ここ最近ずっと九州の大仏行脚を書いていますが、
少し前にブログでご紹介した袋田不動尊が福岡県うきは市というところでして、
今まさに豪雨災害にみまわれている地域がそのすぐ隣りなのです。
その近くを通ったということで何となく身近に感じてしまうと言うか…
テレビのニュースについつい目が釘付けになってしまいます。
被害がこれ以上大きくなりませんよう…心より祈っております。
そんな心痛いニュースなどもありますが…
九州の大仏行脚を進めてまいりましょうか。
とうとう福岡県の最後にして、最大のアノ観音さま!
…の前にちょっとひと休み。
大仏以外で寄っておきたい、気になる場所がありましたので、
そちらでほっこり和んでいただこうかな、と思います。
久留米のJR久大本線の田主丸駅という駅舎。
これがものスゴく可愛いと、もっぱらの噂なんです。
(どこの噂だ、いや私の中で沸騰中…)
目的の最大級の観音さまに行く途中にちょうどその駅舎がありましたので、
ちょっと寄ってみた、というわけなんです。
で、どんな可愛い駅舎なのかと言いますと…
道の向こうに見えてきたのがその駅舎です。
遠目にも明らかに分かります。
言葉で説明するまでもない、分かりやすい可愛さ。
「アヒルかな?
アヒルじゃないよカッパだよ」
って歌ありましたよね?
絵描き歌だったかな。
その歌の通り、アヒルかなって思ったんですけど、実はカッパなんでした。
駅舎の前には久留米の名産品を抱えたカッパの像もありました。
カッパの伝説のある地域なんだろうなと、容易に想像できますが、
あまりにも分かりやすく可愛らしい、絵に描いたような駅舎です。
では、
そんな可愛い駅舎を正面からドーン!
クチバシとか頭のお皿?とか、上手いことなってますねぇ。
いやもう、単純にカワイイ。
調べてみると、やはりこの田主丸駅がある田主丸町は、
町を流れる筑後川にカッパが居るという伝説が残っているのだそうで、
駅舎からしてもう、まんまカッパ。
駅舎二階部分はカッパの資料が展示されているミニ資料館になっているんだとか。
周辺地図を見てみると田主丸駅を中心に、カッパ像が点在しています。
地図にはそれ以外にも「かっぱ大明神」だとか「かっぱ茶屋」、
果ては「かっぱのへそ」なる、
もうそれ自体が何なのか想像のつかないものまで書かれています。
カッパとともにある町と言っても過言ではありませんね。
素晴らしいですね、アッパレです。
駅のホームにもカッパ像があるそうで行ってみたかったんですが、
車移動でしたし、ホームには行きませんでした。
それにしても、かっぱのへそって何なんだろう…
スゴい気になりました。
他もいろいろ気になったんですけど、あくまでも大仏優先なので、
後ろ髪ひかれつつも田主丸町を後にしたのでした。
勿体なかったなぁ。