ありゃ馬こりゃ馬
漫画です。全17巻。原作:田原成貴、絵:土田世紀。
最終巻が発行されてからもう10年近く経ってますが
原作が田原成貴氏ということで、これは買わなくては!!と
大人買いしました。
最初は読みきりだったようで
笑いありな感じさらっとで読んでいたのですが
巻が進むにつれ、どんどん競馬の深いところまで
描かれて、大変読み応えがあります。
田原氏にしか描けない作品です。
そして漫画家・土田世紀氏の画力がすばらしいからこそ
ここまで引き込まれるのだと思います。
これ以上の競馬作品は、この先も現れないのではないでしょうか。
最終巻の最終話では、思わず泣いてしまいました。
騎手が馬に対してどのくらい思い入れがあるのかというのは
私のような馬に関わっていない者には
一生知りえないのですが
みんな氷室のような気持ちなのかなと
思いたい自分がいます。
これって映画化できないですかね?
競馬場の撮影許可って難しいのかな?
それよりなにより、キャストが難しいですかね。
キャラが立ってて、騎乗できる人材となると。
「八百長」という本でファンになった田原成貴氏ですが
一層ファンになってしまいました。
覚せい剤事件がなかったらと、本当に悔やまれます。