あーもう!!
全くネットが繋がらない!!
ので、お外からこんにちは!
現在地、ハノイ。
先日お話したホアンキエム湖前のコンカフェより、失礼します。
同じフロア、全員ココナッツコーヒー(笑)
皆、「Do you have Wi-Fi here?」との質問が飛ぶ。
なんか、観光客ばかりでおもろいです。
さて!
「勝手に夏休み直前シリーズ」本編はようやく第8弾!
今回も前回に引き続きベトナム(ハノイ)のタクシーについてです。
改めまして、前回の記事には皆さんから沢山のコメントや反応をいただき、ありがとうございました!
皆さんそれぞれのエピソードがおもしろく、時にはお気の毒なんですが…「それもまたハノイ」と、勝手に楽しくなってしまいました。不謹慎ですみません。
引き続き、皆さんのエピソードやオススメをお待ちしております。
そのうち出揃ったら皆さんのお話も含めてまとめてみたいと思いますよ。
さて、今日は実際にハノイでタクシーに乗る際の乗り方についてお話ししてみたいと思います。
え。
たかがタクシーに乗るのに方法だとか手順とかあるの?
いえ、特にありません
特に気にならない方は、ここで回れ右でお願いいたします。
でも、英語すらマトモに通じない異国の地、初めての海外旅行など不安な方も相当数いらっしゃるようなので、ここに書き留めておこうと思います。
今回は町中でのタクシーの乗り方についてです。
では、はじめから。
手順1:タクシーを見つける
まず、タクシーをゲットしなければなりませんね。
ハノイでは、そこら中にタクシーがいますので、見つけるのはとても簡単。
それらのタクシーを捕まえるには、以下の5つの方法があります。
◎タクシー乗り場に止まっているタクシーに乗る
◎流しのタクシーを止める
◎他のひとが降りたところを狙う
◎ホテルやレストランから呼んでもらう
◎アプリなどを使って自力で呼ぶ
◎停まっているタクシーを使う◎
いくつかのガイドブックやネット情報を拾ったところ、慣れない旅行者さんの場合はタクシー乗り場に止まっているのに乗り込むのが一番早く、安全度も高いと言われているようです。
ただ、日本のように「タクシー乗り場」と親切に書いたところなんて滅多になく、観光地やホテル前、そしてその辺のちょっと開けた場所に「たむろってる」ケースがほとんど。
前回記事でご紹介した、信頼できそうなタクシー会社を狙って窓をコンコンとするか、目があったら手をフリフリしてみてください。
道を渡らなければならない場合、こちらサイドにUターンしてきてくれるケースも多々ございます。
タクシーが止まっている場合、中にドライバーさんがいないことがあります。
単純に休憩中で近くにいれば戻ってきてくれますし、待てども待てども乗れないときもあります。
そんな時はさっさと次の目標を見つけましょう。
◎流しのタクシーを捕まえる◎
流しのタクシーを捕まえるには、動体視力と判断力と運が試されます
でも大したことはありません。
お目当のタクシーを見つけたら、手を腰あたりの高さでフリフリして止めましょう(別に、元気よく手を上げても構わないですが)。
フロントガラスの中に見えるランプが緑なら空車。
ランプが赤だったり点いてなかったりしたら、乗車中や送迎中など乗れないケースがほとんどです。
また、歩いているこちらに幅寄せしながらやたら声を掛けてくるタクシー、特に英語で話しかけてくるタクシーには要注意。
単純に親切な時、人懐こいドライバーさんだったりする時もありますが、こういうことをするタクシー会社は汚かったり何かしらのトラブルが多いことも。
クラクションで「ここにタクシーいるぜ☆」という合図をしてくるドライバーはとても多いので、もし乗るつもりで、かつ例の安心なタクシー会社なら乗ってOK。
◎他のひとが降りたところを狙う◎
さて、流しのタクシーを捕まえようとしてる時に、ラッキータイムが発生することがあります。
それは、ちょうど目の前で降りる人がいた時。
これは、タクシーの良し悪しを判断するにも有り難い材料となります。
ポイント①現地の人が降りてきた
ポイント②支払い時にトラブっていない
この2点が揃っていれば、かなり安心。
逆に、いつになっても降りてこなかったり、出てきた外国人の表情が暗かったら要注意です。
◎ホテルやレストランから呼んでもらう
◎アプリなどを使って自力で呼ぶ
この2点については、今回はすっ飛ばします。
ホテルやレストランでタクシーを呼んでもらう場合、タクシーグループかマイリンが来ることが殆どですが、上記2社以外の銘柄希望がある場合は、(ダメ元で)言ってみるのも勿論OKですよ
アプリについては、少々長くな・・・上級編になるので、また次の機会にさせていただきます
手順2:見極める
さて、お目当なるタクシーを見つけました。
しかしどのタクシーが安心そうで、どのタクシーがやばそうなのか。
そこは瞬間的な判断力が試される場でございます
ごまんと走っているタクシーの中から、ちゃんとしたタクシーかどうかを見極めるのはナカナカ大変。
▼シルバーの車体に青ライン、そして黄色い頭
Thanh Nga(タィンガー)?
