※※※ このプログの内容は狂人の妄想です。くれぐれも本気にしないように。
登場する人物・団体・神様は想像の産物であり、現実の類似物とは無関係です。
自分が神仏だとか、神仏の遣いだとかリアルに思っている人は「自己愛性人格障害」の可能性があります。専門医を受診しましょう。非常識な行動で社会秩序を乱さないようにしましょう。 ※※※
※長くなったので前・後編にわけています。
人間として生きている女神の紹介は前回で終了した。
あと一人、世界的に活躍しているアメリカのアーティストがいるが、彼女の神名は『ギリシャ神話』の木霊・エコーしか知らない。日本での神名がわからないので、詳しい説明ができない。
と、いうことで、今回から男神(おがみ)の紹介になる。
ただ、母賢者によると、国内で人間をやっている男神は3人のみ。私が把握しているのは2人だけで、他には海外に1人いることを聞いている。
因みに、把握していないもう1人は、CMディレクターらしい。全国的にも有名な某CMを制作した人だと、以前にGenkurowさんから聞いたことがある。
●スサノヲ神
『古事記』では建速須佐之男命(たけはやすさのおのみこと)、『日本書紀』では素戔男尊と表記される。
「根堅洲国(ねのかたすくに)」の王であり、国津神の最大派閥の長。
元は天津神の王であったが、考え方の違いから根の国(地獄)へ降りて国津神を束ねた。天津神の王の座は天照大神が継いでいる。
これは『旧約聖書』で、天使長ルシフェルが堕天使として地獄へ落ちて悪魔王サタンとなり、ミカエルが天使長を継いだ出来事と同じである。
これにより、「天使=天津神」「悪魔=国津神」「天照大神=ミカエル」「ルシファー=スサノヲ神」という図式がわかるだろう。
スサノヲ神は「破壊神」とされるが、この「破壊」は「再生」の前段階を示している。「破壊」なくしては「再生」も成し得ないのだ。
●北欧神話名
ロキ
最高神オーディン(天照大神)の義兄弟。世界を破壊に導く神とされる。
●ギリシャ神話名
ハデス
冥界の王である。
妻・ペルセポネはイザナミ神と同一。
以後の神話での妻はすべて弁才天と同一神であるが、『ギリシャ神話』時代の弁才天はアルテミスであり、処女神としての縛りがあるため、夫は持てなかったと思われる。
●ヒンドゥー神話名
シヴァ
破壊神として登場する最高神の一柱。再生神でもある。
妻の一人、パールヴァティーは弁才天と同一神。
●天使名
ルシファー、ラファエル
ルシフェルはラテン語で「明けの明星」を意味する。
元天使長のときの名で、堕天使としてサタンとなったことは上記の通り。
ラファエルは「三大天使」としての名。
「三大天使」のミカエル、ガブリエル、ラファエルは、『記紀神話』の「三貴神」である天照大神、月読命(つくよみのみこと)、スサノヲ神とそれぞれ同一である。
●悪魔名
サタン
悪魔王としての名。
妻・リリスは弁才天と同一神。
「悪魔」という考え方はユダヤ教・キリスト教のもの。日本では悪魔であっても神は神である。
サタンを王とする悪魔(国津神)たちの行動理念は、人間に恐怖を与えること。これにより人間は天使へ助けを求め、神々に対する信仰心を高めるという効果を狙っている。
人間にギリギリの恐怖を与えるのは、古くから人間に寄り添ってきた自分たちにしかできないと国津神たちは言う。国津神たちは、常に人間が感じる恐怖を研究してきた。
私は以前、人間が恐怖を覚える音の組み合わせというものを、弁才天から解説してもらった。かなりマニアックである。
悪魔信奉者を「サタニスト」と言うが、彼らが考えている悪魔的行為は、サタン派の悪魔たちの言動とはかなり異なっている。
一般的にイメージされている「悪魔」の生態は、ベルゼブブを王とする悪魔の派閥が近い。
ただしサタン派であっても、下級の悪魔の中には人間を食べることしか考えていないような者も少なくない。
出雲の佐太(さだ)神社にはスサノヲ神が祀られているが、弁才天によると、「佐太」は「サタン」に由来しているそうだ。
神社関係者が聞いたら怒りそうだが・・・( ̄ー ̄;
●日本神話名
国之常立神(くにのとこたちのかみ)、国生神(くなりのかみ)
国之常立神は天地開闢(てんちかいびゃく)における独神(ひとりがみ)としての名。
国生神は伊勢神宮関連の神社で使われる名。
天津神の聖域である伊勢では、力の強い国津神の名は忌名(いみな)とされ、伊勢地域だけの神名に変えられている。瀬織津姫(弁才天)も大水上神などとなっている。