私の就職活動記 [2] | 半三本のカンフル日記

私の就職活動記 [2]

私が在籍していた研究室では,卒論の発表会後,スキー旅行があります.


その年は,先生の「樹氷が見たい!」の一言で,毎年恒例だった「北海道ニセコ」から,「山形蔵王」に変更.


朝に出発し,昼に到着.そのまま滑ることに.


私は基本的に怖がりなので,スピードが出ると及び腰になります.そしてその結果皆よりも遅れることとなります.


その時もまた,同期の仲間に先行され,私が追いかける形となっていました.


と,そこで先行していた友人Kが大転倒.私は苦笑しながら彼に近づきました.


私:「また派手に転んだなぁ.大丈夫か?」


K:「おー.大丈夫大丈夫」


思いの他あっけらかんというので,私はその言葉を信じることにしました.


私:「そっか.じゃあ私は先に行くから」


K:「おう」


そうして私はKを追い抜き,リフトに乗ってもう一度滑り降りることにしました.


もう一度ふもとまで行くと仲間がなにやら集まっています.


私:「どうした?」


K:「ああ,なんかさっきの転倒で鎖骨が折れてたらしいわ」






K,まだ一回しか滑っていません.




まさかこの騒ぎが更にエスカレートするとは,このときの私には知る由もありませんでした…



(前へ) (続く)



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