わたしをあたためるもの*TENTHOUSANDTHINGS
 

こんにちは!なつこです。

 

 

8月某日、我が娘さんの20歳の誕生日でした。

誕生日当日は娘さん、ここ数年同様、お出かけかな・・・と思っていたのですが、誕生日翌日は大事な試験らしく。

当日は家で勉強、勉強!だそうで。


そんなこんなで、珍しく(?)誕生日を家族でおうちで過ごすことになりました。

 



「何かリクエストある?」と聞いたところ、


「お寿司が食べたい」

 

さらに誕生日なので、回ってないお店のやつで!ともリクエストされました(笑)

 

なので近場のショッピングモールに入ってるお寿司屋さんでテイクアウト。
家族でささやかに(?)お祝いしました。

 

 

せっかくなので娘さんの好物、茶碗蒸しも作りした。

 

我が家の茶碗蒸しは娘さんが一般的な茶碗蒸しの具を好まないため、具は下味をつけた鶏肉のみ。

かなりシンプルですが、スプーンを入れると鶏のスープがじゅわっと溢れ出し、卵のやさしい味と調和してなんとも滋味深いのです。

 

 

 

茶碗蒸し。これから蒸します

 

 

茶碗蒸しは台湾の万能炊飯器、大同電鍋で作ります。

台湾に何度か通い、台湾にハマっていた頃ネットで購入した大同電鍋。

買ったけど使いこなせなかった〜〜〜という人も多いようですが、我が家では茶碗蒸しやしゅうまいなど蒸し料理に大活躍しています。
水を注いでスイッチひとつで完成するのでとても便利で重宝。


 


そしてさらに、タイトルにも書いてあるとおり、我が家の茶碗蒸しはマグカップで作ります。

 

以前、吹きガラスのそばちょこを使っていたのですが
蓋を開けたとき、そばちょこが真っ二つに割れていたことがあり(涙)
(吹きガラスだから高温も大丈夫だろう思って油断していたのでした・・・)

それ以来、まず割れないであろうマグカップで作るようになりました。

 

 

結果、量もたっぷり入るし、持ち手があるので鍋から出し入れしやすい
食べやすいととても機能的。

家族からも好評なのですっかりマグカップ派になりました。

 

 

 

具材は鶏肉のみ、電鍋でスイッチ押せば完成のマグカップ入り茶碗蒸し。
だしさえ取れば気負いなく作れる、なんとも気楽な我が家の茶碗蒸しです。

 

なんとも家庭的でオシャレとは程遠いですが(?)これが我が家ルールです。

 

 

 

 

家で毎日料理して家族で食卓を囲んで・・・を繰り返すなか、作りやすさや家族の反応で少しずつ形を変え 

自然に我が家流ができていく。

そういうプロセスが実はすごく好きです。
家庭って家族って面白い。

 

小さなささやかな、自分たちだけの世界。

暗黙の、いつの間にか生まれ気付かぬうちに浸透した我が家ルール。

他の家から見たら不思議な謎ルールもあるかもしれない。

 


娘もいつか家を出たとき、我が家の謎ルールのあれこれ(笑)を思い出すことがあるんだろうな。

 

 

何気ないけど、そういうのをしあわせっていうんだと思います。

 

 

誕生日の夜ごはん。

我が家ではお寿司のとき、なぜか豆腐とねぎのおすましが食卓に上がります。

だしは昆布だし。これは我が実家から続く我が家ルール。


 

お寿司なんて久しぶり!!

 


我らもお相伴に預かり、ふいに家族でいい時間を過ごすことができました。

 

娘さんも気付けば20歳。

こうやって家族だけで家でお祝いするなんて
この先もうないかもしれないね。


我らのとっても贈りもののような時間でした。
ありがとう!

 

これからますます実り多い人生を!
20歳の誕生日おめでとう。

 

 

※ちなみに、次の日の試験は無事クリアできたそうです。よかった!

 

 

 

 

***

 

 

おまけ

 

 

 

 

夏に作ったあんずのシロップ漬けを使ったマフィンです。
(詳しくはひとつ前のブログ


カスタードクリームに、庭で実った木いちごも入れて。
生地にもクリームにもバニラビーンズたっぷりで香り豊かに。

 

あんずも木いちごもキュキュッと酸味強めなので
カスタードクリームもマフィン生地も少し甘めに仕上げてみました。

 

ふんわりスイート、甘さと酸味が効いた、夏のおいしい焼き菓子になりましたよ。

 

いつもの甘いもの好きなお友達におすそ分け。
喜んでもらえてよかった。

 

近くの雪捨て場で拾った小さなあんず、また来年も楽しめたらいいな。