どうしよう
仙台からさっき帰って来て
まだ、昨日の数時間の余韻で どきどきしていて。
大好きなバンドの、とても大事な瞬間を見てしまった。

時間がかかっても、丁寧に書きたいです。



$Bonne fraise*+. -とあるスクールカウンセラーの日常-





当日朝 わくわくで眠れぬまま
雨の音とともに 夜明け。
家を出たらもう、前が見えないほどの大雨じゃありませんか!笑
無事に仙台に着くのかさえ どきどき。



しかし新幹線を考えたひとも作ったひともすごいね、
日本中 ひょーいとひょーいとひょひょいと。
駅からバスで会場に着いたら、
もう、苦行並みの大雨。笑




何もしていないのに、泥の神様降臨。
いやはーもう、
写真撮るどころか カバンから何かを出すのも危険な大雨。
田んぼ田んぼ。山、霧。

これ、中止かなぁー
でも、どんなに大雨でも 中止はかなしいなぁー
と思っていました。




そしたらさーもう
ちょうどライブエリアに入場したところで、晴れ!
いやーわたし とっても晴れ女な自信があったけれど笑
何か、大きな力がここを守ってくれている、
そう想わされるほどの奇跡でした。




Bonne fraise*+. -とあるスクールカウンセラーの日常-


Bonne fraise*+. -とあるスクールカウンセラーの日常-



Bonne fraise*+. -とあるスクールカウンセラーの日常-





■セトリ~セットリスト~


(リハーサル:25コ目の染色体)

01. one man live
02. ギミギミック
03. なんちって
04. 05410-(ん)
05. 遠恋
06. ヒキコモリロリン
07. 指きりげんまん
08. シザースタンド
09. セプテンバーさん
10. シュプレヒコール
11. ます。
12. ラブラドール(Chara)
13. いいんですか?
14. ブレス
15. 螢
16. ブリキ
17. DADA
18. G行為
19. おしゃかしゃま
20. 夢番地
21. トレモロ
22. ふたりごと
23. 君と羊と青
24. 俺色スカイ
25. ドリーマーズハイ
26. オーダーメイド

en1(味噌汁's)
01. ジェニファー山田さん
02. にっぽんぽん(新曲)

en.2
01. ラストバージン(新曲)
02. 有心論







■ライブレポ~

01. one man live
開演時間から5分経たないほどで登場。
白シャツに黒ハット黒ジャケットのよーじろー
かーっくいぃー
横浜BLITZと同じく、ワンマンライブから\(^o^)/



02. ギミギミック
何度ライブで聴いたかわからないのに、
何度でも当時のことを思い出せちゃう。



03. なんちって
きたーここでもやってくれた\(^o^)/
もうジャケット脱いでるし
桑、あの台詞のところでマイクの音消えてるし 良いとこで消されたのか笑


「俺がどんだけ今日を楽しみにしていたか、わからないでしょ(笑)
今、ここに2万人がいるんだけど
俺が一番楽しみにしてたからね!
だからここにいるひとみんな、2番目以下で~
勝ち負けじゃないんだけど~」
最後までやったるよよろしく、っていうMC。




04. 05410-(ん)
これも定番だねー
初っ端にノリノリで飛ばしたハットを
また持ってきて~サインをスタッフさんに出すよーじろー
またかぶってました。笑




05. 遠恋
なんといっても、これは 武田と桑の絡みっぷり!
えぇのう。
なんだかこのライブ全体を通して、
全員が本当に演奏を楽しんでいた気がする。




06. ヒキコモリロリン
ドラムセットがうぃーんとステージのさとし横からあがって
よーじろーもドラマーになったりしていた笑
そーしーて、ヒキコモリロリン!
久々すぎるー!
そうなんですよ、1枚目2枚目の曲をやってほしいファンがたくさんいるんですよー!笑




