てっちゃんの生きづらさオンライン@Ameba

フリーライター・渋井哲也のブログ。生きづらさのほか、ネット・コミュニケーション、自傷、自殺、援助交際などを取材。「実録・闇サイト事件簿」(幻冬舎新書)、「解決!学校クレーム」(河出書房新社)。「生きづらい」「死にたい」「消えたい」と思ったら


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トライアンドエラーが続く”介護ロボット”活用の現場

 高齢者福祉の現場では、ロボット技術を利用する試みが広がっている。経済産業省は開発業者に、厚生労働省も導入をする施設に助成金を出している。介護ロボットの“いる”施設には福祉業界だけでなく、行政やロボットメーカーも見学に訪れている。介護ロボットは現場をどのように変えていくのだろうか。

 

●職員が仲介しながら活用

 

 “今日もがんまりますので、よろしくお願いします。拍手!”

 デイサービスでは、挨拶する人型のコミュニケーションロボット「パルロ」を利用者40人が囲んでいた。周囲では介護スタッフが見守る。場所は、横浜市営地下鉄・下永谷駅から徒歩3分のところにある、社会福祉法人同塵会(松井住仁理事長)の、特別養護老人ホーム「芙蓉園」(横浜市港南区、小林央施設長)。

 パルロが挨拶後に拍手を促すと、利用者たちは大きな拍手を送った。その後、「夏は来ぬ」の歌を歌いながら、手足を動かす。“一緒に踊ってください。一緒にですよ”とパルロ。利用者は、職員に促されながら、パルロの動きを真似て、利用者たちは歌いながら、踊っていた。ただ、パルロが反応しやすい言葉を利用者が使っているわけではないため、職員が仲介している場面もあった。

 “やったね、いい感じです”

 その後も軽い運動をしたり、クイズを出題した。

 “最初は、お魚のサンマについての問題ですよ。サンマの塩焼きは美味しいみたいですよね。サンマは春に食べるのが一番美味しい。○か×で答えてください”

 こうしたクイズは頭を使うために、認知症の予防効果も期待できるとされている。介護ロボットとして、最も注目を浴びているのは、人型の介護ロボットだろう。同施設は、横浜市内で最も古い特別養護老人ホームだ。現在は、介護職員の負担軽減や人材の安定的な確保、介護サービスの質の向上を目的に、多様な介護ロボットを導入している。

 

●「見守り支援システム」は負担軽減に期待

 

 神奈川県では2015年6月、「らくらく介護宣言」をした。その中で「使おう!」という項目において、「新たに介護・看護の現場で役立つと期待されるロボット・機器の導入を進めます」とし、「学ぼう!」では「介護・看護職を中心とする保健医療福祉の専門職全般を対象に、人の力のみで抱え上げない介護・看護技術の普及を進めます」として、介護の現場でロボット・機器の普及を目指すとした。

 同県では16年、介護・医療分野への介護ロボットの普及を行う「介護ロボット普及推進センター」を立ち上げた。同施設などが応募し、事業協定を結んだ。同施設では、介護現場での人材不足や高齢者の増加の中で、介護ロボットに期待をかける。当初は「介護は人の温もりがあってこそ」と、導入に違和感を持つ職員もいたが、施設内でプロジェクトチームを作り、職員に理解を求めてきたという。

 同施設で導入したロボットは7種類。タテゴトアザラシの赤ちゃんをモデルにしたメンタルコミットロボット「パロ」、コミュニケーションパートナーロボット「パルロ」、ロボット掃除機「ルンバ」、スマイルサプリメントロボット「うなずきかぼちゃん」、職員の介護作業を軽減化する「スマートスーツ」、手すりを持って歩行を支える「電動歩行アシストカート」、ベットのマットに敷かれた検知センサーで、転倒や転落を予測し、アラームで知らせる「見守り支援システム」だ。

 このうち、介護者にとって最も負担軽減となるのは「見守り支援システム」だ。従来の、ベッドから離れたときなどに作動するセンターよりも優れている点は、Wi-Fiでインターネットにつながり、システム内でログが記録されることだ。これまでは職員が記録していたが、正確に自動で記録される。

 そのため、一人ひとりの日常生活のリズムを正確に把握できる。例えば、入所者が深夜にトイレに行く時間を把握でき、介護職員がサポートをしやすくなる。施設としても「最も期待したい分野」としている。しかし、Wi-Fiを各フロアに設置したり、センサー付きのマットが高額であることなど、現場への普及には初期費用という課題がある。

 

●介護スタッフがロボットから学ぶことも

 

