成人性歯周炎の抗炎症局所治療薬として,中医薬の持つ抗炎症効果に注目し,その臨床応用を試みたところ,金銀花・連翹混合煎剤が,歯周疾患の臨床パラメーターである歯肉溝滲出液量,およびプロービング時の出血を有意に抑制した。そこで,この中医薬の持つ抗炎症効果のメカニズムをin vitroで検索するために,近年,歯周疾患の成立に関与すると言われてきている単球特異的走化性因子であるMCP-1を指標として用い,金銀花の抽出液が,ヒト歯肉線維芽細胞で炎症性サイトカインにより誘導されるMCP-1の遺伝子産物の産生,および遺伝子発現を抑制するか否かについて検討を行った。その結果,金銀花抽出液はMCP-1の遺伝子発現,その遺伝子産物の産生を抑制した。また,同様にIL-6遺伝子発現も抑制したことから,金銀花のこれらへの抑制効果が,さきに報告した成人性歯周炎に対する抗炎症作用の一端を明らかにしたものと考える。


詳しくは

http://ci.nii.ac.jp/naid/110004726075/

金銀花茶に興味のある方は

http://www.hanacha.com

 

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