07. 指きりげんまん
これも久しぶりだなぁ
あったかい。



08. シザースタンド
何度聴いても名曲。
大げさな愛で、のとこが 特に好きだ。
からの よーじろーと桑で片手ずつキーボードを弾く姿。
いいなぁ。




09. セプテンバーさん
ステージのスクリーンに時折映る 2万人の姿が
本当に 言葉であらわせないものすごい光景で。
はぁ、来てしまったよ、セプテンバー、15日。




10. シュプレヒコール
いよいよ三次世界戦争だ。
最近のよーじろー、
歌詞の 視線の向け方というか、
伸びていく方向が 変わってきた気がする。おもしろい。




11. ます。
迷わずYOU\(^o^)/





12. ラブラドール(Chara)
いやー、かっとばすなぁー、と思っていたら
「ライブで初めてやる曲をやります」
えぇー なんだろうー あったっけー??
最近のカップリングー??

「俺らの曲じゃないんだけど、知ってる人もいるかもしれないけど」
えぇー なんだろうー
誰かのカバーするのかな!
初野外ライブだしねわくわく!




とか思っていたら。



「愛してしまえばいいよと~」



ぎゃぁぁぁぁ
崩壊(号泣)



こんな日が来るなんて。
野田洋次郎作詞・作曲で Charaに提供したあの曲を
あの声とあの人たちの演奏で
聴ける日が来るなんて。



もー本当に良かった。
これだけでもう、仙台に来てよかった、と思ってしまったけど
いいやまだまだ、甘かった。笑





13. いいんですか?
手拍子からの~いいんですか~
こんなに人を好きになっていいんですか~
わたしもいつもこう想っていたいし、
世の中のひとみんなに こう想える日が来てほしい。




ここで一旦メンバー全員がはけて
衣装替えかなー?ぐらいに思っていたら
スクリーンにカウントダウンの数字が映し出され、
楽器屋さんで よーじろーが「弾いてもいいですか?」
とお店の人に尋ね
鍵盤に触れるシーン。



2013年8月25日
野田洋次郎は 宮城県石巻市に向かった


石巻市の幼稚園から見つかったピアノ
廃盤は免れたが
津波によるダメージは相当大きく、
2か月かけて この地元の楽器屋さんが修理した、
という映像。



「そして今 そのピアノが ここに」


という文字が映し出され、
ステージ前方から
ピアノが登場、
メンバーも登場。ひゃぁ






14. ブレス
触れたら壊れてしまいそうで
触れなきゃ崩れてしまいそうな

この2行がこんなにも響くなんて。


君の丸ごと全部に
僕は触れたいよ

壊さぬように
崩れぬように
育つように
始まるように


僕は歌う






15. 螢
前奏を弾いて手をとめ、
「ダメだ。本っ当に良い音するね、このピアノ。泣きそうだ」
と言い、本当にしばらく 泣いてしまうよーじろー。
2万人が息を呑んで、祈るように見つめていたと思う。
そして、絞り出すように、弾き始め、歌う 蛍。



ピアノの音がきれいで 涙する男性を
わたしはこれまで目にしたことがないし、
これからも出逢えないだろう。



もちろん ただ 音が綺麗、というだけでなく
そこにそれだけの 想いを受け取っているし
自分からも溢れるから
あんなにも あんなにも。



彼の感受性豊かな心は、
震災でどれだけ傷つき、揺さぶられ、
この日を迎えたことだろう。
どれだけ ひとりで 泣いた夜があっただろう
それでもどれだけのひとが 大きな愛で彼を包んで来たことだろう
これからも どうか。





あのまま大雨が降り続けていたら
このピアノは ステージに出せなかっただろう


よーじろーは「朝起きて、来られなかった人達の想いが、雨を降らせたのかなと思って」
と ライブの冒頭に話していたけど、
ライブ直前に青空を連れて来てくれたのも、
来られなかった人達の想いだと わたしは思う。




今 日本で 生きているひとだけじゃなくて
2011年3月11日に 失われてしまった人達の想いも、全部。
あの時2日前に RADはアルバムを出したばかりで
ライブを楽しみにしていたひと、被災地にもたくさんいたことでしょう。