 人型ロボットのパルロは受付にも置かれ、来訪者にも挨拶している。高齢者にとっては、喋り方は早いのではないか?との指摘もされるが、「最初はもっと遅かったのですが、(施設を利用する高齢者は)介護が必要なだけで、話は聞き取れます。レクレーションのときは座っていますから」と小林施設長。ロボットメーカーのプログラム開発者たちも、実際にレクレーションを見学して、高齢者の会話やテンポを把握、修正した。その結果、現状のスピードになった。メーカーにとっても、現場を知ることはプログラムを修正しやすい。

 ロボットを受け入れるのに男女差があるのだろうか。

 「男性の場合は一般的に、人に対してでも、女性よりも興味を示したりしないし、心を開かない傾向があります。ロボットに対しても同じです。しかし、片付けを忘れていたときに、ふとした時間に、普段無口な人がパロを撫でているということもありました。中には、職員に対してよりも心を開く人もいます。ただ、ロボットを嫌いだったり、興味がない人に無理やり押し付けても意味がありません」(小林施設長)

 ただ、パルロにレクレーションの全部を任せることはできない。ましてや人を介護をすることができない。そのため、ロボットをどのように使うのかは職員がどう介護サービスを考えているのかにかかってくる。パルロは、インターネットを通じてアップデートしていくため、いつのまにか、新しい曲が入っているという。振り付けもするため、職員もそこで学ぶことがあるという。

 癒し効果という意味では、パロは最適だ。アニマル・セラピーは導入したことがない同施設ではあるが、

 「動物の場合、衛生面で問題になりますが、ロボットの場合は、衛生状態は保つことができます。また、動物の場合は死んだりすると喪失感がでますが、ロボットはそうしたこともありません。例えば、夕食前に落ち着かなくなる入所者がいましたが、その時間帯にパロを抱かせました。すると、落ち着くようになりました。AIやロボットの特性を職員側が把握してないと宝のもちぐされになります」(同)

 あかちゃんのぬいぐるみのような、うなずきかぼちゃん。一方的に「ねえねえ。おかあさん、とんとんして」などと呼びかける。「おかあさん」を「おばあちゃん」、あるいは「おとうさん」「おじいちゃん」に設定することもできる。ただ、パルロと違って、相手の会話にあわせた会話はできないが、スキンシップをすることでコミュニケーションが成り立つ。

 「職員は介護ロボットを『自分たちの仲間だ』と思うようになりました。しかし、現状、介護ロボットは人の心までは把握できません。食事介助もできません。(人による)介護の隙間を埋めるための一つのアイテムです」(同)

 

●ロボットが入所者に挨拶。部分的に利用

 

 一方、横浜市栄区。JR京浜東北線・本郷台駅から10分弱の場所に、株式会社インシーク(竹内洋司代表取締役)が運営する機能訓練型のデイサービス「ARFIT」(アルフィット)がある。集合住宅ビルの一階にある。まるでフィットネスクラブのようにも見える広い空間だ。

 このエリアに開設したのは理由がある。横浜市を選択したのは医療機関の連携ができたことだ。また、栄区にしたのは、市内で最も高齢化している行政区だからだ。市全体では23.1%だが、栄区では28.9%だ(15年9月現在)。

 朝9時ごろ。竹内さんが利用者たちを送迎してきた。室内に入ると、パルロが出迎える。“おはようございます”と繰り返す。これは事前に、スタッフがパルロを“お出迎えモード”にしていたためだ。

 機能訓練型のデイサービスのため、筋力トレーニングが中心のサービスをしているが、パルロは、そのトレーニングの導入部分の軽い運動のときに“登場”する。そのときはスタッフがモードを切り替える。ただ、パルロだけで運動を行うわけではない。横にスタッフがついて、常に利用者とコミュニケーションをしながら指導している。その意味では、介護スタッフの仕事を軽減させているわけではない。あくまでも、トレーニングの導入部分で使っている。

 

●ロボットによる介護をどう位置づけるのか

 

 ティータイムが終わると、「お口のエクササイズ」というメニューがある。スタッフが主導する「早口言葉」のエクササイズの前に、大きな声を出すことをするが、そのときにパルロが活躍する。「パタカラ体操」だ。パタカラ体操は、口腔体操の代表的なもの。食べ物を上手にのどの奥まで運ぶ動きは加齢とともに落ちてくる。それを鍛えるもので、食事前にすると効果があると言われている。

 「パルロの、パ」

 とパルロが言うと、利用者も続いて声を上げていた。

 介護施設の中には、ロボット導入に否定的な施設もあるが、竹内さんはこう話す。

 「施設自体が新設のため、ロボットの導入に抵抗がある職員はいません。ロボットが介護スタッフの仕事を軽減させているわけではないですが、運営側がどのようにロボットを位置づけているのか、という考え方次第ではないでしょうか」

