1つ前の記事からの続きです。
*『灰羽連盟』の物語のネタバレになっている部分があります。*
今回、『灰羽連盟』を見てみて、感じたのは、灰羽ちゃん1人ひとりの優しさ。
壁で囲まれた街に住む人たちの優しさ。
・・・を初め、本当にいろんな気づきとたくさんの象徴がありました。
その中で、特に大切だったことの1つが、ラッカの物語。ラッカの気づき。
さっきも書いた通り、物語の中では、明確な説明はないので、
私が見て、感じた、私の解釈なのですが、
そして、台詞の1つ1つをディクテーションしている訳ではないので、
わたしの(うろ覚えの)記憶の中での台詞や物語となるのですが、
ラッカは、たぶん、自ら身を投げて死を選んでしまった女の子。
”私がこの世界から消えても、悲しむ人なんて1人もいない。
(”気づく人なんて1人もいない”、だったかな・・・。)
だから消えてしまいたいと想った。”
というようなことを言っていた。
だけど。
だけどね。
すーーーーっと、下へ下へと落ちてゆくラッカを、
鳥が、一生懸命、救おうとしていた。
ラッカが落ちないように、
服を口ばしでくわえて支えようとして。
”無理だよ。
でも、ありがとう。”
ラッカの言葉。
そして、ラッカは、灰羽として、生まれた。
<つづく>
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