こんにちは。
キッズ食育トレーナーの羽生です。
少し前の話になりますが、会報誌の撮影のアシスタントに入りました。
この日は、私にとってイレギュラーな事ばかりで仕事の出来としては
30点ぐらいでしたがとてもとても勉強になる一日でした。
この日の撮影内容
会報誌のレシピ撮影で、20点弱+プロセスと物撮り
アシスタントは私1人
前日の仕込みは別の方がしてくださいました。
当日起きた私にとってイレギュラーな出来事
1.物撮り用に用意していた物にNGが出て、買い出しに行った!
私→時間がなくなり1品目の準備を進めて、貯金を作る予定が
出来なくなった
私→買い物から戻ると既に撮影がはじまっており、流れもつかめぬ
まま料理準備開始
2.カメラマンさんが素晴らしく仕事が早い方で、あっという間に構図が
決まり撮影が一瞬で 終わる!!まさにプロ!写真もため息が
出るほど美しい
私→今まで経験したことない速さで撮影が進み、料理の準備は
追いつくどころが待たせるばかり
今まで経験した現場は決まるまでが長くて、結構余裕あったんです
3.仕込内容の思い込み
前日の仕込では、計量やカットを済ませ変色等のないものなどは
下準備や完成まで済ませます。
私→肉は切ってあるはず。調味料は計量してあるはず。自分が
する時と同じようになっているはず。勝手な思い込みで
予定外の作業が増え、さらに料理が遅れます
4.プロセス撮りの内容や品目が変わる
撮影では、よくあることのようです。変わった個所や内容の確認を
怠ってはいけません。
私→ここまでくるころには私は焦りまくりの小パニック状態。
伝えられた変更内容も全く頭に入ってこない・・・
「落ち着いてね!」と声をかけられ「はい!」と答えるも無駄な
動き多し
なんとか、撮影終了!
学び多い一日でした。
ひとことで言ってしまえば、経験不足
私にとっては想定外・・・そこにいた私以外のすべての方には想定内
この間を埋めるには努力しかありません。
すごーい昔、サイバーエイジェントの藤田社長が仕事は経験がすべてというような話をしていたのを思い出しました。
経験こそが自分の強みだと思うと同時に、いつも経験の浅さに焦燥感を感じていた。
若さが強みのように見えるのは、経験不足を補うだけの行動量、スピード、柔軟性、情熱があるからで逆にそれらで経験を補う努力を忘れた者が活躍できる可能性は極めて低い・・・と 何かで読んだ藤田社長のお言葉ですが、本の名前も性格な内容も忘れました。たぶんこんな感じだったと。
もう若くありませんが行動量とスピード、柔軟性と情熱を持って努力します。
この日の経験を次に必ず活かすため整理し対策をします。
メモをとる。事前確認を怠らない。思いこまない。落ち着く。等など
どれもこれも当たり前の事のようですがこうやって振り返る事が次につながると思ってます。
これは、どんな仕事でもそうですよね
私は料理の世界で仕事をしていきたいと思っていて学びの最中。
この経験を積む。という作業は座学では絶対に得られるものではなく、
経験の場もすべての人に同様に与えられているものではないと私は思います。
なかにはお金を払ってでも経験したい。と思っている方もいらっしゃるはず!
アシスタントの仕事を時給換算してただの割りの悪いアルバイトと考えるか、目に見えるお金以外のものに価値を見出して沢山のものを吸収するか、考え方や見方ひとつで得られるものはものすごく違ってしまいそうですね。
私は今日の経験を活かして次につなげますよ~