アメリカに赴任が決まると、ご主人が一足先に現地に向かい、いろいろ環境を整えてから家族が行くというパターンが多いのではないでしょうか?
お子さんの年齢や学校入学(入園)のタイミングなどもあって、いつ家族が行くのがベストかを判断するのも難しかったりしますよね
私の場合は実家が遠いこともあってその時間差がかえってややこしくて、
いっそのこと夫と一緒に行ってしまいたかったのですが、
それはどうしても無理とのことで、最速の2ヵ月後に向かいました。
夫がアメリカに行ってしまってからは福井の実家で2ヶ月間過ごさせてもらいました。
嫁ぎ先と実家が近ければ何の問題もないようなことが、遠いために何かと細々ありました。
まず私たち二人の生活用品
息子と二人で2ヶ月お世話になると、着るものから何から結構な荷物になります。
子供が小さいのでなおさら多いし。
でも、2ヶ月したらまた藤枝に帰るのではなくて、今回の場合は国外に移動
持ってきたものは、今後そう簡単に移動できなくなるし、アメリカで使う物は船便で送らないといけないので、それ以外のものを福井に選別して持ってくる必要がありました。
また渡航時のスーツケースには、可能な限りたくさんの日本食をつめていきたかったから、洋服等は最小限にしたい
そうは言っても洋服なんてちょっと数日の分でも結構な量なのでそれに対応できるよう引越し業者の方が配慮して下さいました。
最後まで必要なものでアメリカにもって行きたい物用に、海外引越しの荷物を大と小の箱2つ分だけ航空便で送ることが出来るように手配してくれました。
あれは助かったな~~
そうは言っても、実際1泊2日の旅行ですら子連れだと大きいかばんに荷物山盛りですよね
いろいろ工夫して荷物は最小限に抑えたけれど、まだ息子はオムツもしていたし、なかなか身軽にとはいかなかったなぁ。。。
アメリカcash準備
あ~、これ実際は夫もいるからもっと早く準備したんですが、書き忘れたからここで失礼
いくら持っていけばいいかわかならくて結構考えたので一応参考までにご紹介します。
我が家の場合は、すぐ銀行が開けない場合もなんとか夫が生活できるように
Cash $1200
T/C $2800
換金しました。
で、私がCash $600分、夫が残りを持って行ったと思う。(配分までは忘れちゃいました)
Cashは大きいお金はお店が受け取ってくれなかったりするので、出来るなら$20札以下くらいの紙幣をを多めに用意すると便利かも。 もちろんそうでなくても何とでもなります
息子の医療費の手続き
2ヶ月もいると風邪をひいてお熱を出すこともあるでしょう。(実際ありました)
なんか大きな病気や事故があるかもしれないし、子どもの医療費補助の手続きもやっぱり短期間とはいえ福井でしました。
これも実家が同じ藤枝市だったら問題なし!なんだけどね~。
遠くにお嫁に来たから~
予防接種
これ何故だか忘れてしまったんですが、市が変わるので予防接種も有料で受けました。
息子は三種混合の追加が残っていたので福井の指定病院で打ったのですが、5860円払いました。
予防接種が無料で受けられるのは市民としての条件がいくつかあって、私はどれかがクリアしてなかったんだよな~。
2ヶ月間だけ福井市民にならせてもらったんだけど、それでも条件不足で有料だったような、一旦払って払い戻してくれたような。。 どうだったかすっかり忘れてしまいました
(市によってぜんぜん違うと思うのですが、何か知ってる方は教えて下さい)
妊娠・出産も、自分の住民票と違う市で受診すると、健診料を余分に払わなくちゃいけなかったりいろいろ不便だし損するよね~~
あれ嫌よね~~
フライトチケット受け取り&空港までのチケット手配
アメリカまでのフライトチケットの受け取りは、もちろん夫の会社が手配してくれるんだけど eチケット(eって小文字でいいのかしら?)っていうのがあって、それをメールで送ってもらって、プリントして空港に持っていくってスタイルでした。
私本当ドジだから、このチケットとパスポートを忘れず持っていくのが緊張したわぁ(笑)
(私の性格を知っている夫と母親には無事持ったか何度も確認されたよ 笑)
実家から空港までのチケット手配は自分でしたので、これまた2歳1ヶ月の暴れん坊息子を連れて二人で無事時間までに空港までたどりつけるかめっちゃドキドキでした~~
JALファミリーサポートの予約
チケットがとれたらJALファミリーサポートの予約をすぐしました。★こちらをご覧ください ★
空港でもチェックイン後プレイスペースのある専用ロビーでお茶しながら待てるからストレス軽減
スタッフの方が荷物を持って飛行機の席までついて来てくれたり、席を優先的に一番前にして赤ちゃんを寝かせられたり、食べ物を乳幼児用に変えてもらったり出来ます。
はーきゅんはすでに2歳だったせいもあるのか、ものすごく早くチケットを手配して席のリクエストの電話をしたものの、最前列はすでにいっぱいだとのことでとってもらえませんでした。。(全席満席の日でした)