 では、その考えとはいかなるものか。

 「ロボットの導入は、利用者のコミュニケーションの一つとして位置づけています。AIやテクノロジーによって、これまでにない介護を目指そうと思っています。ただ、まだ施設としてロボットを十分に使いこなせていません。当初は積極的に利用者にロボットを介入させていく方針でした。しかし、ロボットに抵抗がある利用者もいます。そのため、休憩やティータイムでも、無理やり、利用者の前に置くのをやめました。まだ、どのように活用していくかは課題になっています」

 

●試行錯誤しながら個別のニーズを把握する

 

 「ARFIT」ではオーダーメイドの機能訓練をしている。個別のニーズ・体力に合わせて、運動時の、負荷の量、掛け方を変えている。そうした個別のプログラムの一つとして、認知症やうつ病の人とロボットのコミュニケーションが有効になることも考えている、という。

 「認知症の予防という観点でのロボットの利用は、精神医学の中でもまだ新しい分野です。ロボットと話すことで認知症の予防ができるのではないかと考えています。まだ見えていない価値を、経営側がどのように付加価値を与えていくのかということにかかっています。いろんなことをしながら、トライ・アンド・エラーでしていくしかありません」

 人型の介護ロボットが、人にとって変わるということも言われているが、そこまでのロボットはまだ開発されていない。現状は、介護職員のサポート役といったところだろう。介護ロボットと利用者の交流は、まだ活発だとはまだ言えない。友達登録をすれば、人を認識し、名前を呼ぶこともあるが、まだ人が醸し出すコミュニケーションの雰囲気までは達していない。まだ「人」の代わりはできないのだ。ただ、今後、ロボットのそのものの性能やAIが向上したり、プログラム開発が充実していくと、介護サービスの中に人型ロボットとの関係も変化していくことだろう。
 

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 東京都渋谷区渋谷3丁目のバレエスタジオ内で、女性講師の親指を工具を使って切断したとして、傷害罪に問われている住所不定、無職の橋本浩明被告(41)の被告人質問が東京地裁(菅原暁裁判長)で開かれた。橋本被告は「殴る蹴るを考えた」としながらも、死亡に至る危険もあることから、指の切断という方法にしたこと、また、逮捕後に「やりすぎ」と考えるようになったことなどを証言した。

 

●あいつのせいでこうなったんだ!

 

 事件が起きたのは16年7月6日午前8時40分ごろ。バレエスタジオ内で、橋本被告は20代の女性講師に馬乗りになり、首を絞めて失神させた。その上での右手の親指を、金槌とタガネを使って切断した疑いで起訴されている。

 橋本被告は14年11月、同スタジオに生徒として入会した。女性講師が指導するクラスに入り、スタジオの発表会で「ドン・キホーテ」をメンバー七人と一緒に踊るために練習していた。しかし、15年8月12日に行われた補講の連絡が橋本被告にはなかった。このため、橋本被告は怒りを抱くようになった。講師に「自分だけ直接連絡を受けていないのはなぜか?」と問いただした。このことをきっかけに橋本被告と講師との関係が悪化した。その後、10月、経営者からは退会を言い渡された。

 17年1月6日の被告人質問で、橋本被告は、怒りが収まらない理由を証言した。

 「退会処分になったことは理解しているが、退会になる理由を教えてほしい、と経営者にメールをした。しかし、“(被害女性の)A先生が怖がっている”という当初の理由とは違って、“他の生徒たちが怖がっている”というものだった」

 納得がいく返答がないために、その後も経営者にメールをした。すると、「もう会員ではないので、スタジオに来たら警察に通報する」との返答があった。それでも退会理由を知りたいと思った橋本被告と経営者のやりとりが続く。橋本被告は「はっきりとした理由があるのなら、メールで言うなりすればいい。理由がないから説明できないのではないか。よくここまでバカにしたものだ」と思うようになる。接客業だった橋本被告は、このことでイライラしていることもあり、仕事をやめる。

 ただ、橋本被告は、怒りを抑える努力をしなかったわけではない。16年2月末から3月初めに、ロシアのマリンスキー劇場へバレエを観に行った。好きになったバレエを観れば、感情が和らぐと思ったのだろうが、橋本被告はこう証言した。

 「バレエを見ても“綺麗ですね”という程度の感想しかなかった。嫌なやつらを想像してしまって、バレエと結びついた。バレエが好きじゃなくなったのかな、と思った。他のバレエ教室に行くことも考えられない。あいつ(講師)のせいでこうなったんだ。あいつが全部悪いと思うようになった」

 その後も気分転換をしようと、5月にはインドに旅行へ行く。しかし、イライラ感を抑えることができなかった。弁護人に「心療内科や精神科に行くことは考えなかったのか?」と問われ、橋本被告は「考えなかった。一度も行ったことはないし、原因ははっきりしているので、行っても仕方がないと思っていた」といい、仕返しを考えるようになっていく。

 

●女性だから顔を傷つけたくない...

