先日、公開された映画「奇跡のリンゴ」を早速、観てきました。
フィレンツェ映画祭では、同映画祭唯一の賞である観客賞を受賞したそう
ですが、思っていた通りとても良かったです。
この映画のモデルとなった青森県のリンゴ農家、木村秋則さんを題材に
した本「奇跡のリンゴ」を、数年前に手にした時には自分自身の姿と重ね
合わせて涙を流しながら、読みました。
私の場合は木村さんほどの壮絶さはありませんでしたが、普通に
慣行農業をしていたのでは絶対に経験することのないような、肉体的、
精神的な苦労が多々ありましたので、今回の映画でも最初の段階から
涙腺崩壊状態でした。
映画の内容は皆さんに実際に観に行っていただくことにして、私自身の
この映画に関する、不思議体験を書きたいと思います。
本を読んだのは5,6年前だったと思いますが、3年ほど前、ジャパン・
カレッジ・オブ・オステオパシーの学生だった頃に、山手線の電車に乗り、
車内から通過駅のホームを見ていると、そこに立っている大きな看板に、
間違いなく「奇跡のリンゴ」の映画ポスターが貼ってあったのです。
上の写真とは違いましたが、男性と女性が立っている写真があり
「奇跡のリンゴ」の文字が書いてある。
これは見に行かなければと、家に帰ってからネットで検索しても
「奇跡のリンゴ」が映画化されたという情報は、全く出てこない。
私の頭の中で、違うポスターが脳内変換されてしまったのか、
その瞬間だけ私が別の時空へ移動していたのか、いまだに謎です。
この映画のモデルである木村秋則さんも、宇宙人に連れ去られたことが
あるそうですし、もしかしたら私も宇宙人に連れ去られて、未来の
景色を見ていたのかもしれません。
とにかく、この映画は私のいろいろな思いを抜きにしても、とても
良い映画だと思いますので、オススメです。
ちなみに音楽は久石譲さんが担当していて、映画の中では木村秋則さん
本人もヒッチコックのように、ちょこっとだけ出演しています。
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