【227】 夢に向けて | 耳下腺癌に負けないぞ! ……腺様嚢胞癌の記録……

耳下腺癌に負けないぞ! ……腺様嚢胞癌の記録……

耳下腺癌(腺様嚢胞癌)を告知されたけど、
前向きに生きる覚悟を決めた男の癌治療の記録です。

2016年6月18日

東京は夏空が広がりとても暑い一日となりました。

この日、先日お知らせしておりましたオンコロさんのイベント「Make it TRUE !! がん体験者(サバイバー)の主張」に参加してきました。

東京スカイツリーのそばにあるスタジオWAROPさんが今回の会場でしたが会場内はとても涼しく落ち着いて観覧することが出来ました。

今回のスピーカーは4人のキャンサーサバイバー達です。

4人中3人は現在も闘病中です。

皆さん厳しい闘病の中でも夢を持って生きている姿に心を打たれました。

皆さんの夢を簡単に紹介します。

<西口洋平さんの夢>

「ピアサポートサービス『キャンサーペアレンツ』を“ビジネス”として実現したい!」

西口さんとはOCTスピーカーセミナーで知り合った同期生です。
ボクのブログでも紹介させていただきましたが「キャンサーペアレンツ」を立ち上げた方です。
キャンサーペアレンツは子供を持つキャンサーサバイバー同士が結びつき、双方向で情報交換ができるサービスです。
サービスを充実させビジネスとして成功するように前向きなチャレンジを続けています。


<長谷川一男さんの夢>

「真の意味で患者中心の医療を実現させること。患者中心の医療を実現します。」

肺がんを患った方で長谷川さんを知らない人はいないかも知れません。
フリーのTVディレクターです。
ちゃんとご挨拶できていないのですが長谷川さんもOCTセミナーの同期生です。
自分自身の闘病生活を撮影し続けた番組が先日NHKで放送されました。
患者が中心となった医療実現のために活動されています。


<高橋和奈さんの夢>

「Rock Beats Cancer Fes復活を実現させます!」

高橋さんは初めてお目にかかりました。
とっても美しいRockが大好きな女性です。
大学生の頃に胃がんに罹患したことがきっかけで人生が大きく変わりました。
大好きな音楽を通じてキャンサーサバイバーにパワーを送ることが彼女の願いです。
そして現在休止中のRock Beats Cancer Fes(がん啓発チャリティーライヴ)を復活させるのことが夢なのです。
Rockでサバイバーを勇気づけます。


<松崎 匡さんの夢>

「がん経験者が様々な垣根を超えて発信、表現出来る場を作りたい。ドヤフェス(仮称)を開催します!」

松崎さん=まっちゃきさんとはOCTセミナーの懇親会で知り合いました。
OCTセミナー2期生でボクの先輩スピーカーとなります。
マッスル部長のお友達ということで直ぐに仲良くなりました。
キャンサーサバイバーが市民に発信できる場を作りたい。
フェスを開催してサバイバーの声を届けたいと願っています。



このように皆さん大きな夢を持って生きています。
また夢の実現に向かって行動をしているのです。
本当に素晴らしいことだと思いました。
夢を持つことはとても大切なことだと感じました。


皆さんの声を聴きボクも夢を持たないといけないなと思いました。
夢に向かって生きることで活力が生まれその活力が免疫力になると思うからです。
免疫力を上げるために夢を持たなくちゃね!





免疫力UPの話しといえばこの日とても素敵なことがありました。

その素敵な出来事が免疫力UPに繋がったこと間違いなしなんです。




まず、ブログで知り合ったピカケさんとリアルにお会いすることができました。

ピカケさんのブログ⇒卵巣がんピカケのブログ

ピカケさんは卵巣がんに罹患されているサバイバーさんですが明るい性格で読者の方々にたくさんの元気を与えていらっしゃる素晴らしい方なんです。

読者数も多くボクからすれば雲の上の方。

そんなピカケさんが何故かボクのブログを読んでくださりファンになってくれたのです。

オンコロさんのイベントにご夫婦で申し込んでくれて会場で直接お会いすることが出来ました。

お会いした時の笑顔は忘れません。

そして握手も。

ピカケさんもご主人様もとっても素敵な方でした。

8月に開催されるJAPAN CANCER FORUMで再開したいですねとお話しさせていただきました。

ピカケさんは頭頚部がんではありませんがオリジナルのバッチと名刺をお渡ししました。

ピカケさん素敵な時間をありがとうございました。




そして、もうひとり…




群馬で耳下腺ガンと闘っているYokoさんと会うことができました。

皆さんの中には耳下腺ガンについての情報を得るためにネット検索された際「耳下腺癌掲示板」にたどり着いた方も多いのではないでしょうか。

Yokoさんは掲示板に投稿された質問や相談に対して親切丁寧な対応されているカリスマ的存在の方なのです。

ボクは2013年に罹患しましたがこの時から奥さんがずっと掲示板を読んでいます。

ボクは怖くて読めなかったのですが奥さんは情報取集のためにずっと読み込んでいました。

その中でYokoさんのことを知ったのです。

またYokoさんとマッスル部長がFacebookで繋がっていました。

Yokoさんという方がボクと同じ耳下腺癌だと前々からマッスル部長に聞かされていましたがまさか掲示板のYokoさんだとは思っておらず先日その事実を知った時はとても驚きました。

一番驚いたのは奥さんだと思いますが…。


そのYokoさんと会場でリアルに会うことができました。


嬉しかったです。

ホントに嬉しかった。

会って直ぐに握手しましたがその瞬間にお互いを理解し合えた感じがしました。

言葉に出来ない感動がこみ上げてきました。

一瞬ですがボクの肺にいるガン細胞が全て消滅したんじゃないかと思えるほどの感動でした。


イベント終了後の懇親会の席でたくさんお話しました。


同じ境遇だからこそ、同じ闘病をしてきたからこそ、そして手術によりアピアランス(容姿)が変わってしまった者同士、何を取り上げても気持ちを理解し合える不思議な感覚です。

耳下腺癌あるあるの連続でした。

しかも二人ともツラかったことを笑いながら話すという明るい感じってなんなんでしょうか(^^)/




Yokoさんにもお守り代わりにオリジナルバッチを渡しました。

そして、Yokoさんとも再会を誓いました。

近いうちにまた会います!ふたりとも元気な姿で会うのです。


この日は真友のmoonさんやがんノートで知り合ったメンバーともお会いすることができました。

オンコロさん素敵なイベントを開催していただき本当にありがとうございました。



ボクには今日のイベントでスピーカーの皆さんが語ったような大きくカッコイイ夢はありませんが、多くの同じ境遇の方とリアルに会って話しをすることが夢のひとつであることは間違いないです。



夢に向けて進もうと思います。



20160619



一番左=CANCER NET JAPAN 理事
オンコロ コンテンツマネージャー  柳澤さん

一番右=キャンサーペアレンツ  西口さん

センター=Yokoさん

<今日の一言>

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