ざおしゃんはお(おはようございます/中国語)
毎日暑いですね。この暑い中毎日朝起きたら白湯をのんでいる華僑の嫁です。
今日は前回お届けした美肌薬膳の続きをお届けします。
前回までの内容はこちらを見てくださいね。
デイリー薬膳身近な食材で美肌になろう。美肌薬膳のポイント編(薬膳区民講座/漢方)
美肌薬膳のポイント(4つ)/前回の復習です。----
1)内臓をととのえる
2)津液によってうるおいを与える
3)酸味を摂りすぎない
4)辛味(熱性)を摂りすぎない
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美肌の薬膳はこのようなものを取り入れよう。
〇淡い味わい
〇水分を与える
〇血の巡りをよくする
〇血を作る
〇補気をする
【水分を与える】水分を含んだベリー類、冬瓜、きゅうり
【補気】米、穀類、きのこ類、長芋
重いごはんを陳皮でめぐらせる。(陳皮 気の巡りをよくする)
【補血/活血】血の流れをよくする
人参、ほうれんそう、黒ゴマ
ウコン 日本で言われるターメリックとは違う。グレーのもの。カラダを冷やす。
(※日本で言われているウコンは姜黄 ターメリック/ウコンは体を温める。)
上記に+してライフステージに合わせる。個々の人に合った食事にアレンジします。
ねぎをふる、しょうがをふる。最後に加えるものでアレンジ。
そのアレンジのポイント「舌の色で熱を判断する。」
カラダを温める食材、カラダを冷やす食材-------
【温める】しょうが&ねぎ、大葉、カラダをあたためる。カブ、鶏肉からだを温める。
【冷やす】きゅうり&冬瓜カラダを冷やす。トマト、スイカ、ゴーヤ、大根、ミント、豚肉冷やす。
同じ柑橘系でも気を巡らすオレンジ、みかんでも
オレンジ:カラダを冷やす、気をめぐらせる
陳皮(温州みかんを干したもの):カラダをあたためる、気をめぐらせる
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飲むお茶を変えるだけでもこんな効果があります。
緑茶 カラダを冷やす。
紅茶 カラダを温める。
これらをふまえて今回の食材はこんな感じです。
美肌によい食材「はとむぎ」-----------------------
はとむぎ 熱をとり体の調子を整える。
肌あれ、イボなど肌からでてくるものを取り除く。
即効性 はとむぎ、おかゆにする。煎じてお茶として飲む。
残ったものをごはんに入れる。
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そうそう白木耳については以前記事を書いたんだったわ。
美肌食材(きくらげ)を台湾で買ってきました。(ビューティー)
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薬膳食材/白きくらげ/銀耳(ぎんじ)
便秘の特効薬。
せき、のどの痛み、胸部の痛み、胸部の痛み、生理不順、肌荒れによい。
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女性がとりたい食材「ナツメ」----------------------
補気をします。
気持ちを落ち着けることができます。うつうつとした時にお茶うけに。
中国では桐の箱に入れて袖の下から渡すこともあったような食材。
月餅にお金の入れて渡すのと同じ感じだそうです。
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こんな感じでできあがりました。
究極の美肌メニューです。
ナツメが入った豚肉の煮込みつくり中です。
オイスターソースは香りが飛んでしまうので、最後に入れます。
はと麦ご飯
豚肉の煮込み
白木耳(しろきくらげ)のスープ
はとむぎ茶
はとむぎごはんには陳皮(温州みかんを乾燥させたもの)がかかっていて、
風味もゆたかでおいしいです。
豚肉の煮込みもお野菜たっぷりでオレンジの絞り汁も入っています。
白木耳のスープには鶏ひき肉、大根、大葉なども入っています。
薬膳ってまずいイメージがあったけど本当においしいわ。
しかも美肌にもいいなんてすごい×10
次回は夏の薬膳のレポートをお届けします。
是非みなさんも日々の生活に薬膳を取り入れてみてくださいね。
華僑の嫁がお世話になった薬膳講座のKAZU先生のブログはこちら
国際薬膳師KAZU先生の講座は座学しっかりしているのでとても勉強になりました。
妊活の一環で台湾から漢方を買いに来なさいと旦那さんのお母ちゃんに呼び出されている
華僑の嫁でした。早く台湾に行かないとですわ。
それでは今日はこの辺で、再見(またお会いしましょう/中国語)
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