『妖怪アパートの幽雅な日常(8)』

シリーズ８作目。
香月日輪さん『妖怪アパートの幽雅な日常⑧』

３年生になり、新たな目標も出来て心機一転スタート。
でも、今回はかなり大きなトラブルに・・・。

相変わらずこの作品は付箋がいっぱいになっちゃうな。
覚えておきたい言葉がいっぱい。

「不幸のフィルター」
いるんだ。とっても身近に。
ずっとずっと、自分の人生をこのフィルターを通して生きている人が。
苦しい、みじめだって言い続けて、
周りを呪って妬んで羨んで・・・。
で、最後その原因を家族にもってくる。

だれも救われない負の連鎖。

恨んで妬んで、文句言って・・・。
乗り越えるより楽・・・なんだろうけど、
人生ずっとこうやって恨み続けてるのって、
それはそれでかなりのエネルギーを要すると思うんだけど・・・。
周りもね・・・。

読ませたいなぁ。。。この本。
でも、絶対読まないんだよな・・・あの人。
もし読んでも、フィルター通しちゃうから、すごくおかしな解釈しちゃうんだよな・・・。
はぁぁぁ。

人は受け入れ、乗り越えるしかない。
人は、前に進むしかない。
絶望に沈んでも、翳をひきずっても、前に進むしかない。（本文より）

です。
いくつになっても、これは続くんだよね。
がんばります。