その後、ネパールと日本で超遠距離恋愛となるのですが、最初の方の記事に書いた通り、仕事的には発展途上中だった私はDの存在を大きな励みに仕事に集中することも出来て、とても充実した生活を送ることになります。
仕事についてはある程度やってきたという達成感というか満足感があるので、今後社会復帰することになったら、肩の力を抜いて「自分にとっても家族にとっても幸せ」な道を選択していくつもりです。
そしてDが帰国するまでの2年3ヶ月の間(3ヶ月は延長)、私たちが会えたのは4回だけ。日数も数日から1週間程度と少なかったけど、お互い気持ちは変わらずお付き合いは続き、帰国後は帰国後で300kmほどの遠距離恋愛の末、2年1ヶ月ぐらいで入籍したのでした。
あとは、以前から読んで下さってる方はご存知の通り、5月に入籍、8月に新婚旅行、11月に挙式、12月に私が退職&引越、翌年7月に長女コハナ出産と現在に至ります。
これで私たちの「出会い」の話はおしまいです。
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スタディツアーで知り合ってからDがネパールへ飛ぶ3ヶ月ちょっとの間、私は久しぶりに全力で恋をしていました
最後に会った日の2日前には28歳になっていましたが、正直20代後半であんな風に10代みたいに情熱的に人を好きになることはないだろうと思っていたので、自分でも意外なことでした。
当時は「恋って何歳になってもできるんだ」ということを実感し
今は「結婚はいつじゃなく誰とするかが大切だな」って思っています。
早まって他の人と結婚しなくて本当にヨカッタ。
日頃は日常生活に追われて初心を忘れがちですが私たちは、たくさんの偶然があって結婚したことを、この「出会い」の記事を書いて思い出すこともできました。
Dとスタディツアーで会えたこと。
本当は2000年4月からDはネパール赴任が決まってのですが、現地で紛争が起きたためプロジェクトは解散。任期が半年ずれ込んだのです。でも、それによってDはスタディツアーに参加することができました。もし予定通りネパールへ飛んでたら私たち会えませんでした。
タイへ行く飛行機の中で座席が隣になったこと
バングラでは、あの運命のジャンケンで同じグループになれたこと。
(高校生Mの存在も大きかった)
Dが途中下車できる町に私が住んでいたこと。
私が休暇を利用してDに会いに行けた環境だったこと。
(まとまった休暇を取れない仕事も世の中たくさんありますから)
私が1人で海外へ行くのが大丈夫だったこと。
遠距離中はお互い仕事が充実していた時期だったお陰で、あまり寂しさを感じないで済んだこと。
Eメールが普及している時代だったこと。
ネパールの電話屋から日本へ国際電話がかけられたこと。
(電話屋へ行って電話したりネットするのは一般的なことです)
家族を始め、多くの友人や知人にめぐり合えたことで私たちはそれぞれ存在していたワケで、その私たちが出会い、結婚してコハナが生まれ、もうすぐ2人目も誕生することは「奇跡」であり、そう思うと私たちは感謝の気持ちでいっぱいになるのです。私たちは幸せだな(コハナもお腹の赤ちゃんもね)そう改めて感じています。
きっと良い胎教になったはずだわ♪
長々と書いてきましたが、こんな私の「自己満足記事」に最後までお付き合い下さり、本当に有難うございました。