夫の自白が取れた。
もちろん、ボイスレコーダーで録音もした。

さて、次は慰謝料請求といきますか。

と考えた、翌日。
夫から、
「相手に何かするつもり??」
と、聞かれた。
慰謝料請求のために弁護士と契約し、
準備をすすめてるところだったし、
夫と女がまだ切れたわけではなかったので
「誓約書くらいは書いてもらうつもりだけど」
と、答えた。
慰謝料請求とか考えてないやんな??
って聞いてきたので、「そんなん当たり前の話やん」
って言った。

そしたら、必死でそれだけはやめてくれ。
誓約書はきちんと書くから。
って。

「むり。弁護士動いてもらってるし。」
って答えた。実際、弁護士も私が提出した証拠資料の整理や、弁護士照会等、動き始めているところだった。

後に私も、この時の発言を後悔した。
実際は、慰謝料請求はどうでも良かった。
いくらお金取りたいとか、そんな気持ちもなかった。
ただただ、もとの生活に戻りたい。それだけだった。
慰謝料請求は相手に制裁を与えるためだけのつもりだった。


翌日、弁護士に事情を話した。
弁護士が介入することで、
私が一番望んでいる夫婦関係修復が難しくなる可能性が出てきた。委任契約を解除したいと。
私が思っている以上に、解約はすぐにできた。

あとは誓約書。
解約の電話の際に、誓約書作成のポイントは色々教えてもらった。
さらにネットで色々調べて、女に対する誓約書、夫に対する誓約書を作成した。
行政書士に頼むかも迷ったけど、一刻も早く解決したかった。
頼むより自分でやったほうが早い。

あとはいつ、どうやって署名、捺印をもらうかだけだ。