の後、キム・ウンスク作家の新作「太陽の末裔」を、2015年6月の放送を目標に準備した。
しかし、製作と関連し、いくつかの意見を交わし、最終的に意見を狭めることができず、編成は不発になってしまった。

ある関係者によると、SBSは「スター作家」に選ばれるキム・ウンスク作家の新作といっても、災害や戦争を主な材料としたドラマという点で、半信半疑だった

現在ソン・ジュンギが演じている男性主人公が、軍人の役という点もSBSの決断を阻んだ。
多くの場面で、軍服を着て登場しなければならないという点は、様々な衣装を協賛受けることができる「長所」を半減させることしかないからである

また、軍人や医師などの劇中の人物たちが、海外に派兵されたり派遣される設定上の空間の背景も、限定的という判断も作用した。
自動車などのPPL(間接広告)をはじめとする企業の制作支援を円滑に受けられない可能性が大きいと予想したものである。

このような設定と背景に基づいて、海外ロケが全体の分量の70%以上を占めており、製作費が莫大に投入されるという点も、SBSがその歩みを躊躇させた障害にもなった。


 

「お金がすべてではない」
「シグナル」も同じ理由であった。
ジャンルドラマが話題性は高いが、それに比べて視聴率が低い以前の事例を参照するしかなかった。
視聴率が、広告販売にまで接続されている状況に、低調な視聴率は、放送会社に大きい収益を抱かせるには、その力を発揮できない.
また、1980年代と現在の視点を行き来する物語の設定上、PPLや制作支援も難しいと予想したことが分かった。


SBSはこれまでキム・ウンスク作家と「シグナル」の台本を執筆しているキム・ウニ作家のドラマを、それぞれ9編、3編を放送して「かなり良い楽しさ」を見たが、今回の新作には、最終的には手を引くしかなかった。

このような「編成無産」は、放送街では、頻繁に起こることである。
放送局の立場でも、収益を計算しないまま無条件に編成を取るだけでは済まない。
興行されれば、広告収入はもちろん、そこから派生される付加収益まで考慮し計算機を叩くしかない。

しかし、ひたすら商業だけからしてみると「どん詰まり」と呼ばれる質の低いドラマを作ることになり、危険に陥る恐れもあるとの放送関係者たちは言う。
商業的に失敗しても、様々な物語を通して、競争力を高めなければならないという指摘は、それで出てくる。
さらに、中国などの海外市場が広がっている状況では、このような多様性は、必須の要因になると関係者は口を揃える。

http://entertain.naver.com/read?oid=382&aid=0000456947






「どん詰まり」よりもwell made!!「シグナル」と「太陽の末裔」の成功の意味

2016.03.09

驚くべき記録を作っているドラマがある。
地上波はどん詰まりドラマがなければ、基本的に視聴率が保障されることができない盲信に陥っていた。
しかし、良い作品には、自然の視聴率も付いてくるという事実を<太陽の末裔>はよく示している。
うまく作れば、どん詰まりでなくても、十分に成功することができていることを証明したという点は重要である。

よく作られた作品は、どん詰まりでなくても、視聴率を確保してくれる

<シグナル>この場合、SBSに編成されて放送されている場合、現在のようなウェルメイドドラマが出てくることができたのだろうか?
おそらく不可能だっただろう。
事前規制と上層部の関与に、ドラマが元々の企画とは違う向に流れる場合が多かったからである。

視聴率は、放送局にとっては、信仰と同じである。
その視聴率が、まさに放送局が維持される土台になるという点で、絶対的になるしかないからである。
視聴率至上主義という言葉が、一見誤った価値に近づくかもしれない放送局にとっては、当然のことであり、明確な目標に向かって進むことも彼らの仕事である。

問題は、過度の貪欲である。
放送局がどん詰まりドラマの非難を受けて制裁までされる現実の中でも、どん詰まりを捨てない理由は、基本的に20%以上の視聴率が、保証されるからである。
どれだけどん詰まりまで、駆け上がるかによって、視聴率の数値も変わるという点で、彼らは過剰な欲を出すのも当然とすることもできるだろう。



 
▲tvN <応答せよ1988>


現在も、多くのどん詰まりドラマが、様々な時間帯を掌握している。
地上波全体が、どん詰まりを前面に出した状態で、「地上波=どん詰まり」という雰囲気は、簡単におさまらないものと見られる。
どん詰まりも今進化を図る。
その進化の方向が正であればいいのですが、より極端な方法で変化邯鄲点で驚愕を招くほどだ。

