こんにちは。

思考整理専門の楽脳家

宮本園えです。

 

2022年3月1日13時29分

 

13時30分の予約で、来た場所は、

某都市銀行のつくば支店。

 

目的は、新しい口座開設。

 

スマホでも口座開設できるけれど、

ちょっと聞きたいことがあった。

その場合、ネットから「予約」が必要。

 

この予約をしたのは1週間前。

それが最短の予約日だった。

 

何枚かの書類に記載して、

案内された待合のソファに腰をおろす。

 

後ろの列のソファで、

年配の男性(声がそんな感じ)と、

銀行のスタッフが会話している。

 

男性「ずいぶん時間かかるねぇ・・・」

行員「申し訳ございません。ただいますぐ・・」

と、行員が少しバックヤードに消えて

しばらくして、戻ってきてまた会話が始まった。

 

「取引が終わってるのに、これ、もう記載してもらえないのか。」

「申し訳ございません。〜〜〜(なんちゃらかんちゃら)」

 

よくわからないけれど、

多分、通帳記載方式をやめたから、

もう、通帳には記載されないよ・・というやりとりだと思われる。

 

結局男性は

「はぁ・・。自分のお金のことなのに・・・。(ところどころ

聞き取れず)。はいはい。わかった。さようなら」

と言って出て行く。

スタッフは、沈黙して見送っている。

 

この男性、ちらりとしか見ていないけれど、

普通の年配の男性なんだけど、

なんだか、物言いが、じいじ、つまり、私の父と似ている。

 

別に威張っている訳ではない。

横柄な訳でもない。

ただ、普通に、どうして?を言いたい。

 

あ、私が呼ばれた。

書類を確認される。

 

行員「では、そちらのソファで、少しお待ち下さい」

私 「すみません、駐車券お願いします。」

行員「申し訳ありません。こちらは、提携の駐車場がありません。」

私 「あら、そうなんですか。」

 

それからが長い。

次の人が呼ばれる。

その人が長い。

その人が終わる。

 

あれ?ま、用件違うからか。

 

ふと気づくと14時17分。

あれ?駐車場、有料はいいけど、

小銭持ってた?

と財布を見る。

360円の小銭と1万円札。

ん?これで出られる?

 

・・・にしても、遅い!

行員は、バックに消えたまま戻ってこない。

 

さっきの男性も、

相当待たされたあと、

「時間かかるね」と言ってたのかも。

ああ、じいじみだいだったな。

 

ここでじいじなら、なんて言うかな。

 

「予約したのに、こんなに時間かかるんですか?」

「こんなに時間がかかるなら、30分以上かかりますって、

最初に言ってくれるとありがたいね。」

 

じいじの声が聞こえてきて、笑える。

 

あ、やっと呼ばれた。

 

話が終わった。時計を見ると15時ちょっと前。

 

「こちらの駐車料金はおいくらですか?」

「このビル(立体)の駐車場は1時間300円です。」

「あら、私、小銭300円ちょっとしか持ってなくて 、

もう1時間半ですから、それじゃ足りませんね。

あと1万円しかありません。

1万円の両替はしてもらえるんですか?」

「あ、え〜〜と、それはできないんです。」

「向こう(ATM)でも?」

「あ、え〜〜、う〜〜。」

「あら、じゃぁ、私、出られませんよね。

こんなに時間がかかると思っていなかったので。」

「あ、え〜〜、う〜〜。」

「では、今開設してもらった口座に、

ここから少し入金しておつりをもらうことはできますか?」

「あ!はいっ!それならできます。」

 

・・・・以上が、昨日の午後の私の1時間半。

実話です。

 

 

父は、もう10年前に他界しましたが、

先客の男性と重なって、

父だったらこう言うな・・とか、ずっと父の声が聞こえていました。

 

昔、父がそういうことを言った時、

私は、「やめなよ、そんなこと言ったってしょうがないじゃない」

という立場だったのに、今は、父の方に近づいている・・・。

これは、歳なのかな。

DNAなのかな。

 

いずれにせよ、

訳もわからず待たされた1時間半は、

久しぶりに父との対話の時間となりました。(苦笑)

 

そして、以前も書きましたが、

人は、理由が欲しい。

理由とか、説明もないまま、

先の見えない「待て」は、本当にイラつくんだな〜。

 

 

あと、欲しかったのは、

窓口のスタッフのプロフェッショナルな対応。

ま、これは、おばさんの高望みですかね・・・。

 

でも、サービスを提供する立場で、

とても勉強になった、とも言えます。

 

・・・と、今日は長くなってしまいました。

お付き合いいただきありがとうございます。

 

ところで、noteデビューしました。

こちらも、よかったら、チェックしてくださいね。

宮本園えのnote

 

image

写真は本文と関係ありません。
ただ、こういうので、昔父によく遊んでもらったなぁ・・・という
思い出です・・・。
こういうの、最近あんまり見られなくなりましたね・・・。
 

 

 開催予定の講座 ファンを1000人にする勉強会@つくば

  

メルマガ絶賛配信中

ほぼ日刊「楽脳新聞」