教員から会社員になって |   八女でゆったり 一日一生

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          子どもが好きだから小学校教員になりました
                   未知の世界を見たくて海外に飛び出しました
                    現在はお茶どころ福岡県八女市に住んで世界とつながっています

先日、Facebookに
『教員時代から休むことが下手です』
と書いたところ、
現職の先生方から
共感のメッセージをいくつもいただきました。


お仕事


教員時代は、
一応土日はお休みでしたが、
少年団の指導などをしていたら
週末は練習や大会があるし、
そうでなくても
平日ではできない仕事をしたり、
教え子の発表会に招待されたり、
所属している研究会の勉強があったりで、
休みがあるような、ないような、という感じでした。

そして、
休日を返上して活動をすることが、
周りからの評価につながっていました。

ところが今は、
『休める時に休んでください』
『休日に仕事をしなくていい仕組みを作ってください』
と、休みを奨励される立場に。


お休み


私は娘が小学校に入学するタイミングで
教員採用試験を受け、
小学校の教員になりました。

それから17年半、
ずっと小学校教師の経験しかありませんでした。

教員時代にも
『一般の企業で一定期間働く』
という研修があり、
とても興味がありましたが
残念ながらタイミングが合わなくて行けませんでした。

そんな私が教員を辞めてセブに来て、
『会社員』になった時、
『教師の常識は世間の非常識』
という言葉を
毎日のように実感することになったのです。


生田原小学校


『この方にビジネスのことを学びたい!』
と思った方のもとで仕事を始めてからは、
本当に毎日が驚きの連続でした。

今回、休日の話をきっかけに、
新しい仕事を始めた頃の
メッセージのやり取りを見直したところ、
そこにはビジネスを進めるために必要な言葉が
たくさんたくさん散りばめられていました。


教員時代は、
子どもにも、保護者にも、同僚にさえ、
ネガティブな言葉かけをしたことがありません。

そういう言葉に慣れていないから、
保護者に厳しいことを言われて
病気になるほど悩む先生もいました。

でも、会社では、
厳しい指摘を直球で投げ込まれます。

その当時は
何を言われているのかよくわからなかったり、
どうしてそんなひどいことを言うんだろうと、
涙したりしていました。

もちろん、理解力がない、想像力がない、
という私個人の資質もあるとは思いますが、
教員時代の考え方や行動習慣が、
いかに一般的なものでなかったかを
思い知らされました。

教員と会社員、
両方の経験をさせていただいている立場から、
いつか日本の教員の皆さんに
『教員の世界から飛び出したら、こんな世界があったよ』
ということを
お伝えできたらなあと考えています。

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