Sです。
「こんにちは」

打合せでお見えになっていた「大家さん」がお帰りになり「一息」
午後また一組「大家さん」のご来店予定。


たまには「不動産屋」的なこと書こう。


「賃貸物件」を借りるとき「契約書」の中に「善良なる管理者の注意を持って・・・」。
こんな文言を目にしませんか?

なんとな~く「知ってる単語」がならんでるから、「理解した」様な気でいる人が多いいみたい。
「瑕疵担保責任」とか「保全措置」とかみたいに、「?きいてみよー。」てならないかもね。

また、説明しない業者さんも、結構多いみたいですね~。

「弊社」は結構時間をとって説明いたします。

「理解したような気でいる」事が一番よくないからです。

『善良なる管理者』とは
「あいさつもよくできて、笑顔でいつもニコニコ、なんの「不平不満」も言わないし、ほんと「いい人」よ~」
と「昼のワイドショー」で言われることでなく。

『自己の財産と同一の注意を持って管理する人』て事です。

実務上、不動産屋さんは「いい人」の方が「接しやすいし、管理しやすい」
「善良なる管理者」=「いい人」ではありません。

むしろ「いい人」ゆえ「善良なる管理者」じゃなくなっちゃうケースもある。

たとえば
キッチンの「窓枠」からちょっと「水滴がぽたぽた」状態。
最初は「気のせいかなー」
でも「雨の日に限って毎回」
これは「雨漏れ」!
でも
「大したことないしぃ~、毎回水滴落ちるところにコップ置いとけばいい話だしぃ~、なにより大家さん・不動産屋さんのお手間かけたくないしぃ~」

そうして「何年後」↓



写真では分かりずらいですが「クロス」の下の「ボード」が劣化してます。当然、「クロス」の浮きも激しいです。
「ボード」の貼直しから、修理するようです。

この場合、修理代は「入居者」。
(今回は、そんな風にならないから、安心してね「O」ちゃん)

再度言いますが『自分で買ったお部屋ならどうするか』てこと。
『お部屋の価値が下がっちゃうようなこと』はしないよね。
そういうこと。


でも、今回「結局、「いい人」だったから「修理代」負担しないんだけどね・・・。」

びみょ~う。