抗癌剤の種類による発毛の違い | 歯医者ママはなの乳癌備忘録

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2014年7月 39歳で両側乳癌の告知を受け、両側全摘、腹部遊離皮弁法による同時自家再建の手術を受けました。ステージⅡb、ルミナールB。術後化学療法(FEC)を終え、ホルモン療法中。*コメントは承認制です。

抗癌剤治療にはつきものの脱毛
いろんな副作用の中で やっぱり一番メンタルにダメージが大きいし
体が元気になっても いつまでも悩まされる問題だったりします

私はラストケモから10ヶ月くらいで脱ヅラすることができたのですが
ブログに色々な方から
「髪が伸びるの早いですね。どんなケアをしてたのですか?」
というコメントやメッセージを頂くので
いつもお答えしていることを コチラにも書いておこうと思います

抗癌剤による脱毛後の発毛状況は
抗癌剤の種類によってだいぶ違いがあるようです

2013年のコチラの記事
によると

「FECのみ」というレジメンが一番発毛状況はよく
次いで ドセタキセル単独、パクリタキセル単独の順
FECとドセタキセルの組み合わせを受けた方が 最も術後の発毛に時間がかかっているようです


2015年のアンケート調査
ではFECについては触れられていませんが

最も発毛状況が良かったのがAC療法
次いでAC+パクリタキセル、ドセタキセル単独の順
ACとドセタキセルの組み合わせが 最も頭髪の回復が遅かったと書かれています

ケモ後の頭髪のケアによる違い、というのも少しはあるのかもしれませんが
やはり最も関係するのは どのレジメンでケモを受けたか?
ということのようです

これも ケモを受ける前に説明を受けたという人は
ほとんどいないんじゃないかなと思います

私は ブログにも書きましたが
当初はパクリタキセルの予定が アレルギー反応を起こしてしまって
急遽FECに変更になったのですが
どちらの説明も
「副作用で髪が抜けますが 治療が終わればまた生えてきます」
ということだけでした

命のためには髪なんて!
という考えもあるのかもしれないけれど
やっぱり脱毛はかなり辛いことなので
抗癌剤の種類を決める時に
術後の発毛の違いについても
きちんと説明をしてもらえるようになるといいなと思っています

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