記憶を失ったことについて書いてみようと思う。
きっと今このブログを読んでくださっている方は、
いつも覗きに来てくださる方で
長年読んでくださっている方だと思うので、
その方たちに届けばそれでいい。
少し時間が経ったら、消そうと思います。
傷つく人もいるかもしれないから。
自分の過去5年間の記憶がないという事実に気づいたのは
「ある日突然」ではなくて「ゆっくり数か月かけて」
気づきました。
自分では何も変わってないつもりで日々過ごしていたのだけど、
あれ?と思うこと、え?と思うことが増えていって
いろいろ混乱することが増えていって
やがて
すーっと霧が晴れるようにある事実にたどり着きました
私、何にも覚えてないや・・・
愕然としました。
いっぱいあるんだけど、いくつか書いてみます。
けっこう衝撃的だから、読みたくない人はここで引き返してください。
*・☆・*・☆・*・☆・*・☆・*・☆・*
まず、下着が身に着けている物しかありませんでした。
もっと書くと、その時履いているパンツ一枚だけしか持っていなかった。
これで、一体どうしていたんだろうか。
そして肌が信じられないぐらいガサガサだった。
多分、顔を洗っていなかったんだと思う。
化粧水とかもつけていなかったと思う。
スキンケア用品もメイク道具も何も持っていなかった。
これもびっくりしたのだけど、
体重が20Kg増えていました。
え?って気づいた日から
普通に過ごして2か月で10Kg減って
今はもとに戻っています。
特にダイエットもせず、
普通の暮らしで
私の知っている
私の平均体重に戻りました。
ていうか、
増やしたくても増えなかった体重が
どうやって20Kgも増えていったのだろう。
病院をやめていました。
通院していた難病と精神科の
二つの病院をいつの間にかやめていました。
何て言って辞めたのだろう。
主治医は止めなかったんだろうか。
子供たちが大人になっていました。
これは苦しくなるのでこれでおしまい。
うん、ちょっとしんどくなってきたので
もうやめよう。
とにかく
忘れてしまった月日が長すぎて
本当に愕然とする。
東京オリンピックを知らないのよ。
コロナ禍がわからないのよ。
淡々と書いているけれど、
けっこうあれなのよ、うん。
ブログは明るく書いてるけど
けっこうあれなのよ。
だから夫氏にあれこれ尋ねて
私の知らない
私の暮らしを教えてもらって
記憶はないんだけど
思い出のピースをちょっとずつ埋めている。
今年のお盆前にもこんなことがありました。
夫「もうお団子って作っちゃった?
大変だろうから、買ってきたよ?」
そう言って
仕事から帰宅した夫氏からお供え用の団子が入ったパックを見せられました。
「あ...私、いつもお団子作ってたの?」
恐る恐る聞き返したら、
作ってたよって教えてくれました。
作ってたんだね。
そういう会話の繰り返し。
この5年間の中で、
ブログのメッセージ機能で私と会話した方がいるかもしれないので
書いておかなくちゃです。
ごめんなさい。何か変なこと言っていたら、ごめんなさい。
本当は、どんな会話をしたのか
私はどんな様子だったのかを聞いてみたいのだけれど、正直怖くてたまらないです。
ツイッターやインスタも退会してあったし
メールも消してあった。
スマホのショートメッセージもない。
なんもない。
いろんなものが捨てられてて
何にも持ってなくて
何にも覚えてなくて
愕然とする。
それでも生きていかなきゃならないので
なんとかがんばっているのだけど
しんどい日はしんどい。
仕方ない。そういう日もある。
はい
少ししたら消しますね。
ここまで読んでくださったあなた
ありがとう。
いつも ありがとう。