5月に明日香出版社から本『デキる人は皆やっている一流の仕事術』を出します。
以下は、その本のエピローグです。
革命的危機感による仕事術
大事でない仕事などどこにもない
面々の話をお伺いして思いました。
「仕事に大きさや重要度は関係ないな。どんなことでもコツコツ全力でやり抜くだけだ。それが積もり積もって実績となり信用となる」と。
彼らのような成功者は、お金、信用、経験、知識、人材、人脈、自信、応援など何もなかった頃から目の前にあるすべての仕事に、「小事が大事」の気持ちで愚直に一生懸命やってこられたのです。
つまりどんな仕事に対しても真剣勝負で、全力で体当たりしてこられたのです。それがたとえ雑用であったとしても、です。このような姿勢で仕事をすることを、私は「革命的危機感による仕事術」と、勝手に名づけています。
「仕事は戦い、職場は道場、一歩外に出れば、そこは戦場」
確かに何もなかったゼロからスタートして大きな業績を残されてきたのですから、このぐらいの危機感を持って仕事をしなければいけなかったのでしょう。
今後は、あまりにも世の中がどんどん急変していくことから、経験・知識・能力があることよりも、革命的危機感に後押しされたプロ意識を持って勉強・実践する人のみが伸びていける時代になっていくでしょう。従って徹底的に勉強し、行動を通して挑戦し続けたもののみが、成功できるのです。
この本では、その具体的な成功法を紹介させて頂きましたので、一人でも多くの一流の仕事人が出てこられることを心が懇願するものです。