88年から89年の頃にバギー(Baggy)と呼ばれる音楽ジャンルがありました。
それはパンクの波以降インディー・ダンス・ミュージック・シーンの第二の重要な波であった。
87年頃にシカゴやロンドンで同時多発的にアナログシンセサイザーの変調効果を多用したエレクトロニック・ミュージックの波が起きた。アシッド・ハウスだ。その影響下マンチェスターではハッピー・マンデーズ、808ステイトが登場しマッドチェスターと総称されるバンドに注目が集まった。
バギー(Baggy)はアシッド・ハウス影響下マンチェスターに限定せずリラックスした気だるいダンスだぼだぼルーズフィットのファッションを特徴とするクラブ・カルチャーとバンド・マナーをミックスしたカルト現象を意味する。
本人たちの意思は知らぬがジャグウォー・マは2013年型にバギー(Baggy)を復活させようと試みてるようだ。サイケデリックに明るくパーカッシブにザ・ビーチ・ボーイズをダンスフロア用にカスタムするようにして。
ハッピー・マンデーズ/ザ・ストーン・ローゼズ/プライマル・スクリーム/キャンディフリップ。