伝えたくて

もう こぼれてしまいそうで

気持も、言葉も

ぜんぶぶち撒けてしまいたい


私の言葉は

貴方の背を押して

少しは力を与えてあげられるものかな?



一方的過ぎて、

君のことが見えなくて

自己満足でしかなくて。

そんな 排泄物みたいなものを

きみに聞かせて良いの?



わたしひとり

すこしがまんして

目をつぶってしまえば。

忘れてしまえるんじゃないかな


きみにはきみが選んだ道を

大事に歩いて欲しいだけ。


だったら

要らないよね。

わたしの言葉なんて。
どうしても

きっと 信じきれないから

壊れるまえに

私が壊すんだ。


もう少し

いつか大丈夫になったら

壊したいきもちも

消えるのかな


一番が良くて

一緒、は、嫌だよ。

そんなことすら

言う勇気もなく


あとすこし


君が居なくなる前に


大好きだよ、って言って


手放すから。
自分が発した言葉が

文字になり、紙面を埋めて

自分が発した感情が

紙面の上で、別物になる


客観的に見れるのは

単純に、ただ

中心でいられないからだ。


誰かの為とか、何かをなす為とか

問題を先送りにして

考えたくないだけだ。


私 に なるために

今から?

どうやって?


また、同じ間違いを繰り返して

壊れたくはないけど


誰かを理由にせずに

歩けるようになりたい
話したい

とめどなく溢れてくる
ことばをぜんぶ

近付きたい

知らないことすこしでも
埋めてしまいたい

抱えきれなくて
でも余りにも
気軽には渡せなくて
それでも。


触れたい

その白い頰とか
柔らかそうな巻き髪とか

振り向いて

独りよがりの気持ち
上手く伝えたい

壊れてしまいそうで
でも崩したくて
きっと理解してもらえない
それでも。

喋りたいよ。
側に寄って。
大丈夫にしたい。
したら
私も大丈夫になれるから。
もう どうしたらいい

気を抜くと ぽろっと

気持ちが溢れてしまうよ


きっと 吐き出してしまえば

今の関係は 崩れてしまう

軽口で なんとか爆発しないように

分散してしまわないと



一杯 考えるよ

もっと とか

もしも とか


でも 今のわたしだから

出逢ったんだもの


今のわたしに 出来ること

惜しまず やりきりたい


だからね

もっと わたしを頼って

期待に応えられるかは

ちょっとわからないけれど


出来ることはなんだって

手を差し伸べるから
重たい荷物

何年か前に比べたら
多少軽くなったけど。

それでも

引きずって 引きずって。

すぐに足元すくわれる。


おんなじ間違いはしたくない。
でも もう 私の中で
優先順位は決まってて

手を離したら
二の舞 さよなら?
足がすくむ。


重たい荷物

一生何処にも
預けられないし
置き去りには出来ない。

答えは多分ない。

誰かに正しいって言われたいだけ。

結局は私次第。
上手く伝わったかな?

私の言葉は、私が伝えたい熱を

上手く伝道させられたかな?

その人自身を変えられる程、

影響のある言葉は選べないし

他人の言う通りの人生を

選ぶ人にはなって欲しくないけど。

少しだけ、背を押す助けになれば。

歩き出すきっかけを見つけられたら。

見えない手の平で導いてあげられたら。


うん。

これから、の人は眩しいです。

何処へでもいける

何にでもなれる。

誰が否定しようとも。

未来は君自身が作るもの。
まだ、10年経ってないのか。

暗闇が怖くて

眠れない日々で

記憶も曖昧で

あんなに大変だった事。


やっと、第三者に話す事が出来て。


うん、本当に。そう。

ある日思いも寄らない所から

救いの手を伸ばして貰えた

そんな感覚だった。


忘れないし、同じ失敗はしないけど。

でも、あんなに自分を責めていた時期の私に


もう少し頑張って

きっと大丈夫だから、と言いたい。


失くしたものは帰っては来ないけど。

大丈夫、沢山手に入れられたものもあるから。

どんどん欲張りになるけれど。

泣いてばかりじゃないし、

振り返った足跡は

本当に眩しいから。
おんなじ失敗は

二度としない。

誰も見放さないし

自分も壊れない。

誰かのためなんて

綺麗事を言う気もない

ただ、本当に自分のため。


自己満足と言われたら

そうかも知れない。

手のひらからこぼれる

砂粒でさえも

すべて拾い上げたいと思う。


また、君は笑うかしら。

それでもいいや。

もう、おんなじ痛みを

繰り返したくないから。
何が出来る訳じゃないけれど。

もしかしたら何にも出来ないのかもしれないけれど。

せめて、発する言葉だけでも

相手に作用してくれればいいと思う。

不安を和らげたり

自信を付けてあげられたり

丸まった背をしゃんと伸ばせる

チカラのある言葉になるといいな。


いつもは饒舌な君が

本音か、弾みかわからないけど

少し寂しそうだったから。


背を押して、大丈夫にさせたい。

きっとうまく行く、と信じてほしい

今までの道のりがあって、今のステージに居て、

すぐに次の舞台は待ち受けているのだから。


君は、大丈夫。

きっとうまく行く。

ありきたりな言葉を贈って

でも、特別な言葉になるといいな。