震災ストレスが絵や遊びに影響
(2011/5/19、毎日新聞)
東日本大震災の被災地で最多の死者・行方不明者が出ている宮城県で、津波の絵を夢中になって描いたり、テレビの映像におびえる子どもが増えている。
震災によるストレスの影響とみられ、心配を募らせる教師や親たちに、専門家は「一種のはけ口であり、自然な反応と思って受け止めてほしい」とアドバイスする。
<中略>
阪神大震災やスマトラ沖大地震などで心のケアにあたった兵庫教育大大学院の冨永良喜教授(臨床心理学)の話
津波ごっこなどは大人のフラッシュバックと同じで回復への第一歩。
教師や親が適切な対応を知ることが重要だ。
しからずに抱っこしたり、言葉をかけて安心できるメッセージを送ってほしい。
震災ストレスが子供の絵や遊びに影響を与えているようです。
ただこうした行動は回復への第一歩であり、過剰な反応を示すのではなく、自然な反応だと受け止める必要があるとのことです。
津波ごっこをしているといって、叱ることなく、だっこしたり、言葉をかけたりして、安心して大丈夫というメッセージを伝えることが重要なのだそうです。
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