大好きなバンドの音楽を聴く、
そんな当たり前だと思っていた未来が 突然失われてしまったひとのたましいが
どれだけ この空に、この海に。
生きなきゃ、と 思った。


あのピアノの音はきっと天国にも届いたよ、
本当にそう想う。




16. ブリキ
「ちょっと待って」と
メンバーに小声で告げながら
気持ちを落ち着かせるよーじろー。うぅ。

ピアノを修理してくれたひとの名前も
紹介してくれて。
温かい拍手。




17. DADA
もう、ブレス蛍ブリキで 会場中が 涙と祈りと色んな想いで。
よーじろー自身も
「ここからどんどん歌っていきたいんだけど、
どうしてくれるの!
どうやってこの気持ちを上げてくれるの!」
的な台詞。笑



「ありがとう。
みんな本当にいいやつだなー
こんなにいいやつがこれだけ集まってるのに、
何で日本はこんな国なんだ!笑」


でもやっぱり、彼の話を聞いていると
みんなひとりひとりが 自分の出来ることで
世界を変えていける気がするよ。
こんな想いを、持ち帰ることが出来る、
本当の意味で 明日から頑張ろうって思える、それがライブなんだ。


DADAっ子!





18. G行為
「ファミリーゾーンのみなさん、
小さい子は耳をふさいでくださいねー」
笑。
映像つきで、バタン。



19. おしゃかしゃま
キターおしゃかー




20. 夢番地
キター夢番地―
「ほら、月も出てるよ」って。
本当、澄んだ空だった。




21. トレモロ
満天の空に君の声が\(^^)/
失った時こそ、
伝えたい時こそ。
何度でも聴きたい曲だ。




22. ふたりごと
ぎょぇぇぇぇぇぇ
久しぶりにやってくれたぁぁぁぁぁ

青とメメメ、チケット申し込みの時に
好きな曲3曲にチェックを入れるのですが
わたしはライブでやってほしいー!って想いを込めて
何十年後~
アンチクローン
ふたりごと
の3曲にしました。1曲叶った!笑




23. 君と羊と青
きたー\(^^)/
もう一回×2も 定番になりましたね。笑




24. 俺色スカイ
ぐぎゃぁぁぁぁぁ
野外で 大雨の後で この曲!
前奏からぎゃぁぁぁってなるでしょ、この曲!
はぁーよかった。本当よかった。




25. ドリーマーズハイ
このへんで、よーじろー、桑のほっぺにちゅーしてたよね笑
いいなー、普段から周りのひとにいっぱい
溢れる愛情表現をしているひとなんだろうな!
自分もそうありたい。
そして この曲、
ラストサビ前の演奏が やっぱり好きだわー ぐぐっ。




26. オーダーメイド
わぁぁぁぁ
久しぶりに聴けた、
これも本当 物語のようで 人間そのもののようで 壮大。
いつか子どもが生まれたら
この歌詞を伝えたいな。
あなたに心臓がひとつしかないのは、こういうわけなんだよ、って。




「本当は去年 このライブをやりたくて
去年の春頃から 秋にやりたいって言ってたけど
どうしても去年は叶わなくて。
だから今日、一年半越しで今日を迎えられて。




この日のために、本当にたくさんの人が動いてくれて。
一人ひとり名前を言いたいぐらいだけど、
本当に何百人もいるので。
その後ろには、もっとたくさんの人がいるかもしれない。
本当にありがとうございます。


何度でも何度でも、
今日を思い出すと思います、ありがとう。」






en1(味噌汁's)
01. ジェニファー山田さん
も~し~も~ほんとにも~し~も~
で、アンコールを待っていたら


スクリーンに映し出される
あの ヒゲメガネ4人!!!!!