Thanh Cong(タィンコン)?
そっくりです。
が、よくのく見ると全然違う会社。
旧市街を走っていましたが、私、知らない会社です。
NEXT!
例えば、シレッとホアンキエム湖前に止まっているタクシーも…
▼これとか
▼キレイ目SAO HANOI発見。
もしくは、運試しに乗り込むのも1つの手ですが…
また、タクシー移動が快適になるかどうかを分ける大切なポイントはエアコンの有無。
私は車体の新しさ、綺麗さで判断しています。
車体が古かったりするとエアコンが効かずに窓全開で走るタクシーもいます。
そうすると、排気ガス天国のハノイでは結構苦しいことになります。
逆に窓を閉めれば、体臭やタバコ臭で「おぇ…」となることも。
一方、車体が汚れていたりベコベコしていたら運転が荒い証拠かも。
一度乗ってみればすぐに分かりますが、こちらの交通事情はほぼ無法状態です。
右に行ったり左に行ったり、少しでも隙間があれば突っ込み、逆走してくるバイクを交わす・・・そしてクラクションとパッシングの嵐。
これもドライバーの性格が非常〜〜に反映されるところですが、車体が汚い場合はかなり荒いドライバーに当たることが多いので、気になる方は避けた方が安心でしょう。
手順3:タクシーに乗り込む
さて、アナタの持ちうる五感を信じて止めたタクシー。
ドアの開閉は共に手動でございます。
ちなみに、前のお客さんが降りた後は、一度ドアを閉めないとメーターがリセットされないので注意しましょう(大抵ドライバーに「ドア閉めろ」と言われます)
さて、ベトナムタクシーの乗る位置ですが・・・
別にどこでも構いません
ちなみに男性を中心としたベトナム人は助手席に乗り込むひとも多いです。
ベトナム人の皆さんは初対面でも普通に世間話をする方が多く、それはタクシーの運ちゃんと乗客の間でも同様でございます。
それに、助手席に乗っていればメーターが怪しげな動きをしてないか逐一チェックできそうですね。
ただし!女性の皆さんはご注意を。
しょーもないタクシードライバーからセクハラの被害を被る駐在妻、結構います
年齢?関係ありません。
もちろん、うら若きお嬢さんたちは当然ご注意いただきたいのですが、日本人女性はとても若く見えますし、悪質な場合はお金を狙ってるドライバーもいるかもしれません。
助手席では、簡単にドライバーの悪い"おてて"がアナタの膝の上に置かれてしまう可能性がありますので、充分注意しましょう(複数人で乗る時はこの限りではありません)。
ただ、年齢、出身地、家族や子供の有無を聞くのはこちらの文化。
ナンパでは・・・ありません(笑)
〜ちなみに、人数制限は?〜
本来であれば、ドライバーを抜いたお客さんの人数制限は、セダン型・ミニタク共に4人、大型は7人まで。
ミニタクはそもそも軽自動車サイズなので3人がナチュラルですね(笑)
でも、此処ハノイでは、どこにそんなに入ってたの⁉︎という程詰め込まれていることも多々あります。
ミニタクでも、女性なら後部座席にお尻を入れ子にして座れば、助手席と合わせて5人いけますし!そこにチビちゃん達が加わればもっといけます(笑)
ただ、一応交通警察に捕まると罰金ものですので、一般的な規定数以上の場合はタクシーの運転手さんの顔色を伺いましょう。
手順4:行き先を告げる
→乗車中
もしかしたら、コレが一番の難関かもしれない…
行き先を伝えるにも慣れない外国では特に難儀します。
ハノイには、そっくりな名前の道が沢山存在する上、発音がちょっとでも違うと全く通じないor変なところに辿り着くといった現象が発生します。
まず、ベトナム語の発音によっぽど自信がある方以外は、紙や画面に書かれた住所を見せることを強くオススメいたします。
その際、敢えて自分では一切発音しないというのも1つの方法。
面倒臭がりのズボラドライバーの場合、行き先の住所を見ているようで全く目に入っていない輩も存在します。
ちゃんと、自分で確認させるべし。
(それでもトラブる時はトラブるのですから)
車が走り出したらメーターをチェックしてみましょう。
まずは、ちゃんと作動しているかチェック!(悪意でなく、たま〜〜に忘れていたり壊れてたりするケースもあります)
▼ABCタクシーのメーター
▼ABCタクシー(セダン型)
ちょっぴりお高くなります(笑)
▼SAO HANOIだったかな?
