４年前の７月２７日早朝、
吐き気と闘いながら、華は息を引き取りました。
移動火葬車を頼み、その日の夜、家族が揃ってから、
自宅駐車場で火葬してもらい、小さな箱に入ってしまいました。
あれから４年経ちました。
３歳半で繁殖をリタイヤ。
太り過ぎで子供が出来ない、と不要犬として、どこかに出されるはずが、縁あって我が家へ。
始めて見た時、
愛想のない汚い臭い太っている犬…
とあまりいい印象ではありませんでしたが、
敷地の奥から連れて来てもらった上に、パパは即ＯＫしたので、私は断れず、
そのまま車に乗せて帰りました。
あまりの臭さに、エアコン全開窓全開で。
ウチに来て、１週間近くは小屋に引きこもり、
ご飯も食べませんでした。
あるきっかけで、ご飯は食べるようにはなりましたが、
おやつにもおもちゃにも興味なし。
散歩も嫌がりました。
吠えたこともありませんでした。
その半年後、麻呂を迎えてからは、
おやつを覚え、おもちゃを取り合い、
ワンワン吠えるようになり…犬になりました。
それからあっと言う間の１１年でした。
病気とは縁がなく、年に１回の健診くらいしか
病院にお世話になることもなく、
心臓のお薬も１０歳を過ぎたから飲んだだけで、
私自身、病気の知識も全くありませんでした。
だから、亡くなる年の春、血液検査の結果、腎不全と言われてもピンとこなくて、
たいした治療もしないまま、過ごしてしまいました。
いつものフードを食べなくなったときに、何か対処していたら、
もう少し長生きできたのかも…。
無知な母で、申し訳なく思っています。
私は華のおかげで、人生が変わりました。
華のおかげで、どんなに救われたか…。
今のこの幸せな生活は、華のおかげ。
家族にも友達にも、私の犬に対する想いはわかってもらえないかも知れないけど、
これからも、ずっとキャバリアにこだわっていきたい。
華や瑠璃のように、保護されたコにこだわっていきたい。