ぎゃぁぁぁぁ
み そ し る ずーーーーー!!!
RADファンの皆さんはご存じ、
本当に素晴らしいバンドなんですよ。笑



そして白いミニカーでゆっくーりと
A1ブロックとB1ブロック横のステージへ。
あぁ、あそこミニステージだったのねー笑!



「7年ぶりの味噌汁'sです!!」
あれっわたし 2007年のセプテンバーまだじゃんで見たよね、
6年ぶりでは??と思ったけど
まぁ いっか!笑
どっちにしてもそれぐらい久々なことにびっくり!



いやーんもう、久々すぎるジェニファー
すばらしすぎるー
桑と武田のソロが
どっちもダンスになってるー
桑卑猥、武田キモい、どっちも褒めてます。笑



そしてラスト
えーとなんだっけなー…のところ
「7年ぶりだからー…」笑

いやーかわゆかった!!






02. にっぽんぽん(新曲)
そしてまさかの!
「新曲やってもいいですか!」ぎゃー

スクリーンに映し出された映像に歌詞も載っていて、
いやーん絶妙。


ソースよりも 醤油だろー
チーズよりも 味噌だろー
キスより 抱きしめたいー
恋よりも 愛だろー


が、頭から離れません。
鎖国からの戦争に負けちゃってからの
大丈夫ってのは必ずしも一つの意味じゃない、からの
そんな僕達日本人を かわいがってね



味噌汁を上手に作れる人をお嫁さんにするー
マックは晩ごはんじゃないー
ピザは特別な日―
日本語で歌いたいー からの
カタカナ連発、花火ボーンボーン連発、興奮 笑


個人的に
「ジブリで確かめたいー」
の一行が ぐっときました。笑



本当素晴らしい曲ですよ、これ。
真っ先に思ったのは、
「東京オリンピックのテーマソングにしたい」笑
世界中のみなさんに 伝わって欲しいなぁ、こういうの。




en.2
01. ラストバージン(新曲)
ダブルアンコールで出てきたRAD
「味噌汁’sのおかげで、ちょっと休めました」笑

人生で初めての
最初で最後の
一世一代の。

全部詰まっていた、
純粋な 愛。




02. 有心論
「思いっきり声出せよー!
明日声が出なくなってもいいから!」


あぁ、やっぱり
なんという カリスマー。
野田洋次郎というひとには 誰にもなれない。

もちろん誰もがそうで、
誰も誰かにはなれないし、
誰もわたしにはなれない、のだけれど。
本当に 今あの場所にしかいない天才が 愛の人が ここに居るんだな。






なんだか、たぶん、
やっと「ここまで」と「これから」の境目の瞬間に立ち会えて
RADWIMPSは 次の光へ 向かうのだろうな、と 感じました。



そしてこのライブ後に
10/16発売の新曲が 五月の蝉/ ラストバージンだとわかり
カップリングが にっぽんぽんだとわかり。

アルバム発売、ツアーもやると。

ぎょぉぉぉ やはり 次の 希望だ。









ありがとう
やっと 仙台に行けました

行こう、と決心したのは
久しぶりのワンマンだった春ウララに行ったら
「こりゃー、メメメも行かなきゃ」と
思ったのも、だけれど



さらに 行こうよ、と 背中を押してくれたひとがいて
一緒に この想い出で 息をしてくれたひとたちがいるからです
本当にありがとう。


普段 インドアで 日々の仕事と生活のことばかりになりがちなわたしを
ここまで 連れてきてくれた 音楽と ひと。





翌日、温泉やおいしいものを堪能し
お土産を買い 東北のみなさんのあったかさにたくさん触れて ありがたや。
でも、今回は 楽しいところ、良いところ、整ったように見えるところしか
見られていないんだ。
だからまた 必ず。



台風が過ぎた 空を 新幹線で眺めつつ 帰路へ
ひとつの目標だった 2013年9月15日、
仙台での時間、あっというまだったな。
わたしも 何度でも 何度でも 思い出す。
ありがとう。





$Bonne fraise*+. -とあるスクールカウンセラーの日常-