でもオムツをもらえたり、キャビンアテンダントさんが機内でもとっても親切にサポートして下さってすごく助かりました
事前予約が必要なものもあるので、リンクしたサイトを見て条件があえば是非お試し下さい
美容院
アメリカに行ったら美容院探しに一苦労するのは目に見えていたので、出発ギリギリに福井の美容院に行きました。
お母さんいきつけの美容院でなかなかGOOD
私も気に入ってます
出産でお里帰りしている時もそこでカットしてもらってから藤枝に帰りました
(またお店の名前は今度紹介します)
あ~、日本の美容院行きたいよ~~
息子の持病の薬の受け取り
息子の持病の薬も、なるべくギリギリにもらったほうが消費期限的にいいと言われていたので小児科にかかって処方してもらいました。
アメリカに来てしばらくはよく出ていた蕁麻疹も今ではすっかり出なくて、薬もほとんどそのまま残っています。
ちなみにせっかく英文で診断書用意してもらったのに、病院でアメリカにはこんな薬ないって言われちゃったけどね~。
携帯解約手続き
ドコモの携帯がギリギリまで使えるようにしつつ、解約手数料がうまく抑えられる一番いい方法をドコモショップの人に相談して解約しました。
アメリカに来たらアイフォンを買いましたが、ドコモと互換性なんてもちろんないので、ドコモの携帯を見ながらそれはそれは地道にメールアドレスなど手打ちで登録しました。
メールアドレスが長いのは私の性格上登録し間違えたりなんかして、さらに着信拒否で届かなかったりとなかなかな日々を送りました
未だにどうしてもメールが届かない方多々ありです。。。
日本の銀行口座残高等、ネットで最終チェック
ネットで銀行口座が見られるように藤枝で急いで登録して、福井にいる間に最終整理を済ませてアメリカに来ました。
このネットの登録も、銀行に直接行かなければいけなかったり、暗証番号とかの登録が邪魔くさかったりで結構手間でした。
手続きをした時に、海外からネットで銀行口座の閲覧、操作などは出来ない(してはいけない)といわれていたので、福井にいる間に済ませました。
(すっきりすっきり)
実家に残していく荷物の写真撮影
母のアイディアで、帰国した時に実家に寄る時少しでも荷物が減らせるように、下着や靴やコート、それぞれの季節のの洋服を少しずつ実家においていくことにしました。
二人目が出来たら福井で出産の可能性もあるので、それに備えてベビー用品も半分は福井にもって来ました。
でも何があるかすっかり忘れてしまうと思ったので、ざっくり写真をとってきました。
こういうことも実家が嫁ぎ先から近かったら何にも必要ないんだけどね。
一時帰国の予定時期、出産の予定時期、そういうことを予測して必要な物を藤枝、福井、アメリカにほどよく配分するのってパズルみたいな作業でした
国外転出届
福井で転出届をだしました。
福井で発行してもらった息子の医療費の受給者証も一緒に返却し、書類も出して手続き終了です。
スーツケースは事前に空港へ
出発日の何日前までに!って指定されている日に宅急便で荷物を空港に送りました。
とにかくミニ怪獣と一緒なので国内の移動も一苦労
私一人だと荷物が多いとおちおちトイレにも席をたてません。
ということで空港に事前にスーツケースを送りましたが、もちろんその数日分暮した荷物は持つしかない
機内で少しでも騒がないようにお菓子やおもちゃや絵本を手荷物用バッグに入れたりと結局なかなかの荷物でした。
しかも空港にちゃんとスーツケースが届いてるのか、ちゃんと受け取れるかは結構ドキドキしました
もちろん全然問題なし
こんな感じで準備を進めながらしばしお別れの日本&福井生活を満喫させてもらいました。
なかなか会えない福井のお友達に会ったり、大阪の親戚の叔父さん夫婦&妹に会いに行ったり
さらにそこでお友達にも久々会えました
独身時代のお友達に会いに名古屋も行きました
千葉の叔父さんの家にも何十年ぶりに遊びに行かせてもらって、久々に従姉弟と楽しい時間も過ごすことが出来ました。
なかなか完成しなかったはーきゅんのアルバムも作りもせこせこやって、実家の父親に「暇人やなぁ~~」とよく言われました
5年以上日本を離れるとなると、どの人ともお別れは切ないものがあったけれど、思う存分会いたい人に会えてすっごくよかったです
出発当日は、はーきゅんと二人で心細く旅立つって絵しか想像していなかったのに、
千葉のおじさんや従弟のYちゃん、義妹のふぇちゃん夫婦がわざわざ成田空港まで来てくれて、みんなに見送られて出発できて幸せでした
本当、自分だけではとっても無理ってくらい困難を極める海外赴任準備だったけれど、
みなさんの力を借りてなんとか出発の日を迎え、
11時間のフライト&乗り継ぎにも耐えてアメリカ生活スタート出来てよかったぁ~~。
やっとやっと乗り越えた~って感じ。
あれは人生に何回もはやりたくないな。。。
これで日本での海外準備のご紹介は終了です
ほんのちょっとアメリカ新生活の出だしだけ紹介して、
シリーズ「アメリカ赴任準備と新生活」はおしまい