ということで、昨日は犬の心さん2014年単独ライブ「冬犬」を観に行ってきました。
この前の記事でレポをあらかたしてありますので、こちらで感想などを。
ちなみにお笑いナタリーさんで画像付きで詳しく書かれていましたのでご紹介。オススメです。
→http://natalie.mu/owarai/news/133623
今年の二回目の単独ということでしたが、「2月犬」は就活まっただ中でとても参加できず(今思えば参加すればよかった。2月の就活なんてなんの役に…やめようこの話は)今年初の単独参加です。2月犬の写真集発売とかもすごく気になってましたが。残念。
◎劇場について
劇場が座・高円寺だったのですが、チケットは整理番号のみ記載…どういうこと?と思っていたら開場前に整理番号順にお客さんが並んで、その順に入場していくというものでした。
つまり、早く入った人から好きな席を選べるので、早くチケ取りしたからって絶対前の席ではないし、なんならチケ取りが遅くても前の席が空いていれば座っていいということ。
現に私は200番に近いくらいだったのに前から2列目が残っていたので座りました。(とはいえ一列目と二列目は段差が無くて、三列目からあったので見づらいといえば見づらかった。でも劇場はよっぽど端っこでなければ前であればあるほどいい!と思っています!)
しかし、それだと開場後にくると必然的に列が全部入ってから入場することになり、また番号を聞き合っているお客さんの中に入れなければ列に並ぶ事もできないという。
極端にいえば、チケとりで1番を取ったとしても、来るのが遅ければ後ろの席になるわけですね。
実際ロビーで番号を聞けず、じっと列がはけるのを待ってる人も見かけました。聞いて!答えるから!同じ犬の心を愛する者同士なのだからなにも恐れることはないのに!
ましてや今回は開催が平日だったのでお仕事終わってから来られる方もいるでしょうし、整理番号制度はやめた方がいいんじゃないかなぁ…前の席を取った私が言うことでもないですが…。
アクセスは分かりやすいし綺麗でお洒落でいい劇場でした。
◎Vについて
お笑いのライブ、特に単独や神保町はOPや合間のVがすごくハイセンスでいつも鳥肌がたちます。今回にいたってはOP見てちょっと泣きそうになった。音楽も映像も。音楽は一部ボカロみたいな曲調のものもあり、言い方がおかしいかもしれませんが「大衆エンターテイメントじゃない感」に興奮します。
そして最後のEDで稽古風景の映像が少し流れたのは興奮しました!演者さんからしたら裏を見せたくないのは重々分かるんですけど、客としてはそういう裏場面とか大好物ですよ!!
合間のVは面白い、というよりシュールの笑いに近いかも。ドキドキする?というか。すごく好きです。
◎コントについて
「冬犬」ということでどのコントも季節が冬に統一されていたのが細かいことですが行きとどいてるなあと。
コントの内容は「犬の心らしい」コントを、いっぱい。大好きで聞きなれた音楽を聞いてる時のような、使い慣れた道具を使う時のような、高揚感と安心感。
でも、あえて一言言っていいなら、もっともっと見たい…なんと言えばいいのか…シュールであることとシュールになることは違うというか…綺麗な型が出来ていると、それを愛でると同時にぶっ壊して新しいものを見たくなるというか…
どんなになっても、その芯にあるものは変わらないと信じているからこそ、もっとぶっ壊れたものも見てみたくなる…ないものねだりですね。それかシュールに慣れすぎて麻痺してるのかな(苦笑)
いままで散々紆余曲折して、ぶっ壊れてまた再生してをすでに繰り返したからこそこの型が生まれたって分かってるのだけれど…うーん、なんでしょうね。
エンターテイメントは生み出す側は一つ一つが大変な苦しみで生み出すのに、受け取る側からしたら享受するのは一瞬で、その一瞬で全てを分かったような顔されるのが、酷いなと我ながら思います。
だからこの記事を読んでくださった方は、この「一言」は、どうかあまり気になさらないで下さい。
つまり、もっともっと見ていたくて、飢え渇くほどに良かったということです。他のお笑いなら、「今」しか見ないのだから、犬の心さん以外にこんな気持ちは決して無いのだから。
いつまでもいつまでも愛してると決めたからこその言葉だと、どうかご容赦くださいね。
本当に、幕間の暗闇を見ながら「ああ、このままずっとここにいて、この二人のコントを見ていたい。この時間が終わらなければいい。」と思っていました。
とても良い単独でした。
◎サイン会
さて、サイン会ですよ…!
