母のその後 | 自分らしくしなやかに

自分らしくしなやかに

自分の人生をいきたいと願いつつ還暦になってしまいました
母の縛りはますます強固に、介護という名で重くのしかかっています

前に骨折したのとは反対の足

 

「太ももを持ち上げようとすると痛い」

 

「立って荷重がかかると痛い」

 

と言うことで、両側に支えがないと立てず

一歩が踏み出せない状態になってしまいました。

 

とりあえず一晩様子を見たのだけど改善しないので、

念のため診てもらおうと思ったけど

ひとりでどうやって立てない婆さんを

2階から下ろして連れて行けばいい??

 

で、役に立たないケアマネさんに

家の中での車椅子のレンタルと

通院の介助方法を相談したところ

手が空いたら行きますと言うことで

待っていました。

 

180cmを超える大柄なケアマネさんは

車椅子ごと下ろしましょうと言って

事務所から持ってきた車椅子に

抱えて乗せた後、

2階から後ろのタイヤだけを使い

前の車輪は私が持って後ずさりしながら

なんとか下ろして下さり、

そのまま颯爽とクリニックに連れて行ってくれました。

 

初めて役に立った感じ!!

感謝!

 

で、診察しても可動域はそこそこ、

レントゲンの結果もとりあえず目立った骨折もなく

大腿骨も心配がない、ひょっとしたら前回みたいにMRIで調べるとわかる程度の

ヒビがあるかもしれないけど・・・

とのことで要安静となりました。

 

でも、車椅子でゴンゴン歩いても

響いていたいこともなく、仰臥位で先生が膝を曲げたり伸ばしたりしても

痛くない・・・

ほんまでっか?

 

帰ってきてケアマネさんと相談したけど

「はるるさん、24時間つきっきりの介護になりますよ。

入院した方がいいと思いますよ。」

とは言うものの特別になんの提案もなく

こんな状態で入れてくれる病院もなく

頭の冴えている母は

「家でベッドでリハビリしながら安静にしてるしかないしね〜」と、

先手を打ってきます。

 

「入院したって、家みたいに食べたいもん食べられへんし

リハビリいっても朝晩30分くらいずつするだけやから

家でこうやって足の先動かして自分でするわ〜」

 

「はるる、悪いけどしばらく辛抱して」

で、再びの全介護生活。

 

ただ今回は、リハパンを受け入れてくれたので

夜中のトイレがほとんどないのが

未だマシかな。

 

最初は、ほぼ寝てばかりだったし、椅子に移すのも

半分身体を抱えないといけなくて

私の腰が保つかしらと思ったけど

訪問リハの先生が来て

足の曲げ伸ばしからなんとかベッドサイドでの立位、

車椅子までの一歩二歩と

練習してくれて、もちろん介助しながらですが

少し楽になりました。

 

リハパンの交換も立ってくれている方が

楽だし、キレイに納まるし・・・

 

それでも三食はもちろん、洗面、着替え

排泄、清拭とすべてに介助がいるので

当然、この連休もどこへも行けませんでした。

 

1日だけいつものお留守番の親戚に来てもらい

主人と買い物がてら昼ご飯を食べに出ましたが

母に「明日○○さんが来てくれるから〜」って言うと

「家の片付けや洗濯やら助けてもらったらええわ。

私のことはあんたがするんやで。」と言いました。

 

何も下の世話やらそんなこと頼むわけじゃないけど

家を空けている数時間、

お茶が欲しいとか、何か食べたいとか

とって欲しいものがあるとか

座りたい、寝たいを

母が不自由をしないようにお願いしたのにね。

 

アホくさくなりました。

 

で、その人には「はるる♪に世話かけて可哀想やから

ちょっと出したらなあかんしね」やって

 

えらい私に言うてんのと違います

 

で、今日には自分でベッドと車椅子の乗り降りを

勝手にするようになりまして

トイレも車椅子で連れて行くと、

2,3歩で便座に座れるようになりました。

 

それはそれで時間が取られて

めんどくさいのですが・・・

 

実は、母のリハパンを引き上げようとして

右手に力を入れたとき

背中の筋肉がつってしまい未だ治らないのです。

 

力仕事は出来ますが、

右手を下げて下のものを取るとか

引き出しを開けるとか

ブラシを持ってお風呂を洗うなどの

作業が痛いのです。

 

もちろん何もしなくてもどーんと重痛い・・・

深呼吸しても咳をしても痛い・・・

 

母よ、私の方が助けて欲しいよ。