速く歩く癖をつける
仕事でやる気を出す方法であまり知られていないのが、速く歩くことです。
おそらく、ほとんどの人は知らないのではないでしょうか。私も大學を卒業するまでは、知りませんでした。
私は日米アジアで20年以上に渡ってビジネスをする中、人の歩き方について徹底的に研究してきました。特に、仕事の速さと歩く速さの相関関係の観点から見てきました。
結論から先に申し上げると、「歩くのが速い人は、仕事も速い」という事実を発見しました。
私が出会った人の中には、この不思議そうな説から外れた人は一人もおりませんでした。つまり、歩くのが速い人は全員仕事が速く、できる人でした。
逆に、歩くのが遅い人は、例外なく仕事も遅かったのです。
ですから、私はその人が、仕事が速いかどうか、またできるかどうかを知りたい時、必ず歩く速さを確認するようにしています。そうすると一目瞭然でわかりますから。
この論理でいくと、もし、誰でも仕事が速くなりたければ、速く歩く癖をつけれはいいということになります。
なんか嘘っぽく思えませんか?
「そんなバカな!」と私も疑いました。
それで実際に自分自身にテストしてみました。毎日速く歩く癖をつけたのです。特に仕事で移動する時は、より速く歩くようにしてみました。
そうすると、本当に仕事が速くなりました。それも明確にその違いが現れました。
なんで歩く速さが増すと、仕事のスピードも速くなるのかわかりますか?
私なりの説明は、簡単なのです。
速く歩く癖をつけると、行き方が前向きになります。そして時間を大切にするようになるのです。
なぜなら、速く歩けば、遅く歩くよりも、余計に時間ができます。その余った時間を仕事に使えるのです。
また、心がけとして、速く歩くようになれば、絶えず時間を大切にする癖がつきます。
嘘だと思ったら、ぜひ試してみてください。
より、理解頂くために、チャートで説明すると次のようになります。
↓
何事にも全力でやるようになる
↓
時間を大切にするようになる
↓
時間対効果を重視するようになる
↓
前向きかつ積極的になり、効率よく生きるようになる
↓
仕事に対する姿勢も前向かつ積極的になる
↓
仕事の生産性を重視するようになる
↓
仕事の生産性を上げるために努力と勉強をする
↓
仕事の生産性が上がる
↓
周りの人から評価される
↓
仕事が楽しくなる
↓
やる気が出る
如何ですか?
納得できますか?
このチャートは私と友人達の実体験を基に、導いたものです。
全員に当てはまるかどうかはまだわかりません。が、少なくとも私が見てきた人々には見事に当てはまっていました。
ぜひ、速く歩く癖をつけてみて下さい。そして、どうなるかご自身で体験してみて下さい。
ちなみに、日本の総理大臣になって絶対にやらなければ、ならないことの一つに、速く歩くことがあります。
あれだけ毎日過密なスケジュールをこなすのです。1秒でも速く歩いて次の目的地に遅れないで着くのは、総理の任務なのでしょう。