ハワイ編 [7] | 半三本のカンフル日記

ハワイ編 [7]

ジェットスキー,パラセイリングを終えた私たちは,ホテルに戻ってお弁当.

ご飯を食べて一休みした後,再び免税店に行こうということになりました.

ただし前日行った店では芸がないので,今回は別の場所に行く事に.














早速道に迷いました(汗














どこに行けばいいかもわからず,あっちにフラフラ.こっちにウロウロ.

でも,二人とも慌てません.

「あっちに行ってみようか」などと言いつつ,風景をカメラに収めます.

のんきなものです.





双子のビルです

双子のビルです.

こちらでもツインタワーとか呼ぶのでしょうか?



目的の免税店です

こちらも綺麗な色合いだったので,思わずパシャリ.

道に迷っても慌てなかったのは,どんな状況でも楽しめていたからでしょうね.





そして歩く事,数十分.

ようやく目的の免税店に辿り着きました.


グッチ,シャネルなどはわかるのですが.

聞いたことのないようなブランドメーカーもズラリ.

智美はそれらを見るたびに,きゃあきゃあ言いながら店に入ります.



「あ,裕之君.この店に入ってもいい?」

「おう,ええぞ」



「あ,裕之君.この店にも入りたい!」

「おし,じゃあ入ろうか」



「ねぇ裕之君」

「ん?」

「つまらないんじゃない?」

「そんなことないぞ?」



「私のことはいいから,裕之君も自分が欲しいものを探してきなよ」

「いや,僕は智美が楽しんでる顔見て楽しんでるから大丈夫」




実際,私はブランド品の良さというのがイマイチわかりません.

…と,いうか興味がないのです.

なので,智美がなぜそこまで楽しそうにできるのかが,よくわかりませんでした.




「ねぇねぇ,私グッチのお財布買いたいんやけど」

「あー…いいんちゃう?」

「なんかノリ悪いね?」

「正直な話,財布はお金が収まればいいと思ってるからな.

お金を入れる物のためにお金をかけることの意味がよくわからんのよ」




正直,私にとって財布とはお金が入れば十分です.

お金を入れるもののためにお金を使うなど,私にとってタチの悪い冗談でしかありませんでした.

そんな私の言葉を受けて,智美は.



「でも,私は大切に使ってるよ?今持ってるお財布もグッチやけど,もう5年になるもん」

「へぇ,それだけ大切に使ってるならいいと思うよ」

「それに,私にとってのブランド品は,裕之君にとってのゲームみたいなものやから」













なるほど納得

わかりやすい例えをありがとう(汗


まぁ実際,価値観なんぞは人それぞれであって.

自分が理解できないからと,頭ごなしに否定してはいけないのでしょう.

私が理解できないからと,智美のブランド志向を否定するのは,愚かな行為でした.

これは,反省すべき点だと思います.




カフェの前で「ここで待っててと」と言い残し,目当ての店に向かう智美.

私はそこで紅茶を頼み,チビチビと飲んで時間を潰します.

紅茶がなくなりそうになったところで,智美が戻ってきました.



「お待たせー」

「おかえり.目当てのものは買えたか?」

「うん!」

ホクホク顔の智美.


…私にとって,反省する事しきりなひと時でしたが.

彼女の満面の笑みを見ることができたので,良しとしましょう.







そしてブラブラ歩いた帰り道.

運よく循環バスのコースに合流できたため,バスに乗ってホテルまで.

ホテルに着いて,一休みした後,ホテルのプールに向かいます.

でも泳ぐ訳ではありません.

薄暗くなってきたプールの前で,とあるショーが開かれようとしていたのです.







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