犬さんを追いかけて早5年近く、未だにサインも持っていない若輩者でしたが、やっと宝物を手に入れることが出来ました。
今回劇場での【「できる7人」のDVD購入】もしくは【「キングオブコント2014」のDVD予約】をした人にサイン会参加券がもらえるとのこと。
「できる7人」のDVDはすでに写真集つきの特装版を購入してしまったので(その後にタワレコでのイベントが発表されて「先に言えよ!!!!!!」と悲鳴を上げたこともありました)KOCのDVD予約を。良かったまだしてなくて…!!!!
ということでDVD予約。しかも送料無料でちょっとお安く。何。なんでそんなにお得なの。
KOCの方はまだ本体が発売されていないので、犬の心さんの特別カバーにサインを入れて頂き、当日はカバーだけ持ち帰り、本体は発売後に郵送でした。
さて、単独が終わりホールを出てロビーに行き、サイン会の列にならぶと、見にいらしていたグランジの佐藤大さんが歩いてくるではありませんか!!
もう皆びっくり。「できる7人買って下さいねー!」と宣伝しつつ、皆の握手に応えて下さっていたので、ちゃっかり私も便乗して握手して頂きました。いえーーい!!芸人さんに握手してもらったのってお茶男さんの握手会以来?うおおおお!!!
とテンションMAXで興奮していたらするっと横で五明さんがおかえりになっていました(笑)
特に宣伝などもしていらっしゃらなかったので、皆握手を求めたりせずに見送る一同。みなさん本当にマナーというか心遣いがしっかりしていらして見ていて気持ちがいいです。
そして、しばし待っていると犬の心のお二人がいらっしゃり、サイン会開始。
長机があって向かって右に池谷さん、左に押見さんがお座りになり、お客さんは池谷さんにサインしてほしいものをお渡しし、池谷さんがサインした後に押見さんにスライド、それにあわせて押見さんの前に移動して押見さんがサインを書き終わってお渡し下さる、という流れでした。
その時の気持ちというと…もう興奮で何も考えられなかったです。池谷さんに「お願い致します」とお渡しするのもガッチガチでしたし、押見さんから渡されて「ありがとうございます」と言って頂けた瞬間に臨界点に達してしまい、もう酷い顔で「ありがとうございます…(iДi)」としか言えず、「またお願いします」と言って頂けたのに会釈して立ち去ることしかできませんでした。おふぅ…
もうMAJIで泣きだす5秒前みたいな顔でした。そしてその後手と足の震えがずっと止まらなかったです。
他の方で「面白かったです」とか色々お話ししていらっしゃる方もたくさんいて、「なんでだ!!なんでそんなに皆しっかり話せるんだ!!すごすぎる!!!」と頭を抱えていました。
でもまあ正直サイン会の前からこうなるだろうということは薄々気が付いてましたしね。どうせ小心者です。でもサインは欲しかったんだ!!もう二度とこんな機会ないかもしれないもの!!!
さて、全て終わってアンケートも出し、(アンケートと一緒にどなたかのネックレスかブレスレットのようなシルバーチェーンのアクセサリーを拾ったので受付にお届けしました。落とし主さまに届いているといいのですが…)さて帰ろうとまだ震える心と足を引きずって駅に向かっていたところ、なんか聞き覚えのある声が…?
(゜д゜ )oh...?
大さんでした。
大さんが他の芸人さんとおかえりになっている…
( ゜д゜)oh...
目を逸らして駅に向かいました。劇場出てますしね。ただすごく背後は気になりましたけど。
さて、だいたいこんな感じで感想おしまいです。
とにかく犬の心さんのサインは私の大切な大切な生涯の宝物の一つとなりました。本当に幸せです。昨日は盆と正月がいっぺんに来たような感じでした。
本当に素敵な時間をありがとうございました犬の心さん!!ずっとずっと好きです!!と、サイン会で言えたらどんなに良かったか!!!!!!!
では!