ヒアルロン酸と聞いたらみなさま何を想像されるでしょうか?
サプリメント?
”そういえばひざが痛いといってた母がひざの関節に注射したあれ、ヒアルロン酸やったっけ?”
とか思いますか?
美容に興味のおありになる方はすぐに
”ああ、ほうれい線とか眉間に入れるあれね”と思われると思います。
その通りです、ヒアルロン酸はひざにも入れますが、顔にも入れるんです。

当たり前のことから説明しておかないとわからない方もいらっしゃるだろうので、まずは前置きを。
はもり皮フ科でもヒアルロン酸の注射は本当に人気があります。なぜかというと注射した直後にその効果をみることができるからだと思います。
実際にクリニックでは右側だけ入れて患者さまに鏡をチェックしてもらうと
”変わりましたねえ~”とすごく感激されて

”片方だけで帰られますか?”などと私も冗談をいいながら(笑)もう一方をして差し上げ
本当に満足して帰っていただくことが多いです。
お顔に入れるヒアルロン酸は通常架橋構造というのをとっており、約1年くらいその場に保持できるようになっています。そのためお顔の張りは1年はおおげさかもしれませんが半年以上はキレイをキープしてくれるのです。

しかしなんども注入療法をしてしまうと頭打ちになる感覚でそれから深追いして注射を受けるとちょっと太った印象になったりして…

今回紹介するリデンシティーはヒアルロン酸でありながら架橋構造をもたない流れてしまうタイプのヒアルロン酸です。



えっ、流れてしまったらすぐ元にもどってしまうやん!と思われたあなた、リデンシティーの威力はヒアルロン酸がなくなってからでてくるのです。

リデンシティーにはヒアルロン酸に加えてコラーゲンの生成に重要な4つのアミノ酸、DNA合成に不可欠な2つのミネラル、細胞の代謝に必要なビタミンB6、組織再生に関与している3つのアミノ酸が入っているので皮膚を再構築してくれる作用がダイレクトにあるんです。表皮と真皮のコラーゲンは注入前にくらべて約2倍にアップ、さらに引き締めに関与するフィブリンは入れない群にくらべて30%もアップしてしまうという代物。
さらにさらにグルタチオン・Lシステインなどの抗酸化作用のある薬剤も含まれていて
ほぼなんでもござれの状態になっている画期的すぎるヒアルロン酸。
本来の皮膚の若々しさを取り戻してくれる作用のある注入剤なのです。

モニターさんがいればお写真をとおもうのですが、今回はわたしがチャレンジしています。まずは注入前。赤い印から先の鈍になった内出血にならない針を使用しています。



注入後です。ちょっとパンっとした印象でしょうか…目もとのゴルゴライン(漫画のゴルゴ30のようなライン)はなくなりました。
処置したことも他人さまにはわかりません。

これで片方に1.5cc、両方で3cc
結構入っている感じですが、1ヶ月くらいでヒアルロン酸は抜けてしまいます。
約1ヶ月に一度、三度くりかえしたほうがいいですが、3ヶ月か4ヶ月以内に二度目、三度目をおこなえばいいと思います。


リデンシティー処置後の様子は1ヶ月先くらいにまたブログで。
処置代ですが…
両側合計3cc 41000円です。
鈍針を希望される方は針代1500円が別途かかります。
希望されるかたは診察の際お申し出下さい。