 

 それにしても、仕返しがなぜ「切断」という方法だったのだろうか。

 「何かしらの方法で仕返しをしようと思った。ぱっと思ったのは、殴る・蹴る。しかし、(講師とは)体格差がある。殴る・蹴るでは、(講師が)死んでしまうかもしれない。死んでしまってもいいほどの怒りではない。そのため、殴る・蹴るを外した。死なないという前提であれば、刃物で傷つけること。何かを切るということを考えた」

 切り落とす箇所はなぜ「親指」だったのだろうか。

 「講師は女性だから顔を傷つけたくない。足はバレエをするには必要。そこまではやりたくない。命に別条がないところでいえば、手か。小指がいいかと思った」

 橋本被告は思いついたのは小指の切断だった。実際、事件当日、講師の首を絞めて、失神させた後、タガネを小指に当てている。しかし、実際に小指に当ててみると、イメージと違ったようだ。

 「(講師は)仰向けになっていた。手を切ることは決めていた。タガネを小指に当てた。しかし、歯の幅が広くて、薬指にもかかってしまった。2本の指を切断することは考えていない。そのため、親指に当てた」

 親指を切断することになったのは、タガネの形状によるものだった。親指にタガネをあてて、それを金づちで打った。3回目に打ったときに、抑えていた自分の指を金づちで打ってしまったという。それだけ「興奮状態だった」と思ったという。その後も、何度か、金づちでうち、最終的に親指を切断した。

 切断し終えると、橋本被告は講師を起こした。そして110番通報をしている。

 「スタジオから110しました。まずは救急車を呼んでほしいと伝えた。そして、何があったのかを伝えました。場所や名前を聞かれたので答えました。電話の最中、講師がスタジオのドアに向かって歩いていたので、“外に行っても何もない。救急車が来るので待っていればいい”と伝えた」

 

●相談していれば、別の結果になった?

 

 仕返しを終えた橋本被告は、どう思ったのだろうか。

 「犯行前も直後も、当然の仕返し、報復だと思っていた。しかし、刑事さんや検察官に、“怒る気持ちはわかるが、やりすぎではないか”と言われた。法律の専門家だからそう言うのかと思ったが、留置所でも“やり過ぎ”と言われた。専門家ではない人たちにだ。みんな同じことを言う。やりすぎなのかな?と考えるようになった」

 今はどう思っているのか。

 「犯行前は、すべての手を尽くしたと思っていた。それ以外の方法は思いつかなかった。今考えると、自分の心理状態のプロに相談していれば、別の結果になったのではないかと思う」

 16年12月、親指を切断させられた講師の女性が証人尋問に応じた。女性は法廷とは別室で証言。映像や音声をつなぐビデオリンクを使った。女性は指の接合手術を受けたが、医師からは左手と同じ状態には戻らないと言われたという。「私にとっては、バレエとピアノは20年以上、人生をかけて積み重ねてきたこと。それを被告人の勝手な思い込みで崩されてしまった」と証言した。これを受けて、橋本被告は、以下のように話した。

 「前回の証言を聞いたが、現段階では、切られた親指は思うように動かないと言っていた。以前は、声が攻撃的にも聞こえたが、証言では、そうではなくなっていた。心理的にも衝撃を受けたのだろうと思う。今はやらなきゃよかったと思っている」

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年末のお寺でちょっとした話をするのだが、そのときに、なぜ「生きづらさ」をフィールドに取材するのか?というお題を与えられたので、振り返るメモ


子どもの問題に関心を持ったきっかけ

 大学のサークルの新歓で、目黒の中学生が家族三人を殺害した事件を題材に取り上げた学習会に参加。

 http://yabusaka.moo.jp/megurokazoku.htm

 この年、サークルの学習会のテーマは児童虐待。

 調べていくうちに、子どもの権利条約の存在を知る。

 この年、国連で採択される。


新聞記者時代

 子どもが夏休みにどこで遊んでいるのか?を取材したのは最初の連載(8回)

