280T(2) | CarLife

280T(2)

さて、前回に引き続き「280T」の試乗体験記。
近所に「ネッツ」があるので、当初はアルテッツァの下見に行ったが、そこの営業の人と仲良くなり、「アルテッツァなら…限定バージョンでも試乗してみます?」と…そこに偶然あったのが「280T」だった。
画像ファイル "http://au.lexusownersclub.com/forums/uploads/photo-196.jpg" は壊れいているため、表示できませんでした。

走る前は、当然タダのアルテッツァと同じで、ただエキゾーストサウンドの重低音が異常に心地よかったのを覚えている。
スタート時、クラッチを切るとツインプレートの重みがズシッと左足にもたれ掛かる。ちょっと乱暴に扱うと、すぐにエンストしてしまいそうな程デリケートなクラッチになっていた。

クラッチを繋げてスタートする瞬間も、乱暴に扱うとすぐにリアがホイルスピンしてしまう程ジャジャ馬である。
ノーマルでは20kgm台だったトルクも、280Tだと30kgmを越えてるので文句なし。ただ、280psでFR(フロントエンジン・後輪駆動)なんて扱い慣れていない為、リアが挙動不審になりやすく(普通に運転すれば問題無いんですが…)非常に参った記憶が鮮明だ。

これに乗ってしまうと、ノーマルのアルテッツァには乗れなくなる。物足りなさを殆どカバーしている車種だからこそ、是が非でも欲しいと感じた……だからこそ、アルテッツァ購入を迷ってた訳だが…逆に、それほどのポテンシャルを持っている車を、何故完全な形で市場に出さないのだろうか…。

とにかく、280Tを諦めた私は、走りの職人の意気を感じるレガシィにしたのだった…