ソニー?コンピュータエンタテインメント(以下,SCE)は,2012年8月11日,PlayStation 3専用ソフト「GTアカデミー 2012」のレースイベント「グランツーリスモ アジアチャンピオンシップ2012」を,神奈川県内の日産グローバル本社ギャラリーにて開催した。  これは,GTアカデミー 2012にて実施されたオンラインイベントの成績上位者から,アジア最速のドライバーを決める決勝レース大会だ。会場には,日本/韓国/台湾/香港/タイ/マレーシア/シンガポール/インドネシアの8か国から,計16名の選手が集結した。 「グランツーリスモ 6」は現在鋭意開発中! しかし発売時期は公表されず  大会中に設けられたトークセッションには,「グランツーリスモ」シリーズのプロデューサーを務める山内一典氏と,レーシングドライバーのルーカス?オルドネス選手が登壇した。  オルドネス選手は,優秀なレースゲームプレイヤーをレーシングドライバーへと育成するプロジェクト「GTアカデミー」の欧州初代優勝者だ。レーシングドライバーとしてデビューした2009年にFIA GT4欧州選手権ランキングで2位となったほか,2011年にはル?マン24時間レースのLMP2クラスで2位,インターナショナル?ル?マン?シリーズのLMP2クラスでは年間チャンピオンを獲得するなどの活躍を見せている。  山内氏は,そうした輝かしい経歴の持ち主であるオルドネス選手について,プライドオブソウル RMT,「レーシングドライバーとして優れているだけでなく,人間としてもすごく素敵なので,ぜひ日本の皆さんにもルーカスのことを知ってほしい」とアピールした。  そのオルドネス選手は,今回来日して,山内氏率いるポリフォニー?デジタルのスタッフと顔を合わせたことを,「グランツーリスモを作った人達に会えるなんて,何ものにも代えがたい体験です」と語った。  GTアカデミー発足の経緯を尋ねられた山内氏は,その原型が日産ヨーロッパとSCEヨーロッパが,何か面白いことをやってみようと企画したプロジェクトであったことを明かし,「最初のWinnerとなったルーカスのキャラクターと才能がすごくて,その結果,GTアカデミーの歴史が続くことになり,その後どんどん規模が大きくなりながら今に至るんです」と説明,舞翔伝 RMT。まるでグランツーリスモシリーズでレーシングドライバーの養成までをもシミュレートしたかのような話で,山内氏も「信じられないような出来事」と感想を述べた
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