内容は、「超陰気な家族の営む自殺用品専門店に、超明るい末っ子が産まれた」というお話です。
あらすじだけ読むと、良い話っぽかったのでした。
すみません、超ネタバレ感想です。
衝撃的過ぎたので、自分のなかで整理する為に書いてます。
オチに触れているので、読む予定のある未読の方はスルーして下さい。
■感想
問題の最後の一行。
はじめは、この男の子は実はこの家族が幸せになるために使わされた天使で、きっとこの一行の後には、書かれていないだけで、男の子が落下した地点には彼の姿は無いのだろうと思いました。
光と共に消え、家族はこの不思議な現象に「ああ、あのこは天使で、私達に希望を与えに来たのだな」と思い空を見上げる。
そんなハッピーエンドを想像しました。
しかし、一瞬のその後、「自分がそう思いたかっただけだ」という事に気付きました。
何故ならこの小説のテーマは、訳者あとがきにある通り「自殺」ですし、何より彼が最後に呟いた言葉は「任務遂行」だったからです。
中盤の御伽噺の様な幸せな展開も、このラストの為の布石です。
家族だけではなく、読者もこの子を好きになるように仕向けている罠です。
ラスト、未来への希望を疑わず、憂いから解き放たれ、後2メートルで、全てが完璧になると信じる家族。そして読者。
読者も家族と同じ気持ちです。
それが彼には う れ し く て 仕 方 が 無 い 。
そして、「任務遂行」
これはもうどう考えても結果は「ヒュー、グシャッ」です。
家族も読者も「うわああああ!?」「イヤアアア!」です。
家族は、今まで自分達が感じていた喪失感や失望感が、如何に生温いものであったかという事を知る事になるのでしょう。
彼の目的は、生れ落ちた時からこれです。
最もデヴァッシュ家的な子どもです。
人知を超えて悪魔的です。
そして読者も、「死んで欲しくない人物に突如自殺される」という疑似体験をする事になりました。
何故なら、このお話のテーマは「立ち直り」ではなく「自殺」ですから。
自殺とはどういうものか、という事を、自殺という事件を経験した事がない自殺用品専門店の家族と読者に体験させる為の子どもだったのだ――というのが、私の解釈です。
ストーリーはとても良く出来てると思いましたが、感情的にこんな話は嫌だった…
ブラックユーモアらしいけどどこら辺がユーモアなのかさっぱり解りませんでした(汗)
訳者あとがきも、読了後では納得の行く内容ではありませんでしたが、ネタバレを避けてこういうあとがきになっているのかな…?
2012年にフランスでアニメーション映画だそうですが、ラストはどうするのでしょうか。
このままのラストだと、映画で見るには一般ウケしなさ過ぎるんじゃ…しかもアニメじゃ。
はじめは、この男の子は実はこの家族が幸せになるために使わされた天使で、きっとこの一行の後には、書かれていないだけで、男の子が落下した地点には彼の姿は無いのだろうと思いました。
光と共に消え、家族はこの不思議な現象に「ああ、あのこは天使で、私達に希望を与えに来たのだな」と思い空を見上げる。
そんなハッピーエンドを想像しました。
しかし、一瞬のその後、「自分がそう思いたかっただけだ」という事に気付きました。
何故ならこの小説のテーマは、訳者あとがきにある通り「自殺」ですし、何より彼が最後に呟いた言葉は「任務遂行」だったからです。
中盤の御伽噺の様な幸せな展開も、このラストの為の布石です。
家族だけではなく、読者もこの子を好きになるように仕向けている罠です。
ラスト、未来への希望を疑わず、憂いから解き放たれ、後2メートルで、全てが完璧になると信じる家族。そして読者。
読者も家族と同じ気持ちです。
それが彼には う れ し く て 仕 方 が 無 い 。
そして、「任務遂行」
これはもうどう考えても結果は「ヒュー、グシャッ」です。
家族も読者も「うわああああ!?」「イヤアアア!」です。
家族は、今まで自分達が感じていた喪失感や失望感が、如何に生温いものであったかという事を知る事になるのでしょう。
彼の目的は、生れ落ちた時からこれです。
最もデヴァッシュ家的な子どもです。
人知を超えて悪魔的です。
そして読者も、「死んで欲しくない人物に突如自殺される」という疑似体験をする事になりました。
何故なら、このお話のテーマは「立ち直り」ではなく「自殺」ですから。
自殺とはどういうものか、という事を、自殺という事件を経験した事がない自殺用品専門店の家族と読者に体験させる為の子どもだったのだ――というのが、私の解釈です。
ストーリーはとても良く出来てると思いましたが、感情的にこんな話は嫌だった…
ブラックユーモアらしいけどどこら辺がユーモアなのかさっぱり解りませんでした(汗)
訳者あとがきも、読了後では納得の行く内容ではありませんでしたが、ネタバレを避けてこういうあとがきになっているのかな…?
2012年にフランスでアニメーション映画だそうですが、ラストはどうするのでしょうか。
このままのラストだと、映画で見るには一般ウケしなさ過ぎるんじゃ…しかもアニメじゃ。