 学校図書館(8回連載)や保健室登校(3回連載)の連載

 テレクラ規制条例(3回連載)ーー長野県は全国で最後の制定

 このころ、ダイヤルQ2を使い、援助交際をしていた女子高生を取材。

 阪神大震災で、不登校などの小・中学生が長野県に保養に来ていたのを取材

 地域で子どもの権利条約がきちんと守られているかの検証連載


1996年9月 ホームページを解説。

 家出や援助交際をしている子たちからメールが来るようになる。

 援助交際をテーマにしたコンテンツをつくる。

 掲示板も設置。


1998年に新聞社を辞める。

 このとき、将来の方向性として、

 子どもの現場の取材をするか

 子どものケアの現場で働くかの二択を考えるが、当時の、信州大学精神医学教室の教授に相談する。

 「ケアの現場にはたくさんの人がいるが、現場をきちんと伝える人が少ない」

 という話を聞き、取材をする側を選択。

 第一歩として、家出や援助交際をしている子たちを中心に取材をする。


1998年 家出や援助交際をしている子の共通の感覚として、自殺を考えたことがある、ということが多かったので、自殺をテーマにした掲示板を作る。


1999年 摂食障害の女性を取材すると、

 「私って、生きづらさ系だよね?」と発言していた。

 当時は、自傷系、自殺系、精神系、など、「〜系」とつけて、サイトを運営するのが流行っていた。「生きづらさ系」という言葉がなく、私が知り限りでは、彼女が最初に発した。その言葉を拝借し、「生きづらさ系」という言葉を使い出す。そして、ホームページに、生きづらさ系掲示板を設置。


 私の中で「生きづらさ系」の中心的なイメージ

 精神科、心療内科には通っていない

 もちろん、診断名もない。

 しかし、虐待か、いじめ、体罰、性被害など、なんらかの理由で、生きることへの否定的な感情を抱いている。

 一方で、生きる模索をしつつ、表出として、自傷行為、自殺未遂、アルコール依存、薬物依存、性依存、家出、援助交際などをしている。


 2000年になると、

 そうした「生きづらさ系」の人たちが、精神科、心療内科に通う人が増えてくる。


 ただ、このころ、

 そうした生きづらさを抱えながらも、同じような人とつながり、悩みを共有したり、慰めあったりする、あるいは言葉にしていくことができれば、生きづらさは抱えながらも、なんとか生きていけるのではなないかと思っていた。


 1999〜2001年 大学院でネットの居場所論を、発達論の立場で研究。修士論文を書く。


 2002年

 取材していた中で、初めて自殺者が出る。

 当時中学2年生の女子生徒。

 父からの暴力、母からの過干渉、兄からの性的虐待をうけていた。

 自殺前日、母親から夢である「歌手になること」を否定される。


 2003年は、日本の自殺者がピークになる。

 私が取材していた人が自殺するのは、02、03年に多かった。

 ネットで出会い、励まし合っていたと思われた人の、連鎖的な自殺もあった。言語化することで、ネガティブな心情がひきあうのを実感する。


 2004年

 男女七人ネット心中

 ネット心中は03年のことから多くなるが、

 この年、私が取材していた女性が呼びかけて、七人が集まり、集団自殺。

 このとき初めて、自殺を止める。

 私は基本的に言葉では自殺を止めないが、このときは発してしまう。

 そのため、その後、こちらからは連絡が取れなくなる。

 最後につながったのは、自殺の数時間前。


 このころからオフ会の頻度が少なくなる。


 2005年

 ミクシィで知り合った人が自殺ということが多くなる。


 なかには、本当は生きているが、

 ネット上のキャラクターを重荷に感じ、

 自殺したことにした、ということもあった。


 2007〜10年

 自殺、自傷、援助交際、家出をテーマにした電子掲示板が削除されることが多くなる。復活しては削除、復活しては削除の繰り返し。

 そのため、SNSのコミュニティで、そうしたテーマをつくるが、

 同じように、削除されては復活の繰り返し。 


 この時期。

 生きづらさ系な人たちを支えよう、治療しようという人たち(医療、福祉、心理の関係者)の取材を多くする。


 2011年〜

 東日本大震災発生。

 取材の時間やエネルギーは、生きづらさ取材よりも、被災地取材に。

 11年 一年の3分の2はどこかの被災地

 12年 一年の半分はどこかかの被災地

 13年 一年の3分の1はどこかの被災地

 14年 一年の5分の1はどこかの被災地

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絆って言うな!絆って言うな!
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 新刊「絆って言うな!」でも取り上げた、宮城県石巻市の大川小学校。東日本大震災では、児童74人と教職員10人が死亡・行方不明になっている。この津波避難をまぐって、一部の遺族が宮城県と石巻市を相手取り、23億円の損害賠償を求めていた訴訟で、仙台地裁(高宮健二裁判長)は、遺族側の主張の一部を認めた。

 

 石巻市も宮城県も控訴の方針。

 

 石巻市議会は市側の控訴を認めた県は専決処分とした

 

 両者が控訴するのは、判決内容に問題があるとしたからだ。

 

 河北新報に掲載された判決要旨は次の通り。

 

