「版画ねっと」店長ブログ http://www.hanga-hanga.com
Amebaでブログを始めよう!
 千葉県にある金谷美術館にて、特別展「アートで見る南総里見八犬伝」が、6月11日(木)から9月13日(日)まで開催されます。

金谷美術館は、こちらから

 1814(文化11)年の刊行から200年の節目を越えたのを記念して、八犬伝に登場する人物や、名場面を題材にした浮世絵131点、現代美術家の宮崎勇次郎氏のアクリル絵の具で描いた「現代からとらえた里見八犬伝」3点など、計177点を展示するそうです。


 会期中には記念講演会・イベントなども開かれ、八犬伝の魅力が満載のようですね。

 ちなみに、八犬伝に関する浮世絵の画像が検索できて、誰にでも見れる「里見八犬伝デジタル美術館」が必見ですよ!!(館山市立博物館所蔵の浮世絵400点以上検索可能。)

 人物別、名場面別と検索できて便利ですよ~!!

 里見八犬伝デジタル美術館は、こちらから。

1950年代~1970年代のフランスにおいては、経済の発展に伴い、

一人のポスター作家の発想だけを出発点とするのではなく、経済動向・市場調査などから、ポスターの内容を決めてから制作されるようになります。

それはポスター作家一人で制作するのではなく、写真家、イラストレーター、広告代理店などが組んで制作していくことであり、写真の方がメッセージをより読み取れることから、少しずつ図案に取って代わって大勢を占めていきます。

一方で、ザヴィニャック、モルヴァン、ヴューモなどのポスター作家が個人の表現を中心に、芸術的なポスターを制作していく伝統も残っており、コンセプトに力をそそぎ、明るく・遊び心のあるポスターは、世界中で愛されています。

日本では、おそらくザヴィニャックが3人の中で一番有名だと思いますが、ヴューモのポスターもおススメです。

最近テレビのコマーシャルで放映されている、リチャード・ギアふんするフランス版「寅さん」でおなじみの「オランジーナ」や、「エール・フランス」のポスターを手掛けてます。

作品の特徴は、色鮮やかで愛くるしいものから、明るく健全であるけれど少し妖艶なものまで、さまざまです。




ヴューモのポスターは、こちらへ。


ザヴィニャックのポスターは、こちらへ。






「版画ねっとHP」は、こちらから
 
「版画ねっと・ヤフー店」も、よろしく。

ムルロー工房は、パリで壁紙の制作工房として1852設立されました。

1914年、ジュール・ムルローは、フランス国立美術館などの芸術機関向けに、挿絵本とリトグラフ・ポスターなどの制作事業を拡大していきます。

1937年、彼の息子フェルナン・ムルローが跡を継ぎ、ムルロー工房は、リトグラフ・ポスターの最大の制作工房になります。

彼は、パリの国立装飾美術学校の卒業生でした。彼の指導のもとで、オリジナル・リトグラフ作品を制作するために、著名な芸術家とのコラボレーションを半世紀以上に渡りおこなわれました。

芸術家は、現代の巨匠ピカソ、マティス、ブラック、ミロ、シャガール、レジェ、そしてルコルビュジエなどです。




picasso:Exposition Vallauris 1952 

ムルロー工房のポスターは、こちらから。

1967年、ムルロー工房は、パリからニューヨークの金融街に移り、ここでは、ロバート・ラウシェンバーグ、フランシス・ベーコン、ロイ・リキテンスタイン、アレクサンダー・カルダー、エルズワース・ケリーおよびアレックス・カッツのような現代アーティストと共に活動しますが、工房は、1999年に閉鎖されます。

ムルロー工房の最も重要な貢献の一つは、芸術的なポスターの制作であり、もう一つの重要な特徴は、美術品、限定版のリトグラフの制作になります。















「版画ねっと」では、ムルロー工房で制作されたリトグラフ・ポスターを数多く扱っております。 

HP未掲載のポスターもございますので、在庫状況をお気軽にお問い合わせください。

在庫状況は、「版画ねっと」まで


「版画ねっと・ヤフー店」も、よろしく。