【家族の声】「頑張る!」を諦めた、その先に見えたものは・・・?! | 宝塚市から全国へ★宝塚発達コミュニティ『花』 親と支援者の会、親の会、発達障害、発達凸凹、グレーゾーン、自閉症スペクトラム、ADHD

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めぐみです顔・笑顔ラブラブ

 

今日は、茨城県在住の発達障がいの子を持つ

お母さまからの投稿です。

※ご本人さまに許可を頂いています。
 

 

「頑張る!」を諦めた、

その先に見えたものは・・・。

 

昔、よく言われた言葉
「なんでそんなに頑張ってるの?」(呆れ)
「そんなに頑張ってばかりで疲れないの」(不審)

そのたび「・・・?」という感じだったり、

不愉快になって怒りを露にしてしまい、

ドン引きされたこともあった。

そもそも私は「頑張っている自分」という存在に

気がついていなかった。

 

こどもに恵まれ、てんやわんやの日々が続き、

頑張っても頑張っても、頑張っても、うまくいかなくなった。

 

泣き出した長男を抱くと「抱いてくれるな!」とばかりに

私は拒絶された。

誰もわかってくれないどん底の生活・・・。


そこから抜け出せたのは、”頑張っている自分”も、

”ダメダメな(母親失格・・・と当時思っていた)自分”も、

どちらも大切な自分自身に変わりはない

と言うことに気がついてからだった。

 

”頑張っている自分自身”に気がついた時、

そして”頑張っていた自分自身”(過去の自分)を受け入れ、

上っ面じゃなく、腑に落ちた時、何かが変わり始めた。

 

生まれてはじめて

私、頑張らなくていい”って思えた。

 

そうしたら、”誰か助けて!””私、苦しい!”

”誰か私の話を聞いて”って叫ぶ自分自身を見つけた。

(泣ける人間になれた)

 

頑張ることは大切!

でも、頑張っている自分自身に気づき、

その気持ちを大切にしないと、本当は助けてほしいのに、

本当は話を聞いてほしいのに、本当は褒めてほしいのに、

本当は泣きたいのに・・・

本当の気持ちが自分自身でも見えなくなってしまい、

大切な仲間の手助けさえ「いえ結構です(私ダイジョーブ)」って断ってしまう。

 

そのことに気がついてからだ、

人並みに(同級生と比べて)出来ることなど、

ほとんどなかった長男に

”そのままでいいよ!””あなたらしく生きればいいよ!”

”誰もわかってくれなくても、お母さんはあなたの個性に太鼓判を押してあげる!”
と、心の底から言えるようになった。

 

私は、”頑張れない(弱音)”、”失敗”、”みっともない”、

”情けない”、”恥ずかしい”・・・そんな自分を認める、

そして受け止める、そんな練習を毎日毎日させられている。

先生はこども達!!

 

「ごめ~ん忘れたぁ」(許して!)

「あ!うっかりした!」(助けて)

「疲れた・・・」(お願い手伝って)と言うように。

 

”他者を信頼する”も、”失敗を認める”も

”小さな失敗を乗り越える”もみな、

家庭の中で、親自身が自分自身を大切にする姿から

こどもは学ぶのではないか?と思うようになった。

 

親自身が自分を大切に出来なくて、

こども自身が自分の存在を肯定できるようにはならないと、

そう思う。

 

わが子は”運命の糸”で結ばれ、

私のもとに来てくれたのだ・・・と、そう信じている。

 

きっと私を、人として”一人前”に育てるためには、

この個性が必要だったのだろう。

 

 

生きづらさは子供だけではありません。

親の苦労も人一倍。

 

だけど、やっぱり母だから・・・。

かけがえのない子供だから・・・。

と、時にはくじけながらも、

成長し強くなろうとしている母の姿が

そこにあります。

 

発達障がいでも、程度や困難さも千差万別です。

当事者だけでなく、家族のフォローもとても大切であることを

伝えていきたいと思います。

 

花ピンク めぐみ 花ピンク 

 

私もこの『花』を通して、たくさんの学びがありました。

一緒に活動しながら、子供のこと、発達障がいのこと、

社会のことなど学んでいきませんか?!

 

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