今居るアパートの期限が来月下旬。末でないのがなんとも。

 仕送りのお金も銀行の残高も財布の中身も心もとなく、ついには米が買えなくなりました。何度目だ。


 カレーライスの具がだんだん減って、ライスが炊けなくなったらカレーだけ喰ってたり、

 小麦粉練って生地作ってピザっぽい何か焼いたり、

 見切り品のキャベツ買ってきてお好み焼き作ってみたり、まぁそなかじ。


 そんな明日のない終わらない夏休みを送っていたら、ふとんのクリーニングだとかのあいさつ回りってのがやってきた。

 ものみの塔とか目覚めよ!とか配ってく人とかときどきそういうのが来るんだけど、そのとき来たそのあんちゃんはちょっと違っていた。


 とりあえずドアチェーンをかけたまま話をする。

 お金ないから頼めないですよ~とか云って断るのだが、その理由として、今働いてない働くのが怖いニートですから~みたいな事を云えば大抵は、とりあえず「まだ若いんだからどこでも大丈夫ですよー」とかあぁこいつはもうどうしようもないなぁっていう感じで「あ~・・・そうですか」てな感じで帰ってくんだが、


 そのあんちゃん、前者のタイプかと思ったが、それに留まらず具体的に警備員という職業を勧めてきた。


 警備員といえばゼロヨンチャンプの影響か

メディアリング
ゼロヨンチャンプ(PCHu)
ゼロヨンチャンプ2(PCSCD)
ゼロヨンチャンプRR(SFC)
ゼロヨンチャンプRR-Z(SFC)
ゼロヨンチャンプDooZyJ(PS) タイプ-R(SS)
ハドソン
ドリフトチャンプ

ビルの見回りをして泥棒を組み伏せられなければならないと思い込んでいたんだが、工事現場の交通警備なんかもやるんだってさ。

 で、知り合いが勤めている警備会社紹介しますから電話してみなさいと強く勧められたんです。

 結果はあとで電話してくださいってんでなぜか携帯電話番号を交換してしまいました。


 でも色々怖くて結局電話掛けてなかったんですね。


 翌日17時50分。

 電話掛けてみましたか?という確認の電話がそのあんちゃんから。

 えらい慌てましたが、正直にまだ怖くて掛けていないと云いますと、

「なんでまだ掛けてないんですか!それともこっちでセッティングしましょうか?」

 さすがにそれは困るってんで、18時までに電話してどうなったか折り返すことに。


 紹介された警備会社に電話してみる。

 嘘はつけない性格なので、こうなった経緯やらをかいつまんで説明。


「じゃあとりあえず面接しますので月曜日の15時に来てください。」


 面接が決まってしまった。

 あんちゃんに電話した。


「良かったじゃないですかー!じゃあ結果あとで聞かせてくださいよ」


こわいよーこわいよー

面接こわいよー

履歴書うすっぺらいよー


 で、その警備会社を検索してみると、見習い期間はあるがアルバイトは週払いも可能で、今米が買えない俺にはありがたい。

 アルバイトから正社員への登用制度もあり、正社員になれれば寮へ入ることもできるかもしれない。


それでもこわいよーこわいよー