私の父は黙って家を出て、行方不明...蒸発して
10年経った位かな、私達家族の知らない土地で亡くなりました。
ある日、突然
弟の家に電話があった様です。
亡くなりました
遺体の引き取りはどうされますか?
そんな内容だったみたいです。
突然の事で、
弟は「少しお時間をください」と答えたと
母が、私に電話で伝えてきました。
これ以上ないって位自分勝手に生きた父
財産を売って、売って...お金を湯水の如く
使い果たし。その上、多額の借金を残して
家を黙って出て行った...身勝手な父
プラス酒乱の父。
酒乱の父については → blog
http://ameblo.jp/hanahanasaitayo/entry-12236503029.html
そんな父に...
弟が、父の遺体の引き取りを躊躇した心境は
私には、痛すぎる位分かりました。
分かるだけに、
私は、そのことについて何も言わず
黙ってまずは見守ろうと決めました。
弟は父を引き取ると決め、遠い地より
こちらに来ました。
私達家族も現地で合流。
死に装束
動かぬ父...
10年振りに見る
私の諸悪の根源だった父...
そんな父に私は
「好きに生きられて良かったね」って、
語りかけていました。
自分でも不思議な思いでした。
その時も、私は、父は嫌いでした。
父のした事を赦していた訳でもないのに
出た気持ちは、父を責める言葉では
なかったのです。
身内だけのお葬式を知らない土地で
行う事になりました
事務的で、寂しい質素なお葬式でした。
そんな父から100万円が届いた → blog
http://ameblo.jp/hanahanasaitayo/entry-12245788655.html
先日、いただいたブログのメッセージを
読ませていただい
ふと、この事を書いてみようと
浮かびました。
備忘録って感じで
表面的ですが、思うまま書いてみました。
私のお話し聴きますには...
こんなエッセンスも含まれています。