【事実経過】
 大川小の教員らは地震直後、児童を校庭へ避難誘導し、保護者らが迎えに来た児童以外の下校を見合わせた。学校は海岸から約4キロ離れ、県の浸水予測では津波は及ばないとされていた。集まってきた地域住民の対応をしながら、ラジオ放送で情報を収集。午後3時半ごろまでに、従来と格段に規模の異なる大きな津波が三陸沿岸に到来し、大津波警報の対象範囲が拡大されたことを認識した。
 石巻市の広報車は、遅くとも午後3時半ごろまでに津波が北上川河口付近の松林を越えたことを告げて高台への避難を拡声器で呼び掛け、学校前の県道を通過。教員らはこれを聞いていた。
 教員らはこの直後ごろ、大川小から西に約150メートル離れた河川堤防近くの県道と国道の交差点付近に向け、校庭にいた70人余りの児童とともに移動を決め、同35分ごろまでに出発した。大川小には同37分ごろ津波が到来。教職員と児童は歩いている間に津波にのまれ、裏山に逃れた教員1人と児童4人が生き残った以外、全員が死亡した。

 【注意義務】
 広報車による避難呼び掛けを聞く前は、学校に津波が到来し、児童に具体的な危険が及ぶ事態を教員らが予見可能だったということは困難だ。この段階では県内に津波が襲来するという情報しか得ていない。裏山も土砂災害の危険はあった。
 だが、広報車の呼び掛けを聞いた段階では、程なく津波が襲来すると予見、認識できた。地震は経験したことがない規模で、ラジオで伝えられた予想津波高は6~10メートル。大川小の標高は1~1.5メートルしかなく、教員らは遅くともこの時点で、可能な限り津波を回避できる場所に児童を避難させる注意義務を負った。

 【結果回避義務】
 移動先として目指した交差点付近は標高7メートル余りしかなく、津波到達時にさらに避難する場所がない。現実に大津波到来が予期される中、避難場所として不適当だった。
 一方、裏山は津波から逃れる十分な高さの標高10メートル付近に達するまで、校庭から百数十メートル移動する必要があったが、原告らの実験では、移動は徒歩で2分程度、小走りで1分程度だった。斜面の傾斜が20度を上回る場所はあるが、児童はシイタケ栽培の学習などで登っていた。避難場所とする支障は認められない。
 被災が回避できる可能性が高い裏山ではなく、交差点付近に移動しようとした結果、児童らが死亡した。教員らには結果回避義務違反の過失がある。

 つまり、この判決では、津波がくる7分前に、市の広報車が津波がくると呼びかけていたのだから、少なくとも、この時点で津波がくる予見性があった、と。そして、川を遡上する津波に対するリスクを回避する義務を怠り、河の近くの三角地帯に避難したのは過失があるとした。予見した段階で裏山に避難したら、子どもたちは助かった、という論理だ。

 

 これでは、現場の教員にだけ責任を押し付けた格好だ。市教委は、津波避難マニュアルを作成するように言っていたが、大川小はそのマニュアルでは津波時の避難場所(「近隣の空き地・公園」とだけある。校長は体育館裏の児童公園というが、職員間で認識していたかはわからない)を曖昧にしていた。また、地震想定の避難訓練でも、保護者への引き渡し訓練を一度もせず、津波想定の避難訓練は一度していない。こうした事前対策の不備には触れていないという点では、行政の瑕疵があるのではないか?と原告の遺族は主張したが、この点は認められていない。

 

 たしかに、県や市が言うように、現場の教師だけが責任を重くしている判決はいただけない。石巻市では、控訴するのに、市議会の承認を求めたが、議会側から賛成討論はなかった。反対討論は、遺族の思いを汲み取り、判決を受け入れろというもの。結果は、賛成16、反対10で、控訴を認めた。賛成討論がないのに、賛成というのは、市議会が市長の意見を丸呑みするばかりか、市議会の形骸化につながっている。市長の承認機関となってしまっている。賛成なら賛成と、堂々と意見を出して欲しいものだ。

 

 私も判決内容の是非だけ考えれば、地裁判決には異論がないわけではない。しかし、遺族側が求める、生存教諭の証言が、実現可能性がない中では、政治的に受け入れる判断もあったのではないかと思えてくる。もちろん、遺族が求める真実追求(つまり、なぜ、校庭に長い時間(51分間)止まっていたのか。三角地帯は不適当な場所であっても、仮に、早い段階で三角地帯に避難できていれば、さらなる避難ができたはず。なぜ?)はまだ途上だ。

 

 控訴になったからには、裁判所には、その点を考慮してほしいものだ。

 

 

はじめに

 第1章 被災者とは誰のことなのか

  被災地とは、どこなのか?

