今日(2月22日)の情熱大陸で、
こちら葛飾区亀有公園前派出所の作者の秋本治氏が登場するようだ。
以前のエントリ で何だかんだ言ったけど、やっぱりこち亀が好きなんですよね
久々に整理・手入れしようと出してみたこち亀。
うわぁ・・・163巻分(といっても、重複したり、下宿先にあったりする)もあると、
やっぱり量が違いますね(;´Д`)
基本的100巻までは99年くらいに刷られたものがほとんどで、
10年くらい前から買い始めたんだと分かる。
で、上でちょっと触れましたが、重複している巻があるのは、
・削除されてしまった話が収録されている巻だから。
・修正されてしまった台詞が存在する巻だから。
・初版だから。
・中古だけど自分のより状態が良いから入れ替えよう。
みたいな理由で、10巻程度が重複してます。
どれ買ったのか忘れて重複買いしたわけじゃないですよ。
・削除されてしまった話が収録されている巻だから。
というのがありますが、削除が行われたのは4巻にある“派出所自慢の巻”
最初はこのようなのだったのが…
このように削除され、書き下ろし番外編が追加され、話順が多少違う
かきおろし番外編では、突然絵柄が変わる。(50~80巻あたりの画風?)
ちなみに、削除された“派出所自慢の巻”では、
旧日本軍の体制(体質)をギャグにしたものだけど、
90年代なかばの出版社の自主規制で出版物全般に修正を行った際に削除されたらしい。
派出所自慢の巻が収録されている4巻は80年に刷られたものでした。
まぁ、これくらいなら問題ないのでしょうけど、作者の趣味分野が炸裂してますなあ…
三八式や九九式だけでなく、百式短機関銃や九九式(九六式?)軽機関銃などがあるあたり、マニアック…
そんな事が分かってしまう自分もマニアの1人なのだろう(´ヘ`;)
ギャグ漫画でありながら、こういう細かい描写がなされるこち亀に魅力があるわけです。
じゃないかなあと思います。
ていうか、このキャラが旧日本軍的イメージの塊で、事実はどうかおいといても、
歴史関連のキャラは今後問題が起こりそうなのは確か。
最近で言えば、沖縄戦における集団自決に関する教科書の表記問題なんかもありますしね
削除されても仕方がないのかもしれません。
また以前のエントリのようになるんですけど、
現在のこち亀には皮肉ギャグや大人が楽しめるネタっていうのが減った気がしてならない。
そしてなにより、中川、麗子の鼻の描き方が適当すぎて嫌気がさしてくる…orz
でも、こち亀大好きですよ! …おわり