宇治編 | 半三本のカンフル日記

宇治編

今回はこちら,宇治に行ってまいりました.

前回は嵐山.今回は宇治.紅葉狩りフィーバーです.






…え?紅葉狩りばかりで飽きないかって?

その心配はありません.























花見には今年だけで5回行ってますから

ハイそこ,やりすぎとか言わない.





そもそも宇治は,前回挙がった候補でもあるんです.

前回行けなかった所に行こう!となっただけの事です.






いつもの時間に,いつもの場所で待ち合わせ.

もはや暗黙の了解と化しつつあるこのイベント.

そしていつもどおり私が先に着きました.


「おはよー」

「あ,おはよー」

「それじゃ早速行こうか」

「うん」

「で,だ…今日は僕の方で調べてきたよ」

「あぁホンマにー?」

「まぁ,たまにはな.

 で,一応行き先を決めてきたんやけど…」

















「平等院?」

「なぜ知ってるんだいマイハニー」




「なんでって…私も調べたから」

「あぁ…そう(涙」



普段彼女任せにしていたので,たまには自分で調べてポイントアップを企んでいたのに.

普段の怠けっぷりがいけなかったんでしょうか(泣






気を取り直して,一路宇治へ.

何度か乗り換えること小一時間.

以下は電車内での相談内容です.

「向こうに着いたら,何食べようか?」

「こないだ,抹茶チーズケーキ食べたいって言ってたから,それ食べよう」

「オッケー」

…相談も何もあったものではありません.

一方の意見がそのまま通ってしまうことが多いんです.






周りの人も喜んでました

ようやく到着して,駅から出たところで,大きな犬が出迎えてくれました.






お茶の香りが鼻をくすぐります


着いた時にはもう昼過ぎ.

平等院への道中,道の両脇からお茶の香りが漂います.

その香りが,私たちの胃袋と鼻を思う存分刺激していきます.

たまりかねた私たちは,お店に入って腹ごしらえをすることに.



てんぷらが美味しい♪

茶そばです.おつゆの出汁が効いていて,美味しかったです.

てんぷらが入るだけで,グッと美味しくなりますね.



入り口

突然の紅葉 壁紙にも使えるかな?

上:平等院の入り口です.入場料は大人800円でした.

左:構内に入った私たちを,見事な紅葉がお出迎え.

右:その美しさに心奪われ,間近でも写真を撮りました.



10円玉のモデル

これが有名な平等院鳳凰堂です.

10円玉のデザインにも用いられていますね.

「こち亀」では,屋根の上にいる鳥,右側の方が尾が長い(つまり雄)という記述がありました.



このサイズが限界でした(涙

これが問題の鳥です.多分鳳凰なのでしょうけれど.

残念ながら,私の目には左右共に大きな違いは見受けられませんでした.



燃えるような紅

これは途中の通路です.

桜吹雪という言葉はありますが,紅葉吹雪を見たのはこれが初めてです.

さわさわという葉擦れをBGMに,燃えるように紅い葉が散ります.

その様は,まるで炎が火の粉を舞い散らせるかのようでした.

燃え上がるような激しい色調と,散り行く侘しさが同居した,不思議な光景でした.





お腹が空きました

(写真をクリックすると,ホームページが開きます)

そして恒例のグルメタイム.

中村藤吉(吉:土の下に口)という名の店を見かけ,つい足を止めてしまいました.



すきっ腹にこの写真は犯罪です☆

メニュー右下のシフォンケーキに心惹かれた智美.

でも目当ての抹茶チーズケーキを売ってる店はここではありません.

うーうーと唸る智美.

「一つだけ頼んで,二人で分けようか」と助け舟.

智美はその案をアッサリ了承.



チーズケーキはどうした

私達って浮気性(汗



ふわふわ,あまぁい♪

こちらがそのシフォンケーキです.

抹茶と焙じ茶の二種類がありました.

フワフワした食感.控えめの甘さとお茶の香り.

どちらかというと,抹茶の方が好みです.




落ち着いた雰囲気

そしてこちらが,抹茶チーズケーキのお店,ふじ井.

(クリックするとホームページを開きます)

天気のせいもあったのでしょうが,意外と寂れた雰囲気にまたも気が滅入る私達.

さすがに二度目はやめようと,勇気を出して入ります.

落ち着いた内装.木製の温かみのある調度品…素敵でした.

前回の店も入っておけばよかったと,今更ながらに少し後悔.




「すいません,抹茶チーズケーキ下さい」

「あぁスイマセン,もう売り切れちゃったんですよ」



やっぱりこういうオチか

いや,何となく予想はしてたんだけど(涙




ロールケーキです ドラ焼きです

ないものは仕方ないので,抹茶ロールケーキとドラ焼きを注文.

どちらかというと,ロールケーキの方が好みの味です.

これも二人で仲良く分けあいました.






そして電車に揺られて地元に戻ります.

「じゃあ,帰ろうか」

「うん,じゃあ行こう」

「いや,智美の乗る電車はこっちやろ」

「こっちでいいもん」

「いや,ちゃうやろ」

「裕之君を送っていくんだもん」

「そこは彼氏が送っていくもんやろ」

「いやいや」

「いやいやいやいや」


智美を連れて行こうとする私.抵抗する智美.

私はそうでもないのですが,智美は割りと必死です.

私は片手.智美は両手…というか全身で私を引っ張っています.

傍目には「女の子を連れ去ろうとする男」に見えます

…いや,事実その通りなんだが(汗



結局,「第何次か忘れたけれど・どっちが相手を送っていくか大戦」は智美の勝利でした.

最近負けが込んでます.


「勝ったー」

「…負けたー」

「わーいわーい♪」

「く,悔しくなんかないもん」

「悔しいくせに☆」

「悔しくないもん」

「悔しいんでしょー?」

「…ないもん」

「ふっふーんドキドキ


勝ち誇る智美.

それだけで嬉しそうにする智美がちょっと可愛いと思ってる辺り,私も随分イカレているのでしょう.

…く,悔しくなんかないもんねー(涙






これで今回の旅は終わりです.

平等院へ続く道には,お茶に関するお店がまだまだ沢山あります.

機会があれば,是非それらのお店を覗いてみてはいかがでしょうか.



私も行ってみたい!と言う方はこちらをクリック♪

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