  メジャー被災地とマイナー被災地

  被災者を分断する支援

  遺族とは誰のことを指すのか

 「濡れ組」と「乾き組」

  震災と自殺

  復興する被災地で拡大する格差

 第2章 崩れゆく被災者同士の絆

  救えたはずの小さな命

  子どもを失った母親は語る

  悲しみの深さは何が基準となるのか

  シングルマザーと震災

  避難生活により増加したDV

  震災で離婚は増えたのか

 第3章 地域復興と翻弄される住民

  役に立たなかった標識

  地盤沈下と冠水の被害

  防潮堤の建設をめぐり混乱する住民

  壊れた鉄道はバスで代用すればいいのか

  被災地復興とスポーツイベント

  減り続ける被災地人口

  国道六号線と住民の絆

 第4章 震災の傷跡とどう向き合うのか

  泥棒と震災

  震災と性犯罪

  大川小学校ーー理不尽な事故検証

  機能しない第三者委員会

  破壊した町役場を保存するのか

  震災遺構ーーなくしたい住民と残したい住民

 第5章 報道の裏側から見えた原発被害

  役に立たない官僚たち

  避難区域が被災者の心を分断する

  あいまいな政策に振り回される住人

  区域を分けて除染すれば安全なのか

  牛の全頭殺処分に抗う

  不安を抱えながら福島に戻る人々

  素人にどう判断しろと言うのか

  被災者の思いを無視して解除された避難指定

  「原子力 明るい未来の エネルギー」から四五年

 第6章 エゴ、震災、そして絆

   高速道路の無料化とボランテティアの分断

   震災五年後の炊き出しボランティアに意味はあるのか

   「福島は制御せれている」ーー根拠のない首相発表

   御用学者と批難される南相馬の医師

   放射線量はゼロベクレルにならない

   地域を分断した避難用の高台建設

   東日本大震災ーー薄れゆく人々の関心

 おわりに

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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 昨年12月に自殺した広告代理店の新入社員高橋まつりさん(当時24歳)ですが、過労自殺だったとして労災認定されました(朝日新聞 10月8日)。

 

 詳しくは記事に書いてありますが、パワハラ、セクハラ、月100時間を超える残業があったようです。

 

 記事によると、

 

 電通では、社内の飲み会の準備をする幹事業務も新入社員に担当させており、「接待やプレゼンテーションの企画・立案・実行を実践する重要な訓練の場」と位置づけている。飲み会の後には「反省会」が開かれ、深夜まで先輩社員から細かい指導を受けていた。上司から「君の残業時間は会社にとって無駄」「髪がボサボサ、目が充血したまま出勤するな」「女子力がない」などと注意もされていたという。

 ということですが、こんなことを言われっぱなしでは、精神障害を引き起こす素地になるのは当たり前です。

 

 電通は1991年にも過労自殺がありました。それが現在まで続く「過労自殺」の基準になっています。またもや、同じ電通でした。

 

 ところで名前を見て気がついたのですが、彼女とは一度だけ会ったことがあります。いつ、どこで、どんな会話をしたのかは覚えていないのですが、週刊朝日編集部でバイトをしており、毎週、ユーストリーム配信(UST劇場。現在は休館)のアシスタントをしていました。

 

 彼女が飛び降りたのは12月25日のクリスマスだったことで、当初、電通は「失恋が原因だった」との情報を流していた、とも言われています。会社や学校は、こういう場合、個人の資質やプライベートな問題にしがちです。それでも過労死はまだ社会問題として認定されやすい。ただ、こういうことが起きているとき、周囲が見て見ぬふりしかできないのは組織的な問題です。

 

 大学教授の中には、これを個人的な問題にしている人もいるようです。すでに削除されていますが、こうした認識が過労自殺を生んでいるのでしょう。

 

 

 

 この教授は「グローバルビジネス学科」のようですが、労災認定の基準をわかってないよです。

 

 しかも、残業時間だけじゃなく、パワハラだの、セクハラだの、尊厳の否定をされ続けることがプラスされている。プロとして、と言うになら、新人社員を育てられなかった上司に対して言うべきではないでしょうか。

 

 よく、「死にたい」と言う人は死なない。こう思っている人がいます。しかし、自殺しようとしている人のサインは受け取れない。構って欲しいだけでしょ?と思ったりしちゃうから。亡くなった高橋さんもツイッターで「死にたい」とつぶやいていました。またサインを受け止めることができたとしても、止められるかは別問題。仮にその時止めたとしても、そうしたことにどう付き合うかでしょう。

 

 たしかに、「死にたい」という人が必ず自殺するわけではないですが、自殺した人の多くは周囲、あるいはSNSなどで「死にたい」と告げていたりします。

 

 

 

 

 

 

 

 

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 新刊「絆って言うな!」で取り上げている宮城県石巻市の日和幼稚園での園児の犠牲(第2章、P47〜)に関連して、亡くなった園児の妹のことを高校生が映画にするという話を河北新報(10月4日付)が伝えていました。

 

 記事によると、「震災の教訓を伝える「アイリンブループロジェクト」実行委員会と同校の共同企画。東京の片岡翔氏(34)が監督を務め、同校美術・デザイン科の1年生5人が助監督や美術、音楽担当などで参加」するといいます。

 

 ちなみに、この姉妹の話は、いろいろな話に展開していって、絵本にもなっていますし、また、亡き姉と妹の人形が世界中を旅しています。11月には、サンタクロース村に招待されるとのことです。

 

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はじめに

 第1章 被災者とは誰のことなのか

  被災地とは、どこなのか?

