香港１の大富豪は８８歳の今でも現役最前線で活躍中！

香港は相変わらずエネルギーに満ちています。



お隣の深圳に自由貿易特区の座を譲ったとか、上海やシンガポールに国際金融センターの冠を奪われたとか、いろいろと言われていますが、どっこい踏ん張っていますね。

たとえば、深圳からマカオに移動する際に乗った中国製のフェリーとマカオから香港に移動する際に利用した香港製のフェリーの乗り心地は圧倒的に香港製が勝っていました。

そんな香港ですが、男女とも平均寿命で日本を抜き、世界１になったという話題で盛り上がっています。

そこで調べてみると、3つの要因があることが分かりました。

第１は食事。

魚や野菜を多く食するのが広東料理ですが、香港名物の飲茶は油を多用しないため、心臓病やコレステロールを防ぐ効果があるようです。

その上、お茶を飲みながら、ワイワイ、ガヤガヤ、家族や友人、知人と賑やかに食事を楽しむのが香港風。

第2は運動。

公園で太極拳（タイチ）に励む人々の多いこと。

もちろん、頭の体操といわれる麻雀も盛んです。



第3は生涯現役で働くのが当たり前の労働意識。

定年制などお構いなしで、７０代、８０代でも働き続けるのが香港流です。

特に、年配の方々が若い人々と一緒に働いている場面に多く出会います。

何しろ、香港で最も成功している実業家の李嘉誠氏は今年８８歳。

アジアで最も富裕な人物ですが、今でもバリバリの現役で、長江実業グループを率いています。

「李さんがあんなに元気で働いているのに、負けられない」といった言葉を到るところで耳にしました。

日本人も負けてはおれませんね。