昨日、もう見たくも無いクソゲーオブザイヤー(KOTY)ことFF13を売ってきましたよ。こんな流通量ハンパない、でもクソゲーという救いようの無いゲームに値段なんかつかないだろうとは思いつつも、売ってしまわないと視界から消えないのでゲーム屋に仕方なく持って行きました。なんと3100円にもなりましたよ。すげえ!持っていってよかった!たぶん、もうしばらくしたら、2000円でも買い取ってもらえなくなると思います。

で、そのお金で、ユニクロ行ったり、ついでに評判の良いアニメ映画「魔法少女リリカルなのは」見てきましたよ。だってYahoo映画で、信じられないくらい評価高いんだもん。

で、13時半からの回に間に合うように映画館に行ったら「受付終了、立ち見のみ」と表示が。嘘だろ?仕方なく立ち見するほど情熱はないんで、16時からの回にずらしました。


あ、あと言っておくと俺はこのリリカルなのは、意外にも全く予備知識ゼロでした。どういうストーリーかも知らない。そもそも最近のアニメって事も知らない。で、純粋に評判だけをあてにして行ってきました。


ストーリーはなんか、小学3年生(!)の普通の女の子が偶然魔法の力を手に入れ、街を守るために戦うって感じ。ノリ的にはプリキュアのそれに近い。ただ、戦闘シーンがかなり気合が入ってて、マクロス見てるような感じでした。ていうかやたら意志のつよい、小学3年生。しかもなんか英語を理解できるというスーパーぶり。という、なんとも童貞の妄想を具現化したようなキャラなんですが、ライバルキャラが出てきて、だんだんとストーリーが気になり始める。ライバルキャラとの戦闘を経て、心を通わせあって友情を築くというストーリーでしたよ。結構最後の方は感動した。

ていうかキャラデザインが、俺が大学時代のエロゲー「とらいあんぐるハート」の人なんだね。なんか調べたら、とらいあんぐるハートとも世界観が共通してるらしい。マジでか。まあ分かる人には分かるんですが、たぶん大体の人は「なんか目だけデカイ、いかにもアニメって感じの絵だなあ」と思うと思います。たぶん一般人にはきついです。俺でさえ最初「うわあ、こりゃキツイや」と思いましたもん。慣れてきたらそうでもねえけど。これはきっとアバターの「ナヴィ」にも共通して言える事なのかも。見ためは慣れるもんなのかも。

そんな感じで、たぶんアニメ好きなら見ても損はまあしないだろうという、良くまとまった戦闘ものアニメなんですが、たぶん一般受けはしないで一部の熱烈なファンの支持で終わると思います。それが、たぶんYahoo映画の評価なんだろうね。俺的には、評価総合的にするなら3.5です。やっぱ若干小学3年生で、あんなキャラって設定がいかにも都合よくて鼻につきすぎた。それが無かったら、こんなマニアの熱狂はないんだろうけどな。


あと印象深かったのが客層。みんな20代から30代の男。見た目もいかにもって感じの人達。カバンとか・・・コートとか・・・(黒コート+スニーカー)。あー、ああーって感じ。中には、この映画のために外に出ました、久しぶりに日光浴びましたって感じのヘアスタイル(地肌が悲しいことになってる)の人もいて、軽く戦慄しました。

あと、チケットと一緒にもらったスタンプカード。これがすごい。3回見ると特典の生映画フィルムの切れっ端もらえる。つまり、ファンなら3回見ろという仕様。どんだけ搾取なんだ。しかも、ネットでそのフィルムがすげえ値段がついてます。

「魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st」入場者特典のフィルム、”フェイトの笑顔”は 18万円

まあ、好きならそんくらい見ると思います。俺ももし3回見た特典は「タランティーノ映画で使ったビール瓶」とか「シューテム・アップで使用した薬莢」とかだったら見るもん。しかたねえ、しかたねえよ。

そんな感じで、まあ魔法少女リリカルなのはは、万人受けはしないだろうけど、たぶん良作アニメ映画なのかもなあ、とは重いました。俺はそこまで好きじゃないけど。