【「自分で勉強する」は極めてハードルが高い】

患者さんの中には、もちろん自発的に勉強されている方も一定数おられますが、やはり少数派ですし、ネットで断片的な知識を仕入れただけでは、理解の仕方がかなり間違っていることも多々あります。

 

「それは知ってるのに、これは知らないんだ!」というようなこともしばしばあります。

でも、そりゃそうですよね。

「全体像を捉えた上で詳細まで突き詰める」って、並大抵の努力では出来ませんし、生殖医療はそんな単純な領域ではありませんからね。

患者さん自身の努力に多くを求め過ぎるのはちょっと厳しいかな~と思います。

 

ですので、「ひとまずここから入って下さい」というツールまで提供できれば、最高に優しいと思うんです!!

そして、その媒体は動画が最適であると考えました上差し

 

テキストを用意することも選択肢の一つですが、やっぱり文字で学ぶってハードル高いんですよね。

その点動画なら、基本的には受け身なので楽ですし、スマホで見られるようにすれば場所も選びませんよね。

ということで、「説明動画を作ってYouTubeにアップする!」というゴールを設定することにしました。

 

 

 

【まずは動画の作り方から!】

「説明用の動画を作る」という大きなゴールは設定しましたが、具体的にどうやるのかは分かりませんでしたびっくり

 

僕は医者であってYouTuberではないのですてへぺろ

 

だから、休みの日に動画の作り方を調べて、試しに作ってみる、というようなことをチマチマと一人でやっていました。

最初はホワイトボードに手書きで色々書いて説明する、というような試作品を作ったこともありましたが、素人感が強すぎて、一瞬でボツにしました。あれは中田敦彦氏だからこそ出来る技ですね。

 

やってみて分かったのですが、カメラに向かって一人で話すって、無茶苦茶難しいんですよガーン

ましてや、それをノーカットで数十分に渡って続けるなんて到底無理です。

 

そのスタイルを真似するのは早々に諦め、あれやこれやと試して今のスタイルに落ち着きました。

 

今でこそ、ある程度見てもらえるクオリティーになったと思いますが、ゼロからここまで辿り着くのには本当に苦労しました。

 

 

 

【「普通ではないことをしている」という不安】

また、YouTubeに動画を上げることに対しては、最初はかなり恐怖心を覚えていましたガーン

「英に来たばかりの自分がこんな目立つことをして、白い目で見られないだろうか…」みたいな不安があったんですね

 

でも、そんなことを考えていても、以前述べた地獄的構造が毎週発生するという現実は変わりません。そっちのストレスの方が僕にとっては大きかったので、腹を括ってやるしかないと決意しましたウインク

 

「目立つことをすると、大抵最初は奇異な目で見られるけど、そのうち慣れて、誰も違和感を抱かなくなるもんだ!」とか、

「そんな不安は実際は存在せず、勝手に自分の中で作り出した妄想に過ぎないのだ!」

とか、自分に言い聞かせて、とにかく始めることにしました。

 

今では、動画の存在が確かに役に立っているという確信がありますし、実際感謝の言葉を頂くことが多いですキラキラ

 

始める前の不安なんて、大したことなかったなと思います。世の中の多くの不安は、大抵そんなものかも知れませんねウインク

 

 

次回に続きます。

 

 

以前の記事もお読みください

くにDrのYouTube奮闘記 vol.1 〜英ウィメンズクリニックに入職して感じたこと〜

くにDrのYouTube奮闘記 vol.2 〜すれ違う思い〜

 

 

(文責:[医師部門] 江夏 国宏)

 

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