放送局のドラマ責任者は、視聴者が<シグナル>のような作品を見ていないと強弁する。
視聴率の面で見ると、30%を超えるどん詰まりドラマがあふれる状況で、彼らの論理は間違っていなかった。
しかし、興味深いことに、tvNは、地上波のどん詰まり戦略とは全く違う方向に勝負を置いた。
どん詰まりを排斥して、完成度の高いドラマを前面に配置した、彼らはブランドイメージを極大化させた。

tvNも、どん詰まりをしようとしていないわけではない。
朝ドラマを編成して放送をしたこともあるが、ケーブルでまで、どん詰まりを見たがるこれらは、それほど多くなかった。
そして、10周年となった2016年tvNは月火とグムト(토=金土の夜放送)ドラマのすべてをかけた。
最高の製作陣と作家を全面に配置して編成した彼らは、シンドロームを作っている。

<応答せよ1988>は、地上波ドラマでは見られなかったドラマだ。
このドラマはtvNの専売特許とすることができる要素がすべて含まれている。
ケーブル史上最高の視聴率を記録した<応答せよ1988>は、ある程度予想された成功だった。
しかし、意外は、まさにジャンルドラマ<シグナル>だった。

国内ではまだ定着していなかったジャンルのドラマは、地上波でも気にジャンルだ。
どん詰まり劇が主流となった現実の中で、様々なジャンルは、禁則語に迫ってくる。
人見知りをする視聴者が多い状況では、ジャンルドラマは挑戦になるしかないからである。


 
▲SBS <ヨンパリ>、<リメンバー - 息子の戦争>ポスター


今多くの人が知っているように<シグナル>と<太陽の末裔>は、すべてSBS編成が議論してたドラマだった。
キム・ウニとキム・ウンスク作家の両方が、SBSと多くの作品をしてきた点で、自然だった。
しかし、昨年末<ヨンパリ>を介して、どん詰まりの新しい典型を作り上げたSBSは、冒険をしたくなかったようだ。

SBSは、ジャンルドラマと戦争と災難が主となる二つの作品に、消極的だった。
PPLで大金を稼ぐことができないというのが、彼らの判断であった。
そう、彼らは<リメンバー - 息子の戦争>を送り出したし、視聴率で大成功を収めたが、SBSという放送局の画像は、急激に悪化している。
<ヨンパルイ>と<リメンバー - 息子の戦争>につながったSBSの新しいどん詰まりシステムは、視聴率の成功と反比例して「ドラマ王国」のイメージを急激に墜落した。

現在詰めのに向かっている<六龍が飛ぶ>が終了すると、SBSが市場を支配するに値するドラマは見られない。
そのような点で、SBSの2016年は、意外に苦戦することもあるようだ。
遅れたKBSが「太陽の子孫」をはじめとして、毒気を抱いた編成をしているからだ。

SBSが昨年立てた鮮やかなテーマを、今度はtvNがとっている。
最高の作家と俳優たちが布陣したtvNのドラマは、文字通り見たいと思って見るしかないラインナップで構築されている。
ケーブルの限界は、すでに成功したドラマのために崩壊した。

 
 tvNグムトドラマ<シグナル>、KBS 2TV水木ドラマ「太陽の末裔>ポスター

有名俳優たちが、敬遠したケーブルドラマ出演は、tvNでは例外だ。
巨大な資金を前面に出した積極的な戦略は、有名な俳優が、tvNドラマを探す理由となっている。
地上波を凌駕する完成度の優れた作品性まで確保したtvNは、現在多くのスター監督と作家、そして俳優たちまで選択したいプラットフォームとなった。

tvNのこのようなブランド戦略は成功するしかない。
<応答せよ1988>と<シグナル>につながる成功が示すように、今視聴者は、よく作ったドラマに熱狂する。
そのような熱狂は、最終的にブランドへの関心につながる作る。
広告単価だけでも、すでにtvNの有名プログラムが、地上波を圧倒している状況である。

2016年tvNのドラマラインナップが、来年までつながる場合、tvNのブランド価値は想像できないほど高くなるしかない。
さらに「どん詰まり盲信主義」から抜け出せない地上波と明確に異なる「ウェルメイド戦略」は、大成功につながるものである。
すでに、どん詰まりの抵抗感が高まった状況で作られたドラマに対する選好度は、高まるほかないからだ。

<太陽の末裔>は初回14.3%で始まり、4回24.1%まで上昇した。
まだしっかりとした話が出てもいない状況で、1つのシンドロームになっている<太陽の末裔>は、どん詰まりも超えなかった記録を立てる勢いだ。
どん詰まりでなくても、うまく作れば、十分成功できるということをこのドラマは示している。
そのような点で、地上波の「どん詰まり盲信主義」は、彼らがどのよう簡単にお金を広げかを示しているわけである。

http://www.mediaus.co.kr/news/articleView.html?idxno=53171



この記事は2本とも「太陽の末裔」4話終了後に書かれたものです。
6話終了した今、質の低いドラマよりも視聴者が求めていたものは何だったのかが明白に。
SBSの体質が変わると思われない今、シネちゃんドラマが心配です。