かなり拡大したので見えづらくても申し訳ない。
この金額、HANOIタクシーやCPなどの「タクシーグループ」だと初乗り10,000ドンスタートで、中間が13,000ドン以上になったりします。
▼こんな感じで
メーターの上がり方が、他の時に比べて尋常じゃなければこのケース。
〜ルートについて〜
さて、乗車中気にするべきこと。
メーターの進み具合は当然のことですが、タクシーの進むルートについても気になるところです。
もし、SIMフリーのスマホをお持ちで、ベトナムでも常にインターネットに接続が可能な場合は、GoogleMAPのお世話になりましょう。
また、ネットに繋がらなくても、まずは外を確認。
ベトナムの通りにはすべて名前がついています。
通りに面したほぼ全てのお店の看板には、通り名と番地が書いてあります。その通り名と地図を見比べたり、誰かと電話するフリをするだけでも牽制効果があります。
明らかに違う方向に進んでいたら、何語でも構いませんので「方向が違う」と伝えてみましょう。
ただし、ハノイの街、特に旧市街エリアは一方通行が多く、さらにタクシーが入れない道も多くありますので、ドライバーが一生懸命何かを説明していましたら、「そういうこと」なのだとご理解ください。
ただ、そのドライバーが信頼できそうかどうかは・・・あなたの審美眼次第
もし、あなたの全身全霊全てが「何かおかしい!」と察知したら、周囲の安全を確認後、その場でタクシーを降りましょう。
そこまでの運賃を払えば文句は言いません。
乗車中、日本語でも構わないので外を見ながら不機嫌な声を出すだけでも、ちょいワル程度のタクシードライバーなら牽制することができます。
手順5:お支払い&降車
さて、無事目的地に着いたらお会計です。
先ほどの要領でメーターに表示された金額を渡しましょう。
ここで注意点!
タクシーに乗る時は小銭を用意すべし!
小銭ゆーても、この国の場合は「小額紙幣」ですね。
宵越しの金は持たないハノイのタクシー運転手たち。
本気でお釣りを持ち歩いておりません。
そのため、うっかり財布の中に50万ドン札(2500円相当)しかないと、大変・・・大変面倒なことになったりします。
できるだけ、街中のお買い物やお食事の時のお釣りはキープしておき、常に1万ドン、2万ドン、5万ドン・・・大きくても10万ドン札を忍ばせておけると安心です。
もし、それでもドライバー側でお釣りが用意できない場合は、周りの商店などで両替してくるよう指示してみましょう(真面目な運転手なら自ら行きますが・・・)。
また、慣れないお金を焦って扱うと、ロクなことが起きません。
ベトナムの50万ドン札と2万ドン札はよく似ているため、暗がりで見るとうっかり間違えたりもします。
ゆっくりと、ちゃんと確認してお会計ください。
お釣りも間違えてないか、要チェックですよ。
〜「お釣り」について〜
さて、ベトナムのタクシーですが、千ドン単位のお釣りを「なかったことにする」タクシーが大量におります。
というか、ある程度は文化のようです。
この国に「チップ」の文化はありませんが(一部例外有り)、タクシーにおいてお釣りが1000ドン〜3000ドン(5〜15円程度)ぐらいの時は、返ってこないことがままあります。
下手すると、5000ドン以上でもシレッとしているタクシーの運転手がいますので、返して欲しい時は手を出して待ちましょう(笑)
私は、返そうとしてくるドライバーには「とっておきなよ☆」ですが、態度も悪くシレッとしているドライバーからは意地でも返してもらいたくなります
真面目な運ちゃんは一生懸命ポケットや謎の引き出しから小銭を探し出そうとしてくれるので、その辺りを受け取るかどうかは乗客側の気持ち次第ですね。
また、お釣りが準備できない場合、タクシーやスーパーでは「飴ちゃん」でお茶を濁されることもあります
最近はあまり出会わなくなってきましたが、もう、飴ちゃんが出てきてしまったら諦めましょう(笑)
ある意味おもろいです。
↑
ちなみにhanocoは茹でピーナッツを渡されたこともあります。
また、お釣りに関連したところですと、決まりではないのですが「文化的な最低乗車金額」のようなものも存在します。
先ほどお見せした通り、タクシーのメーターは5千ドン(現在は下手すると1千ドン)からスタートしますが、やはり近すぎる乗車は好まれません。
もし、2万ドン(100円)以下の区間で下車した場合で、①小銭がなかった場合、②気持ち良く乗せてくれた場合などは、心づけとして2万ドン渡してあげるととてもスマート。
ベトナム人同士でもそのようにしている人が多い様です。
多めに払っても無表情だったり、当然のことのようにシレッとしているドライバーもいます。
でも、きっと喜んでくれてるはずと信じておりますよ
さて、これで一通りのお話ができたでしょうか。
まだ漏れがあるかもしれませんが、その辺については皆さんからのツッコミやご意見をいただいた上でもう一度お話したいと思います←疲れてきた。
ベトナムのタクシー徹底解剖(前編)タクシー会社編は
→コチラをご覧ください♪
とにかく、一つでもトラブルの無い楽しいご旅行(これからの現地生活)になることをお祈りしております。
それではまた
雑な終わり方ですみません
さて、次は何について書こうかな。
↓ ↓ ↓
インスタ始めました。