感謝 | 自分らしくしなやかに

自分らしくしなやかに

自分の人生をいきたいと願いつつ還暦になってしまいました
母の縛りはますます強固に、介護という名で重くのしかかっています

昨年の今頃は、心臓の弁膜症の手術後に
ちゃんとリハビリ病院に行かずに帰ってきたもんだから
多分尻もちをついてそのせいで仙骨骨折?で再入院と

すったもんだしていました。

 

一時は、座れない、立てない、歩けないで

全介助の要介護4までいったけど

デイも拒否で週に3回40分ばかりの訪問リハと

後は私が週に2〜3度連れて出る生活の中で

要介護1までになりました。

 

本人もいくらか頑張ったんだろうけど

私のお買い物付き添い無くては

多分母は1日の大半を座ってか寝て過ごし

今頃は歩けなくなっていたかも知れないと

思います。

 

最近は、放っておくとやっぱりそんな感じで

もうリハのない日は諦めて

週2回、デパートでもどこでも

母の望むところに

お連れしております。

 

その代わり、土曜日の夜に

母のご飯の後に、主人や子供達と外食すること。

 

日曜日は、昼前後から夕方までは

買い物やウォーキング、雑用のために家を空けることもあるってこと。

 

これだけは、母がどんなに身体的不調を訴えても

実行するようにしています。

 

それプラス月に一度くらいの

日帰りバス旅行

これはもちろん留守番をお願いしてですが

要介護1なら本当はそれも必要ないのかもって思っています。

 

それもこれも長い間

母を置いていくという罪悪感から

なかなか出来なかったことで

どうしても(仕事がらみとかオフィシャルな用事)の時でも

常に重い気持ちで出かけていました。

 

要支援1だったり要支援2だったりでも

放っておくことはNGだったんですね。 

 

これは母がピンピン元気な頃からの習慣で

介護うんぬんの問題ではないのに

母の訴えに縛られていたんですね。

 

頭ではわかっているのに

心がついていかず

しんどい思いをしていたけれど

このブログで助けを求めたら

たくさんの背中を押してくれる力を感じて

少しずつ自分主体の考えで行動できつつあります。

 

ブロ友さんに感謝感謝です。

 

先に書いた土日の過ごし方もそうだし、

日々の生活の中でも

少しずつ、ほんの少しずつですが

距離を置けるようになってきています。

 

そしてこの土日、1泊ですが旅行に行くことになりました。

 

でも実は、それもなかなか母には言い出せませんでした。

 

前々から7月の連休あたりに1泊いきたいわ〜という話を

母も友達や親戚が来たときに話していたのですが

相変わらず私の前では重病人のような歩け無いをアピールしているので

言い出せなかったのです。

 

親戚の人にお願いして

「そういえば、はるる♪ちゃん旅行行くって言ってたけど

いつやっけ?」

みたいに小芝居してもらおうと思っていたところ

グッドタイミングで遊びに来てくれて

お願いしようとしていたとおりの展開になりました。

 

で、おまけに自分が泊まりがけで来るから

行っておいでとまで言ってくれました。

 

本当は、誰かに頼むと

やっぱり申し訳ないし、

母からも「他人(ひと)に迷惑かけてまでいくのか」

みたいに言われるので

 

今回は

「私たち1泊留守にするけどどうしよう?

ショートステイ探そうか?

ヘルパーさんに覗いてもらって

夜だけ○○(孫)に頼めばいい?」

 

と、母の判断にゆだねようと思っていたのですが、

 

私自身がそんな話を切り出せず

日が近づいてきたので仕方なかったです。

 

もうそう遠くない将来、母に手がもっとかかるようになり

本当に泊まりでなんて出れなくなるでしょう。

 

いつも

そろそろ落ち着いてきたので

運動か何か始めようかとか、

仕事の日を増やそうとか

思ってはまた、

母がなにやらやらかして(病気や怪我)

 

今までも何度も、行きつ戻りつしてきましたので

この今の状況がどんどんいい方(自由)に

向かうとは思ってはいませんが

 

とりあえず今を大事に

なんとか自分の時間を取り戻したいと思っています。

 

ここで宣言して、アリのような一歩でも

後悔を少しでも少なく出来るように

生きていきたいと思います。

 

それが最後まで気持ちよく

母を見るためだと思うのだけど・・・