  メジャー被災地とマイナー被災地

  被災者を分断する支援

  遺族とは誰のことを指すのか

 「濡れ組」と「乾き組」

  震災と自殺

  復興する被災地で拡大する格差

 第2章 崩れゆく被災者同士の絆

  救えたはずの小さな命

  子どもを失った母親は語る

  悲しみの深さは何が基準となるのか

  シングルマザーと震災

  避難生活により増加したDV

  震災で離婚は増えたのか

 第3章 地域復興と翻弄される住民

  役に立たなかった標識

  地盤沈下と冠水の被害

  防潮堤の建設をめぐり混乱する住民

  壊れた鉄道はバスで代用すればいいのか

  被災地復興とスポーツイベント

  減り続ける被災地人口

  国道六号線と住民の絆

 第4章 震災の傷跡とどう向き合うのか

  泥棒と震災

  震災と性犯罪

  大川小学校ーー理不尽な事故検証

  機能しない第三者委員会

  破壊した町役場を保存するのか

  震災遺構ーーなくしたい住民と残したい住民

 第5章 報道の裏側から見えた原発被害

  役に立たない官僚たち

  避難区域が被災者の心を分断する

  あいまいな政策に振り回される住人

  区域を分けて除染すれば安全なのか

  牛の全頭殺処分に抗う

  不安を抱えながら福島に戻る人々

  素人にどう判断しろと言うのか

  被災者の思いを無視して解除された避難指定

  「原子力 明るい未来の エネルギー」から四五年

 第6章 エゴ、震災、そして絆

   高速道路の無料化とボランテティアの分断

   震災五年後の炊き出しボランティアに意味はあるのか

   「福島は制御せれている」ーー根拠のない首相発表

   御用学者と批難される南相馬の医師

   放射線量はゼロベクレルにならない

   地域を分断した避難用の高台建設

   東日本大震災ーー薄れゆく人々の関心

 おわりに

 

 

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 河北新報(10月3日付)が、「東京五輪・パラリンピックのボート、カヌー・スプリント会場の代替候補に宮城県登米市の宮城県長沼ボート場が急浮上」と伝えています。

 

 出たばかりの新刊「絆って言うな!」のなかで、<仙台市など被災地での分散開催を実現するのならば、>(第3章、P96)と書いていたんですが、実現しそう?。

まあ、出たばかりの本だし、その影響があったわけじゃないけどね。

 

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はじめに

 第1章 被災者とは誰のことなのか

  被災地とは、どこなのか?

  メジャー被災地とマイナー被災地

  被災者を分断する支援

  遺族とは誰のことを指すのか

 「濡れ組」と「乾き組」

  震災と自殺

  復興する被災地で拡大する格差

 第2章 崩れゆく被災者同士の絆

  救えたはずの小さな命

  子どもを失った母親は語る

  悲しみの深さは何が基準となるのか

  シングルマザーと震災

  避難生活により増加したDV

  震災で離婚は増えたのか

 第3章 地域復興と翻弄される住民

  役に立たなかった標識

  地盤沈下と冠水の被害

  防潮堤の建設をめぐり混乱する住民

  壊れた鉄道はバスで代用すればいいのか

  被災地復興とスポーツイベント

  減り続ける被災地人口

  国道六号線と住民の絆

 第4章 震災の傷跡とどう向き合うのか

  泥棒と震災

  震災と性犯罪

  大川小学校ーー理不尽な事故検証

  機能しない第三者委員会

  破壊した町役場を保存するのか

  震災遺構ーーなくしたい住民と残したい住民

 第5章 報道の裏側から見えた原発被害

  役に立たない官僚たち

  避難区域が被災者の心を分断する

  あいまいな政策に振り回される住人

  区域を分けて除染すれば安全なのか

  牛の全頭殺処分に抗う

  不安を抱えながら福島に戻る人々

  素人にどう判断しろと言うのか

  被災者の思いを無視して解除された避難指定

  「原子力 明るい未来の エネルギー」から四五年

 第6章 エゴ、震災、そして絆

   高速道路の無料化とボランテティアの分断

   震災五年後の炊き出しボランティアに意味はあるのか

   「福島は制御せれている」ーー根拠のない首相発表

   御用学者と批難される南相馬の医師

   放射線量はゼロベクレルにならない

   地域を分断した避難用の高台建設

   東日本大震災ーー薄れゆく人々の関心

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 「絆って言うな!」が発売されました。

 すでに、リアルタイムに進行中の案件もあるため、すでに、書かれた内容が更新しているものがあったりします。そのことは、随時、このブログで取り上げていきたいと思います。

 

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