新美南吉作品の「おぢいさんのランプ」は
人の人生の盛衰をランプに重ねて描いた
寂しさと未来への明るさを持った作品です
注)↑私の勝手な印象です
さて、最近は家の照明を間接照明にされている方もいらっしゃいますよね
ぱぁっ・・・とした明るい蛍光灯やLEDの灯りではなく
暗さにやすらぎや落ち着きを求める・・・
現代の私たちにとって、
家の中が明るいのは当たり前
なので・・・
ほんの少し暗さを求める訳なのですが
新美南吉の「おぢいさんのランプ」が描かれた時代は
今よりもっと夜が暗い時代だったので
より明るい灯り
ということが求められた時代だったのでしょう
さてさて、なんでこんな話からはじまったかといいますと
その昔ランプの宿なるお宿に泊まった時の
写真が出てきたからです(観光協会に入る前です)
そこは一部施設を除いて
どこもかしこもランプの灯りしかありませんでした
一番明るい玄関~談話室の辺りでも
このくらい↓
・・・薄暗いですよね♪
当然、本は灯りに寄らないと読みにくいです
売店の商品はある程度判るかな~?
一部屋に一つ吊り下げられたランプでは
こんなに暗いんです( ̄□ ̄;)!!
枕元手さぐり状態で
荷物を探して化粧ポーチらしきものを探し
着替えとおぼしきものを掴んで
お風呂場へ行った記憶があります
この暗さが日常というのは
確かに不便で不安ですよね?
ちなみにこちらには風情ある露天風呂もありましたが
私は旅立ち前に聞いた「熊も近くで出る」という
噂話にすっかりおびえてまして・・・
落ち着くとか安らぎ気分はあまりなく
暗闇に怯える小市民でしたΣ(゚д゚;)
あ・・熊は出ませんでしたが
うさぎらしきものは出ましたよ